スキーヤーは熱扉車の夢を見るか

「オープンカーで如何にしてスキーに行くか?」に挑戦してきたスキーヤーがたどりついたホットハッチ=熱扉車ライフ。

カテゴリ: スキー

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今週は滑る予定はなかったのですが、苗場の積雪が豊富で、なんかもったいなく。
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ゲートトレーニング無しで、アプレスキーは温泉につかるのんびりスキーにしよう、と苗場へいってきました。

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金曜の夜、異変は忍び寄って来ました。東京駅の階段を一段抜かしで昇ろうとしたその時。踏み出した左脚に力が入らず転倒しそうに。その時はなんとか踏ん張り「あれ?」くらいにしか思わなかったのですが。

翌日、おそらく今シーズン最後の「スプラッシュボウル」オープンの予告を受け、そそくさとゲレンデへ。「なんとなく左脚に力が入りにくいなぁ」とおもいつつ、重雪のスプラッシュボウルを滑り切り、そのまま女子リーゼンバーンの深雪を蹴散らし、結構汗をかいたところで、山頂ゲレンデへ。

山頂リフトはオープンが遅れており、4〜5人目のポジションをゲット。運転開始と共に、今シーズン最初で最後のノートラックを頂き!のはずだったのですが、左脚の踏ん張りが利かず、転びまくり。さらには外れた板を履こうにも、ビンディングを踏み降ろす力すら出ません。
「パウダーで外した板を履けずにもがく」と言う初心者のような恥態を自分が晒している信じられない事態に恥ずかしいやら悲しいやら。

片足スキーで整地に脱出したものの、いくら踏ん張ってもビンディングをはめられません。まるで脚力も体重も足りない女性の初心者のような状態。どうやら太ももの前側に力が入らないようです。結局ヒールピースを手で引き上げて板を履き、そろそろとスキーを続けましたが、早めに上がりました。

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翌日も雪模様。風も強くまるでハイシーズン。

左脚の方は、残された筋肉を使っていたのか物凄い筋肉痛。そしてやはりビンディングを踏み降ろすことはできず。

そんな状態でも、外力とバランスをとったり、はたまたターン方向にいなしたり、という事は出来るものの、無理は良くないので早めに上がって終了。

ただの「のんびりスキー」のはずがとんでもないことになりました。

越後湯沢の「タイランドキッチン」で食べるべきものは食べましたが(笑)
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ごちそうさまでした。

脚の方は、病院に行ってきます。
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昨年の3月20日、左膝の内側側副靱帯を損傷してからちょうど一年が過ぎました。

怪我した直後は「手術かなー」との不安。

幸い手術は回避したものの、膝の拘縮で可動範囲が狭くなると「来シーズンには間に合うね」と主治医に言われても「本当か?この膝が本当にまた動くようになるか?」という不安。

膝が動くようになれば、ゲッソリ筋肉が落ちた左脚をみて「この筋肉戻せるのか?」という不安。

筋力が戻り、例年のオフと同様にトレーニングが出来るようになっても「板を履いた途端、残った靭帯が切れたりしないのかな?」という不安。

11月に狭山で雪上に立ち、12月に苗場で本物のゲレンデで滑るまで「本当に元どおりに滑れるのか」と言う不安。

主治医や担当理学療法士はもちろん、リハビリやトレーニングを続けた事を信じつつも、コブ斜面で嫌な感じで転んでも平気な事を確認するまで、常に心のどこかに不安がありました。

いや、今でも「今度片反したらアウトかも」と言う不安はあるかも知れません。ある選手も「手術した脚で片反してやっと安心した」と言ってましたし。

まあ元々片反は滅多にしない(怪我をした時の前はいつしたか思い出せないくらい)タイプなのですが。

一方、滑りの質については不安や焦りはさほど感じませんでした。

怪我の直前に今までにないほと絶好調だったこともあり「簡単に戻るはずがない」と思っていましたし、リハビリの中で「元の滑りや体の使い方ではまた怪我をする」と気付かされ、シーズン当初から「元に戻す」とは考えていませんでしたから。

にもかかわらず、先日は人生初の表彰台が転がり込んできて、最高のご褒美になりました。また、怪我を通じて、量より質を重視して練習するようになり、多くの気づきを得ることができたのはまさに「怪我の功名」でした。

もちろん、タイムを見ても受傷直前のレベルには到達できてないのは明らかですし、怪我をしない体の使い方や滑りへの転換は道半ば。

オフになったら、膝の怪我を防ぐためのトレーニングにも取り組みたいと思っています。怪我との付き合いはまだまだ続きそうです。
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一人合宿のしめくくり、石打スラロームに出てきました。
結果は、第1戦は1本目途中棄権、第2戦は3位表彰台をゲットしました!

この大会、以前から存在は知っていましたが、上越国際3連戦と日程が被っていることが多く、参加したことはありませんでした。しかし昨年、上越国際3連戦が大回転のみの開催になり、代替レースとしてエントリーを検討していたのですが、雪不足のため中止。晴れて今年初挑戦となったのです。
公共交通機関使用の私にとって、遠征のネックは交通機関の乗り継ぎ。朝イチのバスで越後湯沢におり、そこから上越線に乗るのは上越国際と同じですが、問題は駅を降りてから。上越国際のようにゲレンデ前に駅があるけではないですし、かといって越後湯沢駅からのシャトルバスでは受付時間に間に合いません。結局、最寄りの石打駅から徒歩しか手段がないのですが、これも受付時間ギリギリ。板とブーツを担いでやや早歩きする必要があり、結構きつかったです。

昨日の第1戦は天気にも恵まれ絶好のレース日和。このスキー場、大会はおろか、滑るの自体初めてだったのですが、眺望がなかなか良いですね。信濃川沿いの細長い平野から急に山が立ち上がる様子は南魚沼ならではの景観です。
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コースは中斜面で斜度変化はほとんどありません。距離も短いのでポールセットを覚えるのはとても楽です。
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雪面は硬化剤がほとんど効いておらず前走一人でコースに溝ができる有様。参加人数が少ないにもかかわらず、スキーブーム絶頂期の草レースのごとくコースは掘れてしまいます。まあ、苗場で練習していると掘れるのは慣れっこなのでむしろウエルカムだ、くらいの気持ちで1本目スタート。掘れた溝の中までグズグズに柔らかい雪面に戸惑いつつ、コースの攻略ポイントのストレートに差し掛かります。出口のゲートが振られており「そのままの勢いで飛び出すと後が苦しい」と読んでいた私は、ここでしっかり外スキーに荷重してラインを切り上げた!つもりだったのですが、板が溝に引っかかったか、意に反して私の体はフォールライン方向に飛び出してしまい、そこでコースアウト。スイッチバック禁止のローカルルールがあったので、そこで初日は終了〜

