スキーヤーは熱扉車の夢を見るか

「オープンカーで如何にしてスキーに行くか?」に挑戦してきたスキーヤーがたどりついた熱扉車=ホットハッチライフ。

カテゴリ:クルマ > 卒車の小道具

レンタカーの使いにくいポイントは「営業時間内でしか貸し出し、返却ができない」だと思います。レンタカーの営業所は地方でも都内でもだいたい20:00くらいまでなので、「帰りの渋滞を見越して、家の近所に20:00に到着することが必須」となると、かなり余裕をみて現地を出発しなければなりません。これでは週末レジャーの交通手段としては致命的に使いにくいですね。

一方、カーシェアは、24時間いつでも貸し出し返却ができるものの、なんとなく「短距離、短時間で借りるもの」で「長距離、長時間では割高」なイメージがあり、今までスキーやスキー場近辺でクルマを使いたい時は、新幹線駅近くのレンタカー営業所で借りていました。

でもそれって本当か?と思い、今年のゴールデンウィークは、東京からカーシェアで往復してみました。昨年のゴールデンウィーク(新幹線+レンタカー)と費用を比較した表がこれです。
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総費用では、実はカーシェアの方が安いです。ただし、新幹線はえきねっと15%オフの2名で計算してるので、これが35%オフなら接近しますし、1名なら逆転します。

もちろん新幹線は運転しなくていい、時間が読める、などのメリットも大きいですし、ETCの休日割が復活するか否か、ガソリン代は変動が大きいものですから、あくまで参考になればと思います。

 
 

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クルマを手放して1年が経過しました。金銭的負担はどれくらいだったのか、それに対する私の気分はどうかも含めてまとめてみたいと思います。

昨年4月から、今年の4月まで、レンタカー、カーシェアに支払った金額は¥89,689でした。内訳は以下の通りです。

レンタカー        ¥57,312
レンタカーのガソリン代  ¥4,965
カーシェア         ¥27,412
合計        ¥89,689

カーシェアはだいたい月1回ほどの利用。
レンタカーの内訳は、昨年のGWで借りたフィットが96時間で¥25,220、秋に借りたGRヤリスが45時間で¥33,550でした。



昨年は夏休みにオリンピックを観ていてどこにも出かけなかったのはイレギュラーですね。その分GRヤリスで贅沢した感じです。

もしボクスターを所有していた場合、この9万円弱という金額では、自動車税と任意保険を払うのにちょっと足りないくらいです。車の維持には車検や駐車場代、ガソリン代もあるので、とうてい賄えません。いずれも一般的な国産車に比べれば高額ですが、法外に高いわけでもないと思います。
車両代はローンが払い終わればゼロですが、私の場合はほぼ同額を次の車の頭金として貯金していたので、ずっと払っていたことになります。

ポルシェを所有して乗ることは最高のドライビング体験であるばかりでなく、一流を我が物として味わうという、人生経験として代え難いものではありますが、コスト差がそれに見合うか?といわれると疑問です。

ポルシェを持たない代わりにレンタカーやエクスペリエンスセンターを利用するという選択肢もあるのですが、結局は利用しませんでした。



レンタカーで借り出しても、高額な割に公道でその真価を味うチャンスが少ないのは同じです。かといってエクスペリエンスセンターのようなクローズドコースでお金を払うならいっそのことフォーミュラカーを運転する方が貴重な体験ができそうです。


これは「普段使いできる乗用車として洗練されているのに、レーシングカーのように速くて楽しい」というポルシェの凄さこそのジレンマと言えます。

ポルシェに関していえば、峠道が近くにあるなど、真価を味わえる環境が整っているか、週末ごとに箱根に通うほど運転が好きか「所有する」だけで満足できるか、いずれかの場合でないと「もったいない」かもしれないです。
かといって一般的なクルマでも維持費や車両代はそれなりに必要なので、公共交通機関が無いなど、クルマがないと暮らせない環境でなければ、やっぱり「もったいない」。これがこの1年での私の結論ですね。

一方、カーシェアやレンタカーでいろんなクルマを運転したことは、面白かったですし、視野やがひろがる経験にもなり興味深いものでした。

特に今年のゴールデンウィークに借りた「普通のヤリス」は私の価値観を揺さぶるすごいクルマでした。次回更新で詳しくレポしますのでお楽しみに。
 
 
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自家用車というものは自分自身ももちろんですが荷物も運べます。自分を運ぶのは公共交通機関でもできますが、荷物は持ちきれない場合も多いです。そんな時は宅配便を使うわけですがそのたびに段ボールを探すのは手間ですしちょうど良いモノがないかもしれません。そこで、自分専用の通函(かよいばこ)を買いました。
「通函」は生産や流通の世界では一般的ですが、馴染みのない言葉かもしれません。要は何度も使える段ボールです。例えば、部品を生産する下請け企業と、それを組み立てる元請け企業との間では、毎日たくさんこの荷物が行き来します。これを使い捨ての段ボールでやり取りするとゴミになるし勿体無いので、何度も使える箱を使います。これが「通函」です。

今回購入したのは物流資材大手「トラスコ」のこちらの商品

フタにロック機構(黄色いノブ)があるのが良いです。ここをガムテープなどで隠せばうっかり開いてしまうこともないので宅配便でも安心です。
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大きさは高さ違いで3種類ありますが、一番大きい50Lサイズにしました。スキーウエア上下+レーシングスーツ+ベスト+ハーフパンツ+ウインドブレーカーをいれてもまだ余裕があります。
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使用しない時は薄く折り畳めますので、空の状態で持ち運ぶのも楽です。
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通函の難点である「空箱を送り返す必要がある」ことに対応した知恵ですね。このまま肩にかけられるストラップとかあるとさらに良いのですが。


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「マイカー卒業」で述べたとおり、真髄を楽しむ機会がなかなか作れなかった我が家のボクスターですが、最も活躍していたのは、スーパーへの買い出し、いわゆる「スーパーカー」でした。
ボクスターを手放した今、なんの手も打たないと生活に困るので、新しいスーパーカーを買いました。

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1週間分の買い物を一度に一人でこなせるだけの大容量がありながら、折り畳むと玄関のデッドスペースにもピッタリ入ります。
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小さなバッグを引っ掛けるフックが付いているのですが、
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これを使うとスーパーのカートと合体して、店内で二つのカートを同時に取り回すことが可能になります。

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このカート、たくさん入るのはいいのですが…冷蔵庫のあるキッチンまで引っ張っていくわけにはいかないので、玄関と冷蔵庫の間を食材を持って何往復もしなければなりません。
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買ったものはいくつかのエコバッグに小分けしておくと、この手間が省けますね。次はそうしよう。
 
 

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