スキーヤーは熱扉車の夢を見るか

「オープンカーで如何にしてスキーに行くか?」に挑戦してきたスキーヤーがたどりついた熱扉車=ホットハッチライフ。

カテゴリ:クルマ > GRヤリス全般

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納車から5ヶ月あまり、街乗りから峠、首都高から高速までいろんなシュチュエーションである程度の距離をこなしましたので、このあたりで走りのインプレッションをまとめておきたいと思います。

120psを絞り切るパドルシフト
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このエンジンの一番オイシイところ(3~5000回転あたり)を使いながら、パドルシフトをカチカチ操作して峠を走るのは脳みそがトロけそうな気持ちよさがあります。これが非常識に飛ばさなくとも味わえるのは、まさに合法ドラッグです。CVTであることを忘れそうですが、おそらく10段のステップの切り方が絶妙なんだと思います。ドライブモードは、パドルを使うならNORMALの方がショックが少ないのでおすすめです。
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Dレンジに入れっぱなしでパドルを使わないなら、POWERモードを選ぶと回転を高めにキープしてレスポンス良く走りますし、コーナー手前のブレーキングでも賢くシフトダウンもしてくれます。峠で前走車がいる時や、初見の道でペースを抑える時はこちらの方がスムースに走れると思います。

ソリッドにしてリニアなタッチのブレーキ
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レンタカーで借りた時はあまり印象になかったのですが、ブレーキは望外に良いです。キャリパーはノーマルヤリスと同じツーピースタイプですが、踏めば踏むだけ効くし、抜けば抜いただけ緩むリニアさは欧州車の趣きがあります。ボクスター時代は「モノブロックキャリバー+対抗ピストンじゃなければ!」でしたが、べつにそんなことないな〜と思ってしまいます。

クイックではなくファスト。おもいのままのハンドリング
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ステアリング操作に対して過敏でもルーズでもなくノーズがインに入るのは最近のクルマなら当たり前になってきましたが、その後もパーシャルでピタッとニュートラルを保ち、よほどのペースでなければ切り増してもアンダーは出ず、S字での切り返しで重心が反対側にダイレクトにシフトするようなフットワークは非凡です。この車がFFであること忘れてしまいます。

3ドアのヤリスとして気負いなく乗れる
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ここまでスペシャルでスポーティなのに、街乗りや高速での乗り心地はあくまでもしなやか。パーキングスピードではステアリングも軽く、ノーマルヤリスと同じインテリアは肩の力も抜けてて、足グルマとして過不足なく使えるのがイイです。

ポルシェに似てるけど、ちょっと違う
操る楽しさと快適さや実用性を両立している点で、このクルマはポルシェに近いものがあります。これはレンタカーで借りた時から感じていましたが、自分で所有してからも変わりません。

ポルシェの方が両立している次元が高く、それに伴って手に入れるためのコストも高く、味わえる機会も限られるのが大きな違いですが、中でも一番違うのは所謂「着ている」感覚の濃さです。
クルマの隅々まで自分の神経が入り込んでいるというか、自分の皮膚にボディやサスペンション、ブレーキが貼りついているような感覚はやはりポルシェならではで、GRヤリスはそこまでの一体感はありません。おそらく沢山の要素が積み重なった結果なのでしょうが、一つ大きいのはシートの差かな、と思っています。
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GRヤリスのシートも決して悪くありません。追加コストを払って社外品に変えるまでもないと思えるくらい良いです。ポルシェのシート(標準でレカロ製)が異常に良いだけだと思います。

車両の価格や維持費の安さ、手軽に乗れる車格にもかかわらず、走りの満足度はかなり高いです。こういうクルマはなかなか現れないと思うので、このタイミングで買ってよかったなあ、と思っています。

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暗く黄色かったマップランプを白色LED化しました。明るさの差は歴然です。
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ループランプは購入後間も無くLED化、ライセンスランプは全オーナーがLED化しており、前照灯やフォグ、バックランプやウインカーは初めからLEDなので画龍点睛を欠く状態でした。
マップランプは電球色のLEDが基板状に実装されており、ルームランプのように簡単に交換できません。いままではオリジナルの基板を活かしたまま、LEDユニットをかぶせたり、ハンダ付して接続するキットしかなかったのですが、きがつけばシェアスタイルから基板ごと交換する商品がでてました(ヤリスクロス前期専用とありますが、GRヤリス前期にも使えます)。