のはずだったのですが、「1本目失敗した人も、2本目滑れます。表彰はされませんけど」ということで(小さなレースにはたまにある)、ここでゴールしておけば、翌日の第2戦にむけて自分のポジションの予想がつくこともあり、2本目を滑ることにしました。

どうせ表彰されないし、タイムがわかるだけでもラッキーだ、と開き直ってスタート。コースの掘れは1本目以上で、暴れる板をいなしつつ、なんとかゴール。リザルトをみると…
なんと2本目だけならクラス2位のタイム!ああ、なんてもったいない!!第2戦からエントリーする人もいるので、予測は難しいですが、翌日は表彰台の可能性も出てきました。

明けて第2戦、再びヘトヘトになりながら石打へ移動。苗場は雪でしたが、こちらは雨模様。一時はかなり強く降ることもありました。
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しかし、雨の中ポールを滑るのは、ゴールデンウィークのトレーニングで実は慣れっこ。ゴアテックスのアウターシェルにオーバーグローブ、滑走用とは別の作業用のグローブ…などなど万全の装備で挑みました。

雨とはいえ気温は低く、昨日よりは締まったバーン状況の中スタート。

一本目は思ったよりエッジが効かず、ややモヤっとした滑りでゴール。結果は4位。やはり昨日ほど甘くはないか…

2本目は雨も弱くなり時折陽も射すコンディション。1本目の反省から、あれこれ作戦を考えていると、本日から参加で、先に滑り終えた苗場の練習仲間のTさんが「見えないけど掘れてて、板を取られるから気をつけて」と有り難いアドバイス。すると2人前の選手があわやコースアウトの失敗。柔軟に対応できるようリラックスしてスタート。

画像では難なく滑っているように見えますが、結構突然現れる溝に悪戦苦闘しています。

結果は前述の通り3位入賞。3位という順位は以前湯沢パークのスラロームで経験がありますが表彰台がなかったので、今回が人生初の表彰台になりました。
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他の選手の失敗ゆえのタナボタ的表彰台ですが、昨日はタナボタを提供する側だったので、お互い様ってことで(笑)。
商品は来シーズン使えるリフト券の引換券。来年も参加してね、ということでしょうか。
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もちろん参加します。

軽井沢でも一緒だったTさんとのタイム差を見直すと、この1週間の成果があったかどうかは微妙ですが、終わりよければすべてよし。堂々と出社できそうです。
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昨日は夜に降雪があり、久しぶりにパウダーが狙えるかな、と思いつつ、しかしゲートトレングもしたい…結局以前紹介した方法で…
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フリー用の板とスラローム用の板を担いでゲレンデまで歩きました。
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徒歩約20分、2台の板をたすき掛けにすると、ストラップが首に食い込みで結構きつかったですね。さらに片方のストラップの金具が破断。
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もともと通勤向けのトートバッグに付いていた物なので強度不足だったのかも。真似する方はお気をつけ下さい。

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パウダーは新しく拡大オープンした筍山山頂エリアへ。地形的には従来の山頂エリアよりもワイルドで、雪溜まりもできやすく、降雪量のわりには楽しめました。入り口はちょっと分かりづらいですが、それで良いのかも。
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今日は通常どおりフリースキーでのチェックの後にゲートトレング。もはや大会直前に追い込んでもあまり意味がないので、1セット3本づつと自分で本数を決めて何より集中して滑りました。滑りの調子は悪くないものの、コーチのアドバイスでぱっとタイムが上がるなどなかなか安定しません。まあ泣いても笑っても練習は今日が最後。明日の大会は初めての参加でレベルもわかりませんし、開き直って挑もうと思います。
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苗場一人合宿、3日目は通常どおり午前はフリースキーの中で細かい運動の確認、午後はスラロームのゲートトレングをこなしましたが、朝、ゲレンデに出る時にやや疲れを感じたので、4日目の今日は完全休養日にしました。午前中はHDDに入れっぱなしだった映画をみたり、ヒザの怪我予防の勉強をしたりして過ごしました。
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午後はスキー板の手入れをしたり
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近所の温泉にいったり
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食材の買い出しをしたり
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と細々とした用事をこなしました。

明日からまた頑張ります。
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一人合宿、順調に2日目を終えました。

初日のAMにちょっとした気づきがあり、バリエーショントレーニングをしたり、その効果をビデオでチェックしたりしています。

フリートレーニングの中で、見落としてきた自分のクセを発見し、それをフリートレーニングで矯正し、次はポールの滑りの中に落とし込んでいく。そのサイクルに集中できるのも競技スキーの面白さかもしれません。

競技スキーというのは、1/100秒縮めるための「気づき」を100個積み重ねて、やっと1秒タイムを稼げる、そんな地道なスポーツです(だからこそ滑るその時くらいは派手に行きたいのでスラロームが好きなのかも)。

その反面、ちょっとしたアドバイスで、自分の潜在能力がタイムになって現れることもあります。今日のポールトレーニングはそんな日になりました。

左がコーチからのアドバイスを意識した3本目の滑り。右がアドバイス前の1本目の滑りです。実に1.7秒も速くなってます。タイム以前に見た目に違います。アドバイスは自分なりに解釈して、滑りに落とし込む時に自分なりの「気づき」になるわけですが、この気づきを身体に定着させるべく、明日もトレーニングです。

苗場でよくあう元上司がいます。彼はすでに引退し、在職中から「プロ並み」「もはや自家菜園のレベルではない」と言われていた畑に精をだしているのですが、その賜物「無農薬のキャベツ」を頂きました。なんと収穫から半月たっているのに新鮮そのもの。そしてサイズの割りにずっしり重い!
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さっそく料理して頂きました。
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ソーセージと炒めて卵を落としただけ(妻の実家の定番メニュー)なのですが、旨い!たしかにこれは家庭菜園のレベルではありません。すごいなあ。
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毎年恒例苗場一人合宿、本日は移動日です。昨日会社から直接苗場入りする予定だったのを都合で1日延ばし、滑走日数が減ってしまったのですが、昨日は会社から東京駅までのアクセス路線である京浜東北線が、ちょうど私が乗車していたであろう時間帯にトラブルで運休しており、予定通り昨日移動していたら予約した新幹線に乗れず、苗場に上がる最終の路線バスにも乗れなかった可能性が高いです。災い転じて福となす、でした。

今回の一人合宿の最終ターゲットは、昨年雪不足で中止になった石打スラローム。初参加になりますが、どんな大会なのかたのしみです。
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左膝のMCL(内側側副靱帯)損傷から約1年、復帰第1戦として選んだのは軽井沢プリンスホテルスキー場で行われる「岡部哲也スラロームカップ」。過去にも何度か参加していますが、人工雪の硬いバーンと参加者のレベルの高さでなかなか納得のいく成績が出せていない大会です。

まずは硬いバーンに慣れなければ、と言うことで前日から新幹線で軽井沢入りし、事前練習に参加しました。車輌はやっと乗れたぜE7系(W7かもしれないけど)。
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事前練習当日の浅間コースは、軽井沢としては普通の硬さ。
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昨年までにだいぶ矯正できていたつもりの左外足ターンのローテーションを繰り返し繰り返し指摘されました。やはりケガの影響か、2〜3シーズンくらい技術が後退しているようです。しかしながら、緩斜面の滑りには新しい気づきがあり、いい練習になりました。

今回の宿泊は今話題のwアパホテル。
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駅からは近いものの部屋は荷造りに苦労するほど狭くコスパは良くないのですが、今まで使って来た宿が軒並み廃業してしまったので消去法で選択しました。
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もちろんあの本もありましたよ。
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夕食はいつもの「関所茶屋」でいつもの「小町御膳」
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小鉢の鶏のキムチ漬けが美味しいです。
コンビニに寄る途中で昭和っぽいお店を発見。
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今度はここで食べてみよう、って毎回思ってるような…

大会当日は軽井沢らしい晴天。岡部哲也さんと、スキー場支配人(前苗場スキー場支配人)大塚さんからご挨拶。今年は大塚支配人の前走は無し。残念!
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気温は徐々に上昇し、緩斜面ではワックスが勝敗を分けそうだったので、使い切りの高級スタートワックス「 GALLIUM GIGA SPEED Maxfluor JET 積層パッド」を実践投入!
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袋の中には30ml15,000円くらいする液体スタートワックスを染み込ませたティッシュが入ってます。これで1袋1,500円!もちろん割高ですが、年に2、3試合しか出ない私には逆にリーズナブルかと。肝心の効果のほどは比較する術がないので合理的な説明はできませんが、1旗門目があっという間に来たのは確かです。

取説にはスキー1台分とありますが、2本目で使ってもまだ湿り気があったのでまたイケそう。袋はチャック付きですが、この湿り気が何日持つか?再来週にまた大会があるので確認してみます。

レースは一般男子出走41名中、実に13人が途中棄権、旗門不通過で失格というサバイバルレースとなりました。先日の世界選手権でも張られた下から入るヘアピンゲートや、2連続ヘアピン、ストレートフラッシュからストレート、などとにかくトリッキーなセット。下から入るヘアピンゲートは前日練習でも張られていて、これを予習できたたけでも事前練習に参加した甲斐があったかも。

結果は完走28人中21位。後ろから丁度1/3というのは3年前の成績に逆戻りしたことになり、前述の感覚を裏書きしています。何より残念なのは、同じようなタイムの他の選手の滑りがカッコ悪く見た目にも遅く感じてしまった事。それが現実とは言え、自分も同じレベルかと思うととても悲しくてやりきれない気分です。

まあ嘆いていてもタイムは縮まらないので、一から出直すつもりでコツコツやるしかないですね。そもそも今シーズンはそのつもりでしたが、再認識させられました。

帰路はコスト優先で高速バスを利用。
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スキーバスと違ってトイレがあるなど、もともと快適でしたが、シートピッチも広くなりかなり快適です。
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そして驚くことに全席にコンセント!
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さっそく使ってこの記事を書いてます。あとは無線LANがあれば完璧ですね。

2年後にはこの大会でのクラスがマスターズになります。そこで入賞を狙うのを中期的な目標として、また気持ちも新たに無理せず技術を積み上げていこうと思います。

それにしても、やっぱりレースは楽しいですねえ。
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今シーズンは、ケガからの復調はもちろんですが、ケガをしにくい滑りへの転換が最大のテーマです。
具体的には、ヒザへの負担の少ない運動やポジションを身に付ける事。特にケガをした左足は私にとってスキーに体重を乗せにくい「苦手な側」で、それをカバーするために膝に負担のかかる運動をしてきました。今年はその左外足のクセを直す事が重要になります。

ニセコ出発前のスラロームのトレーニングではターンの左右差が大きくて、右外足ターンで稼いだスピードを左外足ターンでブレーキをかけている状態でした。

ニセコでは、よく締まって空いたバーンに恵まれたので、集中してヒザに負担の少ない運動の「クセづけ」が出来たと思います。

しかし、苗場に戻ってスラロームのトレーニングを再開すると、確かに左右差は改善されているのですが、スキーの角づけは甘く、ビデオで分析すると、昨年のケガをする直前の滑りには遠く及ばない事をタイムが証明しています。

ここで以前の滑りに戻せば、タイムは改善するのかも知れません。引き離された練習仲間に再び並ぶ事も出来るかもしれません。

しかしそれをしてしまったら元の木阿弥。今はタイムで負けているという悔しさをグッと呑み込んで、本来の目標=ヒザへの負担を抑えつつ、受傷以前よりもしっかり角づけができる運動を模索せねば、と自分に言い聞かせています。

このような中途半端な状態なのは不本意なのですが、「岡部哲也スラロームカップ」とその前日練習に参加してきます。
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3日目はいい天気!本来の目的はパウダーですが、ニセコは晴天も貴重なのでヨシとしましょう。視界のいいアンヌプリやヒラフは広くてフラットなバーンが魅力。特にアンヌプリは空いてる印象でしたが、今回はヒラフも結構空いていて、ホームの苗場ではなかなかできない他の人を(あまり)気にせず、ハイスピードの中で自分の運動に集中して練習ができました。

ランチは名前を聞いたことはあれど、どこにあるのかずっとわからなかった「望羊荘」。
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なんとも昭和な外観ですが、もちろん内装も昭和感たっぷり。写真では伝わりにくいですが、色あせた山の写真とか、食堂にもかかわらず鎮座するジュースの自販機が昔ながらの山小屋っぽさを醸し出しています。そういえばスキーを始めた頃のゲレンデ食堂とかスキー民宿ってこういう感じだったよなあ。こういう雰囲気目当てなのかこのお店も外国人だらけです。
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せっかく北海道に来たのにまだカニを食べていなかったので数量限定の「カニ丼」をいただきました。
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このお店の場所がピンとこなかったのは、ヒラフのこの辺り(ゴンドラ周辺)はあまり滑らなかったから。ヒラフのゴンドラといえば、4人乗りで高速でもなく、降りてから歩いて登らないと次のリフトにも乗れないという「無用の長物」という思い込みがあったのですが、実は数年前にそれらが改善された新しいゴンドラに架け替えられたことを今回初めて知りました。おまけにすぐ近くにはニセコでは貴重なコブ斜面があることも発見し、何事も先入観にとらわれることは良くないと思った次第です。

コブ斜面をゴンドラで何度も回したので、三角窓に羊蹄山がピッタリはまり込む絶景のスキーセンターで一休み。
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そこに見逃せない看板が!「世界一辛いジンジャーエール」だと!
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ウイルキンソンの甘さを抑えて、その分1.5倍くらい辛くしたような味。飲み込むと辛さが鼻に抜ける感じがかなり私好み。ただし900円もします。しらべてみるとAmazonでも500円くらいなので、元々高いといえば高いようです。