交換手順は公式チャンネルで紹介されてます。私はちょっと間違ってしまったしまったのですが、無事に交換できました。

パッケージは飾りっ気のないダンボールで届きますが、店頭で買うわけじゃないので全然問題ないですね。
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本来の交換手順ではランプユニット全体を車体から外すのですが、ちょっと勘違いしてカバーだけを外してしまいました。いきなり基板がポロリと出てきて面食らいましたが、やることは理解してるので車体からのハーネスのコネクターを外し、そのまま進めます。
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上が今回購入した基板、下がオリジナルの基板です。
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ランプカバーからでているハーネスのコネクターをオリジナルから差し替え、基板を乗せます。
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特にツメなどはないのですが、なにかカチッとなって外れなくなったので、そのままそーっと車体に取り付けて完成。正しい手順ではないですが無事点灯しました。
一つ問題があったとすれば、オリジナル基板に表面実装されてた SOSボタンのスイッチがもげてしまったこと。おそらく無理にランプカバーを外した拍子にこじってしまったのでしょう。
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故障に備えてスペアにしたかったのですが、断念です。

マップランプのスイッチは手探りだとドア連動スイッチと区別がつかず、結構イラッとします。後期型では対策として凸形状がついたらしいのですが、そもそも暗くても光ってればイイんじゃね?と思いダイソーの蓄光シールを貼ってみました。
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立体駐車場の地下に保管してるのでどれくらい蓄光できるか謎ですが、買った状態ではほんのり光ってます。
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うまくいくようならグローブボックスの取手とか、ドアハンドルとかにも貼ろうと思います。
 
 





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まだ無料期間が2年ほど残っているT-Connectをアクティベートするために、都内のGRガレージに出向いたところ「メーカー保証も残っており、点検を受けてもらえば継承できます」とのことだったので、その場で点検を予約し、先日再訪しました。
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点検で指摘されたのは2点。まずは、先日ホイールをENKEI PF-07に交換した際に挿入した5mmのホイールスペーサーはナットの掛かり量が足りない、ということで外されてしまいました。
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一般的に5mmまでならギリOKと言われますが、たしかに自分で測っても10mmくらいしか掛かりがないことはわかってたのでしょうがないですね。見た目にほとんど影響はないですし。
GRの車は、車載時に締結するための穴が4つボディに空いており、納車時にゴムキャップで塞ぐそうなのですが、そのキャップがない=穴が空いたままということがわかりました。これ自体は保証に影響はなくメーカー保証の継承はできましたが、ここから水が入ったりするそうなので、キャップを注文しました。
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価格は4個で540円くらいでした。拡大するとこんなパーツです。無駄に綺麗だ。
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取付箇所はジャッキアップなどしなくても手が届くので作業自体は簡単です。
こちらがフロント側の装着前。フロントタイヤの脇にあります。
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装着後。GRガレージの担当者からは「ゴムが硬いかも知れません」と言われましたが、むしろ柔らかくて、中に押し込みそうでした。
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こちらはリア。完全にボディ下面なので、こちらの方が面倒です。
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リア側の装着後。膝をついての作業になるので、ウエスやタオルを膝の下に敷くと痛くなくて楽です。
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特にフロント側はタイヤが巻き上げた水や雪がモロに当たる場所なので、夏の間に対処できてよかったです。



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持たないカーライフの間、しばらく縁が無かった車内小物をいろいろ交換、装着しました。
まずはエアコンフィルター。
販売店にクルマを見に行った時は特に車内の匂いは気にならなかったのですが、納車後に走り出した途端に「エアコンが臭え!」
根本的にはエアコン内部の清掃が必要ですが、自分でできることをまずやってみよう、とその足でオートバックスに寄ってBOSCHの最高級品を購入しました。(4500円くらい笑)
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店頭の適応表にGRヤリスは載ってませんでしたが、ネットで検索しAP-T10を選択。


交換手順も同梱の取説を読めば簡単です。車検の時によく交換を勧められますが、こんなの自分でやりましょう。
こちらが着いていたフィルター。画像拡大すると結構汚いです。恐る恐る匂いを嗅いでみると確かにちょっと臭い。
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交換後の新品。
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今のところ臭いは解消されたと感じますが、同乗者の妻は「鼻が詰まってるのでわからない」そうです。

USBシガーソケットアダプター
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私がディスプレイオーディオのUSBコネクターを使っていると妻がiPhoneを充電できないので増設。GRヤリスのシガーソケットは奥まったところにあり「挿さらない」と怒られないように、裏表どちらでも挿さるタイプにしました。
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セーフティハンマー
かつてバルケッタからボクスターに乗り換えた際、幌が電動になったので装備するようになりました。GRヤリスは屋根があるので当然必要になります。運転の邪魔にならず、運転席からも助手席からもすぐに手が届く場所として、センターコンソールの助手席側に装着。
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ゴミ袋を掛けるフック
かつては自分の車にゴミ箱は必ず装備していましたが、「タイムスのクルマみたいに、車内にゴミ袋をストックしておいて、その都度捨てればゴミ箱は要らないんじゃない?」との妻からの提案が正論すぎたので、レジ袋を引っ掛けるフックを取り付けました。
場所はセンターコンソール最後部にある使い道の無さそうな凹み。
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ここなら左右どちら側にも吊るすことが出来て便利(なはず)。
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次はオーディオに手を入れます。