東京で見つけたらまた飲もう。

ニセコ最後のディナーはアンヌプリの「Lucky Fingers」へ。
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こちらは日本人シェフが経営する創作料理のお店です。(料理名は私の勝手な訳)
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フォアグラの旨みと牛肉の肉汁がジュワーとくるコロッケ!
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味噌ベースドレッシングのわさび菜のサラダ。
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サクサクした食感がたまらないエビのフライにレッドチリクリームソース!
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なんと米菓のおかきを衣にして揚げたアスパラガス。これは初めての美味しさ!
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そしてこのハンガー(横隔膜)ステーキは、「肉=脂の旨み」という私の先入観をぶち壊す赤身の旨さ!ウイスキー(余市)ベースのソースが絶妙です。
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ニセコではどちらかというと「素材の美味しさを生かした」お店が多いなか、こちらのお店は手の込んだ凝った料理がメイン。ニセコの食事のチョイスの幅が広がるのは嬉しいですね。

最終日は曇り+小雪。昨日の好天で緩んだ雪が硬く締まり、これまたいい練習になるバーン状況。午前中で上がらなければいけないので、アンヌプリとビレッジを中心に滑りました。
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いつも苗場の柔らかい雪で滑っていると、むしろこういった好条件のフリースキーではスピードを抑えるのが難しかったりするのですが、板に助けられました。昨年からフリーで履いている4FRNTのSWITCH BLADEはハーフパイプ用だけあって硬く締まった雪にもエッジが良く入り、プレートなしにもかかわらずブレもなく安定していました。ロッカーの流行に流されずキャンバースキーを選んで良かった!

帰りの飛行機は遅れることもなく、月曜日だったので空港も空いていて、落ちついて夕食。以前にも利用した釜飯の「ふく亭」で、新メニュー「ミックス釜飯」をいただきました。
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上にかかってるのはなんとチーズです。ご飯はケチャップライスで、釜飯というよりは魚介のリゾットというかパエリヤというかそういう感じ。一見ゲテモノ風ですが、私は好きです。

今回最後のお楽しみは、空港内の「スカイショップ小笠原」と「六花亭」のコラボスイーツ「新千歳発」
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パイ生地に挟まれているのは、ひんやり冷えたハスカップ入りのクリームチーズ。それゆえ空港のこのお店でしか食べることができない限定品。サクサクとヒンヤリのコンビネーションはその場で作っているからこその美味しさ。ひとつ180円のお手軽価格なので、新千歳空港を利用する機会があれば是非オススメです。

期待した「腰まで埋まるようなパウダー」には当たりませんでしたが、そこそこパウダーも楽しめましたし、何より4日間すべて全リフトが動いたのはかなりラッキーでした。そしてお馴染みのお店はもちろん、新規開拓したお店も美味しかったので食事も大満足。雨に泣かされた昨年に比べれば大満足の今年のニセコでした。
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ニセコ2日目、午前中は昨晩の雪で、ビレッジの「水野の沢」とアンヌプリの「えぇ沢」で少しパウダーを楽しめました。


ランチは昨年行き損ねた「Green Farm Cafe」へ。
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クリスピーチキンバーガーはソースがいわゆる外国のハンバーガーの大味なアレではなく、スパイスが絶妙な繊細な美味しさです。
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カレーはもちろん、付け合せの野菜(特にカブ)が美味しい、本日のカレー(バターチキンカレー)。
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画像はありませんが、カフェラテが美味しかった。メニューも店員さんも英語のみですが、厨房からは「お願いしまーす」と聞こえてきたので作っているのは日本人スタッフなのかも。場所はセイコーマートの斜向かいです。フェミリーゲレンデから少し歩くことになりますが、その価値はあります。

夕食はふたたびヒラフ。リニューアルしたということで、10年ぶりくらいの「居酒屋船長」へ。以前はザ・海鮮居酒屋という感じでしたがすっかりオシャレになってびっくり。昔と変わらないのは生簀(水槽)くらい。
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プリプリ感がたまらない活ホタテバター焼き。
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厚肉のイカの食感が東京とは全く違うポンポン焼き。このあたりのメニューは居酒屋ですが…
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海老と牡蠣のアヒージョ
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ピリ辛ロール
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なんてあたりはすっかりオシャレな感じですが、外国人観光客の増加に伴ってかヒラフの食事代は近年値上がり傾向の中、値ごろ感はそのままなのと、JCBカードが使えるのは嬉しいところ。あとはこの大胆なイメージチェンジが吉と出るか凶と出るか、次にニセコに来た時も食べに行ってチェックしてみようと思います。
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今年も貯めたマイルでニセコに行ってきました。今回は前日の観光などは無しで、夜発の飛行機→バスで深夜にニセコ入りの予定でしたが、予約していた便が「天候調査中」になってしまったので、急遽一つ早い便に変更。
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しかしバスは変更できなかったので新千歳空港で結構な空き時間が発生。そこで空港内の温泉施設「新千歳空港温泉」で一風呂浴びることにしました。
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1500円といい値段しますが、施設も綺麗で広いですしホテルに着いたらすぐ寝れると考えれば悪くない出費ではないでしょうか。ニセコ到着は深夜の予定なので、夕食も空港内。その店名にビビッときた「味噌キッチン」で頂きました。
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鶏味噌ザンギ定食、味噌おでん定食に一品加えた炙りホタテの旨味噌和えが美味しかった!
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宿は3年連続のグリーンリーフニセコビレッジ。
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今年は各部屋に無線LANがついて一層便利になりました。

翌日は夜半から降った雪で膝くらいのパウダー。以前は講習の受講が必須だった「水野の沢」はゲートによる規制の特別管理エリアになり、安全が確認されゲートが開いていれば自己責任での滑走が可能になりました。
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ゲートには今シーズンの痛板の元になった古いアトミックの板が!
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並べてみたかった(笑)
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ゲートが開いていたので早速沢へ!
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深い所で膝くらいでしたが、初日にしてはまあ満足できました。

初日のランチは、今シーズンはランチ営業のみの「デルソーレ」へ!
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失神しそうな感動的な美味しさは変わらず!
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特にこのピザが美味しかったのですが、名前を忘れてしまいました。とにかく、ここのピザが食べれればニセコに来た目的の3割は達成ですね。

夕食は新規開拓してヒラフの「EZO SEAFOOD」へ。実は事前に予約が取れなかったのですが、早めに入店して無事着席。
こちらは決まったメニューはなく、その日入荷した魚介を鮮魚店のような冷蔵ケースから選んで調理法を相談する、というスタイルのお店です。
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好物の生ガキ!
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ワカサギのフライ
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特におすすめはこの二品。
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「イカスミのパエリア」と「北海道クラムチャウダー」どちらも魚介の深いコクの中にスパイシーさがアクセントになった意表をつく美味しさです。

また新たな美味しいお店を見つけてしまいました。
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金曜の夜、いつも通りに路線バスを出す降りたら何やら明るい!バス停の目の前にネオン煌びやかなお店が開店してるではありませんか。その名も「光州苑」焼肉感たっぷりのネーミングですが「韓国、中華料理」って一緒でいいのか?

これは行ってみるしかない!と翌日の晩、突撃しました。
入店すると「焼肉食べますか?」といきなりの質問。「今決めるの?」と面食らいながら「いいえ」と答えると「ではこちらの席に」あぁ、焼肉の機器がある席かどうか割り振られるのか…

頂いたのは
豆腐のチゲ
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四川風鶏の炒め
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そして店長オススメのエビ入り焼き餃子※ホントは5個です
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と店の看板どおりに中韓取り混ぜで。
結果からいうと、美味いです!チゲのスープのコクと旨味、餃子の海老のプリプリ感、四川らしいピリ辛感、どれも外れなし!

気になったのは、新しいお店なのに有名人(特にプロゴルファー)のサイン色紙がたくさん展示されてること。どうやら、軽井沢のお店が冬だけ苗場に移転するという業態らしいです。

お値段は少し張りますが、浅貝寄にかたよりがちな苗場の夕食スポットの中、アクセス良い所にあるのでたまに行くのは良いかな。
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昨日より、ホームの苗場でゲートトレーニング再開しました。朝、スクールの事務所に、今シーズンもレーシング会員でお世話になる事を伝えつつ会費を払いに行くと、レーシング担当の副校長から「バーンの状態のいい時だけ滑ってくださいね!また怪我をしたら何にもなりませんから」と厳しく念を押されました。 トレーニングの合間にも「膝痛くないですか?」と気遣ってくださり、「これはもう怪我できないな」と肝に命じて、バーンの荒れ具合を見計らって昨日と今日は早めに切り上げました。

まだ長く続くシーズン、しばらくはこんな感じで様子をみながらトレーニングしていきたいと思います。
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スキーの板をスマートに担いで、スキーブーツでいかにスムースに歩けるか?は、私をはじめ形から入るタイプの人はけっこう大事にしてるポイントですが、実際その姿を見ればどれ位のスキー技術を持っているか概ねわかってしまうものです。ちなみに正しい(カッコいいだけでなく楽で、周囲に迷惑をかけにくい)担ぎかたは例えばココで紹介されてます(たいていの一般スキーヤーは逆に担いでることが多いですね)。

それはそれとして、もっと楽チンな方法を思いついたので紹介します。

旅行バッグやビジネスバッグを買うと肩にかけるストラップが付属してることがよくありますが、タンスやクローゼットの中で使わないまま1本や2本お持ちではないでしょうか。
そしてスキーの板を買うとやはり付いてくるスキーを束ねるマジックテープのベルト。あれも使われないままたくさん溜まったりしてませんか?
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この不用品2つをこんなふうに組み合わせます。
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これでビンディングの上下のところでスキーを束ねれば、
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スキーにストラップが付いて肩に担げるように!(トップ画像)
ストラップの長さを調整すればたすき掛けも可能です。
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これの何が楽チンか、と言うと
両手が空く(ストックは持たなきゃなりませんが)!
ので例えば、
手動の「引く」のドアを開けるのがラク。
小銭や携帯を取り出すのに板を降ろす必要がない

自分からの板の前後の飛び出しが少ないので、
屋外から狭い屋内に担いだまま移動しても危険性が少ない
建物の出入りで担ぎ直す必要がない
エレベーターにもそのまま乗れる

またストラップを2つ用意すれば板を2本運ぶのも簡単なので、
彼女や家族の板を運んだり
レーサーならGSとSLの2本の板を運んだりするのが超楽チンです。

使わないときは丸めてウエアのポケットに入れておけばOK。

思いついたときには正直ちょっとダサいかな?と思ったのですが、いざやってみると背に腹はかえられぬ楽チンさ。
これが0円でできるのですから、やらない手はありません。「そういえば使わないストラップがあったなあ」と心当たりのある方は是非やってみてください!
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膝の怪我から約9ヶ月、ホンモノのゲレンデに引き続き、本日、ポールトレーニングに復帰しました。
苗場ではスラロームのセットが張れるほどの積雪がないため、昨シーズンと同様、田代スキースクールのポールトレーニングに参加しました。
滑る前は恐怖心とどう向き合うか?などと心配しましたが、怪我をしたGSとは種目も違いますし、昨晩の降雪でバーンが柔らかくスピードもでない状況だったので、意外とすんなりとポールに集中して練習することができました。
念の為の膝装具が効いたのかわかりませんが、膝が痛くなることもありませんでした。
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新しく買ったスラロームヘルメットも無駄にならずに済みそう。本日初めて長時間被りましたが、頭も耳も痛くならず快適でした。そして手持ちのゴーグルとのマッチングがバッチリ。
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このゴーグルと合わせるつもりは当初なかったので嬉しい誤算です。

当分の間、怪我をしたGSは避けて、スラローム一本で無理せず練習を始めたいと思います。
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この年末から自然のゲレンデで本格シーズンインしました。苗場は昨年の異常な小雪よりはマシなものの、エルニーニョの期待を裏切る小雪で圧雪もままならない状態。まあ、90年前後の10年間はこんなもんだった気もします。

そんなわけで、膝の調子を見ながらフラットな緩斜面からスタート、と言うわけにもいかずソコソコ実践的な滑りを要求されましたが、今のところ膝の方は大丈夫な感じです。

今シーズンニューアイテムは何と言ってもブーツ。
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昨シーズンからシェルが新しくなったノルディカがどうもしっくり来なかった私に、オオイワスポーツで提案されたのがK2でした。恒例の内くるぶし以外は小指の付け根も痛くなく、まるで何年も前から履いているかのようにピッタリきてます。
画像の通り、パンツとのカラーコーディネートともバッチリです。

そして、昨夏に私の膝を支えてくれた装具は、しばらくゲレンデで着用しようと思います。まあ保護としては気休めかも知れませんが…中身が金属なのでちょっと冷たくかんじます。ちょうど湿布を貼ってるくらいのひんやり感です。
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そしてこれこそ気休めかも知れない、脊椎パッドいりベスト。
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混み合うことが多い苗場で、後方から衝突された時のことを考えると、その必要性を感じていました。
しかし、アルペンの選手がレーシングスーツの中に装着するような本格的な物は、バッドだけでなく硬いプラスチックで覆われており、この硬いヘリの部分が、一般ゲレンデ仕様ではかえってリスクになるような気がして購入を躊躇してきました。
今回eb'sでイメージに近いものが見つかったので思い切って購入。とりあえず…暖かいです。とくに背中が。春になったら着ていられないかも…