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GRヤリスは登録の際、自宅マンション管理会社の不手際で車庫証明の取得にトラブルがあり、契約から納車まで時間がかかったのですが、その間の悶々とした気持ちをぶつけるためイラストを描いたりしていました。
そもそも描こうと思ったきっかけは「どうせヤリスなんだから、一見するとカーシェアやレンタカーみたいなステッカーを貼ると面白いのでは?」という思いつきでした。しかし私が考えるようなことはたいてい先に考える人がいて、「Times CAR SHARE」をもじった「This IS MY CAR」というステッカーがネットで話題になってました。


じゃあ俺はトヨタレンタカーで行こう、というわけで、クルマの走行ラインをモチーフにした「R」のロゴをドリフトさせて、そこにカウンターをあてたGRヤリスを描いたら面白いんじゃないかと。さらにアクリルキーホルダーにしたらいよいよレンタカーらしさが増してきました。
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イラストは扱いが小さいので、タイヤを大きくディフォルメした方がわかりやすいだろう、とか思っているうちにだんだん熱が入ってきてしまい、
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これ単品でもスペアキー用のキーホルダーにしてみました。
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裏面はGR車共通のグリルの六角形メッシュをモチーフにGRロゴをいれて純正っぽいイメージにしてます。

キーホルダーは早速使っていますが、ステッカーの方は各サイズ作ったものの、本当に貼るかどうかは考え中です。クルマ以外に貼るのもありですね。
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※各ロゴはトヨタやトヨタレンタリースの商標なので、私がこれらステッカーなどの現物やデータを配布することはありません。いや誰も欲しくないか(笑)。


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購入したGRヤリスは純正の18インチホイールにスタッドレスを履いている状態でした。「今年スタッドレス買わなくてすむかも」とか思ったのですが甘い考えで雪上で使える限界に近い摩耗具合でした。
このまま夏タイヤとして使うのは法律的には問題ないのですが、スタッドレスは一般的に(私の経験でも)ウエットグリップは期待できないので、安全第一で夏タイヤを買うことにしました。

私はクルマでスキーに行っていた時は走行距離のほとんどは冬に稼いでいましたし、クルマ本体も数年で買い替えていた(セリカは2年、レガシィは4年、バルケッタは7年)り、ボクスターは前後タイヤの消耗が違ったり(後輪は前輪の1.5倍消耗する)したので、夏タイヤを4本購入するのはバルケッタ以来だと思います。

ここ数年クルマ好きの間では韓国や中国の「アジアンタイヤ」が注目されています。当初は、価格は安いものの性能や耐久性に半信半疑で「人柱上等」という選択肢でしたが、徐々に評価を確かなものにしています。代表格の韓国のハンコックはモータースポーツにも力をいれており、種類のよってはピレリと同等くらいの価格になったりともはや定番の選択肢の一つと言えるでしょう。

今回私が購入したのはナンカン(台湾)のSpotsnex NS-25です。

メーカーとしては「プレミアムスポーツ」としていますが、そのわりにM+S、つまりオールシーズンタイヤともなっており、本当のところはどうなのか?今後感じ取っていきたいと思います。


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GRヤリスRS、納車されました。色はエモーショナルレッド(赤のメタリック)。妻が白はNGで私は黒がNGだったので、この色しか選択肢がないのですが、中古車の玉数が少なく苦労しました。また、前オーナーの好みでGRパーツのフルエアロが着いてます。私はあまりエアロ煩悩はない方なのですが、これはコレでカッコいいかもしれない。

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リアから見るとエアロどころか、4本出しのスポーツマフラーまで着いてます。私はマフラーが多いとか太いとか、いまどき排気ガスの出口を強調するのもどうかと思うし、そもそも3気筒なのに4本ってなんだよ!というタイプなので自分なら絶対着けないオプションですが、排気音は良いです。レンタカーで借りた時もこのクルマの数少ない欠点として「音と振動の質感のなさ」を上げてますが、

運転中に聞こえてくる音はだいぶ改善されてる気がします。
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黒ボディではパッとしなかったサイドビューも、赤だと黒いパーツとのコントラストがついて「特別感」が出ていいですね。ホイールは黒光沢でスポークが細いのが好みじゃないのですが、じゃあどんなのが良いか?と考え出すとなかなか難しいです。

これから心機一転、ホットハッチ(死語か?)ライフが始まるので、ブログタイトルとデザインも変えました。「熱扉車」はホットハッチの私の勝手な直訳で正式な中国語とかではないのであしからず。

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