最後はフェイスマスク。これまでネックウォーマーを鼻まで上げて代用してきましたが、大雪の日や寒い日にはゴーグルが曇ったりしたので、初めて専用品を購入。
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鼻や口のところがメッシュになってたり耳にかけるヒモがついていたりと、これならパウダー狙いの大きな武器になりそうです。

苗場はまだボールを張れるだけの積雪がない事もあり、明日は積雪豊富で緩斜面主体の田代でポールトレーニングに参加するつもりです。
靭帯損傷以来ですが、技術や身体の問題よりも、私の心がポールを受け入れられるか?のトライになると思います。
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今年3月に左膝の内側側副靱帯を損傷してから8ヶ月。ついに雪上復帰の日を迎えました。
とは言ってもいきなりホンモノのゲレンデではなく、狭山スキー場でまずは試運転。

通院終了後、理学療法士に言われた通りリハビリと運動を続けてきたものの、「本当に滑れるのか?」「板を履いたら痛みが出るのでは?」という不安はありましたが…
結果から言うと問題なし。休憩をはさみながら約5時間半滑りましたが、イヤな痛みが残ることも、膝が腫れることもありませんでした。
そして、久しぶりに、本当に久しぶりに腹の底からスキーが楽しかった!
たった数百メートルの狭山のゲレンデが楽しくて楽しくて何本も何本も滑りました。
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これからホンモノのゲレンデで、急斜面やコブ、そしてポールを滑ったらどうなるのか、まだまだ不安はありますが、とりあえずスキーができることがわかって良かった!

今回の足はいつものボクスターが車検のため代車の先代レガシィ。
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以前2代目に乗っていたので楽しみにしていたのですが、当時とはだいぶ変わっていてやや期待はずれ。当時はステアリングもエンジンもクルマの反応がつかみやすく、軽くて楽チンとは違った意味の運転しやすさがあったのですが、何もかも薄味になってしまい、20年以上の年月の流れを感じざるを得ませんでした。しかし薄くはなれど変な味にしないのところはさすがスバルですね。
あと、これはレガシィに限りませんが、国産車特有のちょっとペダルを踏むだけでパッドが食い付くようなブレーキフィールはどうも好きになれません。たしかに踏力は軽くて済みますが、ペダルの踏み始めから微妙な加減の調整を強いられるのはむしろ疲れました。

実は車検で代車を出してもらったのはこれが初めて。どうしてこんな異例なことになったのか?はまた今度に。

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以前、ResimのLAFを痛板にしたエントリーを書きました。これがけっこうな人気記事なのですが。
実は昨年購入したATOMIC REDSTER FIS SL、ご存知のとおりサンドイッチ構造なので痛板にはうってつけ。ニューモデルであることを隠せば盗難予防にもなるだろう、と痛板化しました。
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こんなグラーデーション+非対称ロゴのレーシングスキーらしくないデザインに(よく考えると痛くない)していたのですが…
3月に練習中に大転倒、剥離してしまい新品交換になりました。
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これを機にデザインを変えてまた痛板化しました。
今回はこの2度にわたる作業を通じて、痛板化のノウハウをご紹介したいと思います。

デザイン検討
今年のデザイン、実は昨年悩んでボツにしたデザインです。どちらにするか悩んだ時は、Macの画面や頭の中だけで考えず、実寸で試作することをおすすめします。雰囲気を掴むだけなので、安いプリンタ用紙に印刷して切り抜いたものをセロテープで仮止めした物で十分です。左右を作る必要もありません。
こちらが昨年採用したデザインの方。
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グラーデーションと非対称(片方だけだとわかりませんが)の大きなロゴはフリーライド系のスキーではよくあるデザイン。なぜかレーシングスキーになると原色+ハイコントラストの「強そう」とか「速そう」なデザインばかりなので、そういう固定観念を打ち破ってみるのが狙いでした。
履いていると知らない人から声を掛けらたり、中には「来季モデルですか?」といってくる人もいて、ウケはよかったのですが、盗難防止にはなってなかったかも(笑)。
そして今年のデザイン。
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いわゆるレトロ復刻デザインですね。ロシニョールが4Sの、ディナスターがクープドモンドの、オガサカがユニティの復刻をやっていますが、それをアトミックもやったなら…というコンセプトです。昔の画像などを検索して、作りやすそうな幾つかデザインを組み合わせました。この系統のデザインの時代、実際にはSL用はブルーだったようですが、元の板の色がどうしても見えるところがあるので、止むを得ず色は赤(テストプリントなので薄くなってます)。

作り方
色を元の板にきちんと合わせる。
今回素材になる元の板はSL用で真ん中にプレートがあり、それを外すことができません。そうすると、どうしてもその周囲は元の板の色が見えてしまいます。その継ぎ目で違和感が出ないように、正確に色合わせをする必要があります。
デザイン業務に携わっていれば常識なのですが、画面の色はプリントアウトされる色に正確ではありませんから、あくまでプリントアウトした色を実際の板と合わせて確認する必要があります。
そこで、何種類か色をつくり、チップ状にならべて本番の紙に印刷したサンプルを作りって比較します。
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これなら紙と作業時間を無駄にすることなく、正確に色を決めることができるわけです。

ラベル用紙の耐水性テスト
以前の痛板では、板の周囲に対して余白を残してラベル用紙を貼り、ラベル用紙が雪の水分に触れないよう、その余白部分を保護テープでカバーしていました。今回は余白を残さず完全にラベル用紙で板の表面を覆うので、どうしてもラベル用紙の切り口が雪の水分に触れます。今回使ったラベル用紙の取説では「そういう使い方をすると色が滲む」とありますが、それが実際どの程度なのか?を実験しました。
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一昼夜水に浸けておきましたが、問題になるような色の滲みはありませんでした。

トップ形状の型紙をつくる。
普通の板ならいらない作業です。SLスキーの場合はトップフィンがついていて、板の表面と段差があります。そこは「貼り付けてから切り抜く」わけにはいかないので、事前にぴったりの形状に切り抜けるように、あらかじめ厚紙で型紙を作っておきます。
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ぴったり段差にあうまでなんどもやり直します。また、左右で若干形が違うのでそれぞれ作ります。

印刷用データの準備
本番のラベル用紙に印刷するためのデータでは3つの注意点があります。
1つ目は、幅方向に「切り落とししろ」をつけることです
デザイン検討の時は、板にぴったりのサイズでデータを作っていると思いますが、そのままでは「誤差ゼロで切り抜き、誤差ゼロで板に貼り付ける」ことが必要になります。そんなことはできるわけないので、幅方向にやや太くデータを修正し(私の場合は左右で5ミリづつ)、貼り付けた後に余った部分を切り落とすようにします。
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2つめは、接ぎ目を合わせるためのマークいれておくことです。
A3のラベル用紙を使っても、トップ側は2枚のラベル用紙に分割する必要があります。その接ぎ目をぴったり合わせてカットするための目印をいれてプリントするとズレを抑えてキレイに仕上がります。下の画像のように私は斜めのラインをいれてます。そして接ぎ目の前後のラベルは、接ぎ目でぴったりではなく、重なり合う部分が出るようにデータを作ります。(作業方法は後述)。
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3つめは、左右がわかるよう余白に目印を入れておくことです。
(このスキーのように形状に非対称がある場合)もちろん、余白を切り落とすと目印は消えてしまうので、裏面の剥離紙に手書きで転記する必要がありますが…
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2種類のヘラを用意する。
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プリントしたラベル用紙には保護用のシートが同梱されており、それを貼り付ける作業があります。さらにそうして完成したラベルを板に貼り付ける作業、さらにその上に保護シートを貼り付ける作業がありますが、どの作業もヘラを使うと気泡が入らずキレイに仕上がります。
まずゴム製の広いヘラで広い範囲をムラなく圧着します。
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プラスチック製の硬いヘラはしっかり圧着し気泡を出すのに使います。
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下の画像を拡大すると、しっかり圧着できてる所と、気泡が残っている所の差がわかると思います。
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また、トップフィンのキワなどの細かい所をきっちり圧着するのに使えますし、板のエッジ部分でラベルをしごいて折り目をつけておくと、余分な所を切り落とす作業の目安になります。
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接ぎ目をぴったり合わせるためには
プロ用の大判プリンターでも使わない限り、どうしてもできてしまうラベルとラベルの接ぎ目。ここをキレイに合わせるためには、ラベルを板に貼り付けるときではなく、その前の段階にあります。
切り抜く前の接ぎ目の前後のラベルを、接ぎ目を合わせるマーク(斜めの黒線)を目安にぴったり合わせます。マークを黒の斜め線にするのは、前後左右のズレがよくわかるからです。
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そうすると、ラベル同士が重なり合う所ができるはずです。ここを真ん中あたり(でかつデザイン的に接ぎ目が出ても目立たない所)で2枚まとめてカットします。
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そうすると、接ぎ目がぴったりの2枚のラベルが出来上がります。
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この後、印刷の外形で切り抜きます。この外形は板の外形より大きくなってますから、ラフで大丈夫です。
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このラベルを板に貼り付け、板に合わせて余分な所を切り落とし、さらに保護テープを貼り付けます。

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最後に保護テープの余分な所を切り落とします。このとき、カッターの刃を斜めに当てると保護テープがめくれにくくなります。
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以上で完成です。元のデザインと、オリジナルデザインのビフォーアフターはこんな感じ。
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以上、痛くない痛板の作り方でした(痛いかどうかはあまり関係ないかも)「俺もやってみよう」というみなさんの参考になれば幸いです(ただし、自己責任でお願いします)。

※「ATOMIC」や「ARC」、「REDSTER」などの商標はアメアスポーツが権利を所有すると思われますので、私がこの板全体や一部、あるいはプリント用データを販売したり配布する事は絶対にありません。また製作の代行等もやりません。あしからずご了承ください。
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天気予報からも「西高東低」なんて嬉しい四文字熟語がきこえるようになり、シーズンの足音もヒタヒタと聴こえてくる昨今、怪我をしたヒザの回復も当初想像していたより順調です。

しかし二度とあんな怪我をしないためには、昨シーズンまでの反省をふまえた自分なりの心がけというスローガンみたいなものが必要では?と思い、いろいろ逡巡してきました。

行き着いたのは、肩の力を抜いて気楽にいこう、ってことです。英語で言えば「Take It Easy!」今風のことばでいえば「ま、いんじゃね♥」ってことです。

意地にならない
誰かに負けたくないと思わない。もちろん自分にも。「俺の勝ち負けなんて誰も気にしてねえし。ま、いんじゃね♥」

張り合わない
自分だけ休んでみっともないと思わない。自分は自分。「あいつサボってんなー、なんて誰も見てねえし。ま、いんじゃね♥」

焦らない
今シーズン中にとか、今日までに、とか成果に期限をつけない。「来年もあるし、ま、いんじゃね♥」

欲張らない
その一本を無理しても、何か得られる事はない。「もう疲れちゃったし。ま、いんじゃね♥」

元を取らない
レッスン料をリフト代を残りのシーズンをもったいないと思わない。「払ったもんは仕方ねえじゃん。ま、いんじゃね♥」

調子に乗らない
リスクを冒して怪我をしなかったのはラッキー。実力ではない。「たまたま上手くいっただけで、次は出来ねえけど、ま、いんじゃね♥」

自分の手のひらより大きいものは掬うことはできません。無理して掬っても、結局指の間からこぼれ落ちてしまいます。
昨シーズンまでの私は、自分の器を受け入れるとができず、その外に出よう、他の誰かになろうとしていたのかも知れません。また、どうする事もできない大きな流れ(雪が少ないとか)に抗ってもいました。
そういう諸々を受け入れるのが「ま、いんじゃね♥」です。

そうは言ってもついつい忘れそうなので、トップの画像をステッカーにして、板に貼っておこうと思います。
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気温の変化が激しいこの時季、私は必ず体調を崩します。風邪でもないのに微熱とダルさ(本当に風邪を引いてる場合もあり)、朝は調子良くても夕方になると酷くなります。原因はよくわかりませんが、「何かのアレルギー」と診断されたことがあり、子供の頃は喘息で寝込む時季だったので、その名残りかも知れません。

そしてもう1つこの時季避けられないのがインフルエンザの予防接種。これもダルくなるのでダブルパンチでオフトレの追い込みが出来なくなる事も多かったのですが…

今年は例年になく軽い!です。しかしここで無理をすると元の木阿弥。もし体調を崩せば結局トレーニングは出来なくなるので同じ事になります。
というわけで、今週は早く床につき、膝の自主トレもオフトレも休んで今週末の予防接種に備えてます。サボりではなく、カッコ良く言えば戦略的休養、くだけた言い方をすれば「ま、いいか」です。
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おかげさまで、本日の通院で左膝の治療は完了、ということになりました。
主治医からは「じゃあ来シーズンも気をつけて!」、担当理学療法士からは「たぶん大丈夫でしょう」とのお墨付きとともに、膝や足首でなく、股関節や腰でバランスがとれるよう体幹を鍛える自主トレメニューをいくつかもらい、病院を後にしました。
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ただ、痛めた靭帯とつながっている部分にまだ固さが残っており、それによって靭帯に負荷がかかって痛みが出る場合があるので、その時はしっかり休養するように、とのことでしたので、ゲレンデに立ったらいきなり全開!はなく、すこしづつ強度を上げていきたいと思います。

帰りはその足で近所のPCで開催中のフェアへ。来場者プレゼントのモバイルバッテリーチャーをもらって帰りました。
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箱入り、アルミ外装で高級感たっぷり。付属のポーチのヒモはポルシェハイブリッドのイメージカラーのアシッドグリーンというこだわりよう。
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もらってハイバイバイ、というのもなんなので、担当セールスと立ち話しましたが、718の4気筒化で一時高値安定気味だったボクスターの中古車価格も落ち着きがでてきた、とのことで、すこしホッとしました。
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怪我をした時、とっさの心配の一つが「怪我が治るまでの間に筋肉が落ちちゃうだろうなあ」という事。そこで受傷した翌日から腿周りの寸法を記録していました。
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受傷してわずか1ヶ月で、ヒザ頭から10センチあたりで−2センチもサイズダウン。見た目にもほっそりしてしまい、ヒザの上の「力こぶ」も無くなったのはちょっとショックでした。
「これは相当がんばらないと元に戻らないかもなあ」と思いましたが、ここ1ヶ月のトレーニングで、受傷直後のサイズまで戻す事ができたのは予想以上の成果。
しかし、担当の理学療法士によると、まだまだ左ヒザは内側に入りがちな傾向があるので、これを防ぐ股関節や体幹のトレーニングを続けていく必要があるそうなので、シーズンまで残り3ヶ月がんばっていこうと思います。
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久しぶりの更新になりましたが…膝の可動範囲はかなり改善しました。伸ばし方向はほぼ100%、曲げ方向も95%まで回復し、歩くのはもちろん、走ることも可能。次シーズンの復帰と再受傷の防止に向け、左脚の筋力と体幹の強化のため、リハビリ以外にも画像のような器具(ピラティスポールとバランスクッション)で自主トレをしてます。またジョギングも始めました。



まだ正座はできませんが、あるていどしゃがむことは出来るようになったので、久しぶりに洗車。
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5月にバッテリーを交換した時にディーラーが洗ってくれた以来なので、実に3ヶ月ぶり!最後にWANDAX1でコーティングをしたのは昨年の7月ですが、皮膜はまだまだ健在でした。


この膝の回復ペースだと次シーズンは少なくともフリースキーはできそうなので、新しいブーツも予約しました。けっこう意外なブランドになしましたが、それはブーツが入荷してから…
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本日は主治医による診察とリハビリ。以下主治医コメント。

・あと一ヶ月くらいは無理をしないで。
・でも少しづつ走ったりしても良いよ。でも伸縮が戻らないと無理かー(笑)
・装具は負荷が強い時とかたくさん歩く時意外は外してよし。例えば家や職場でははずしてしまうとか。

担当理学療法士によると、曲げの範囲は改善しているけど、伸ばしの改善が進んでいない、とのこと。伸ばした膝の下に物を挟んで潰す筋トレは、嫌な痛みが無ければ挟むものを薄くするのと、損傷部のマッサージが宿題になりました。

少しづつですが、前に進んでいる感じです。
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今日、病院に松葉杖を返却してきました。本格的な雨の季節になる前で良かった。今度雨に降られた時はこの画像のように傘を松葉杖にまとめようと思っていたのですが、実践せずに終わりました。
膝装具の方は「あともう少し」との事でした。
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2回目のリハビリの最後に
「膝を庇って脚を棒のようにせず、普通に膝を曲げ伸ばしして歩くように心がけてください。」
うーん、でもついつい庇う癖が出てしまう。
「その場で足踏みしてみましょう」
お、確かに膝を伸ばしたままでは足踏みは出来ない。なるほど!
運動会の行進の練習みたいに、まず足踏みしてから歩き出すと結構自然に歩けます。なんか勢いで膝が伸ばされて嫌な感じがする時もありますが、まあそれもリハビリ。

というわけで、突然運動会の行進みたいに足踏みしてから歩き出すヤツがいたら、それが私ですww。
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膝を受傷して以来運転を控えていましたが、クラッチペダルの操作に支障がないほど回復してきたので、久しぶりにボクスターに乗りました。
受傷する直前に乗った時にすでに弱々しく感じていたバッテリーは完全に上がっており、セルはおろかキーレスエントリーも反応しない状態。保険会社のロードサービスでエンジン始動してもらい、ディーラーへ。
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バッテリー交換を待つ事30分。1ヶ月以上たまったボディの汚れもキレイにしてもらって、気分良く帰宅すると…
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自動車税の請求書が届いてました。乗りたければ払うもの払えという事ですね…

前回国産バッテリーに交換して以来、3年半で交換。こんなことがなければ年末の車検まで4年もったかもしれません。以前の純正バッテリーは1年半でアウトだったので大満足です。電装まわりは国産ですね。
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通勤経路は幸いなことに始発駅から乗ることが多く、座れることが多いです。ケガ人なので優先席で小さくなっていますが、ひざ関節の拘縮のため、どうしても少し脚を投げ出すような格好になります。トップ画像のようなクロスシート(進行方向に平行に座るタイプのシート)の優先席なら問題はないのですが、首都圏で一般的なロングシートの優先席だと、どこに座るかはよーく考えないと、投げ出した脚(つまり怪我した脚)に蹴つまずかれたりして痛い目にあいます(マジ痛いです)。

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こんな感じで車輌と車輌の間付近に優先席がある場合が多いですが、どこに座るのが蹴つまずかれるリスクが低く、かつ他の乗客の迷惑にならないのでしょうか。
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ポイントは次の2つです。
・車輌の境目にある扉がどちらに開くか。
扉を全開にしてから通路の真ん中を歩く人はあまりおらす、扉が開いた隙間から脚を踏み出す人が多いです。ゆえに扉が開く側(ドアノブのある側)が人通りが多く、蹴つまずかれるリスクが高いです。
・概ねの乗客はどちらに流れるか。
例えば終着駅の改札が前方にあれば、そちらに向かって歩く人が多いでしょう。通路の向こう側は歩く人からは死角になりますから、手前側より蹴つまずかれるリスクが高いです。
一番リスクが高いのが「❌❌」の場所。扉を開いてすぐそこに脚があっても気づかず蹴つまずいてしまう可能性が高いです。実際そういうことがありました。その前後の「❌」の場所も避けたほうが無難。「」の場所も出入り口の近くで乗客の往来が多くリスクが高くなりますし、そもそも投げ出した脚が迷惑ですね(自分の乗り降りはしやすいのですが)。
残された場所「」が比較的安心して脚を伸ばせる場所になります。それでも万が一に備えて脚に松葉杖を添えて、いきなり脚を蹴られないようにしています。

車両の境目の窓はあった方が嬉しい。
車輌の境目(上の画像で広告が出てる所)に窓がある車輌と無い車輌とがありますが、隣の車輌の優先席の空き具合がチェックできるので、窓がある方が優先席ユーザーには便利ですね。最近はない車輌が多くなってますが、優先席を必要としている人にとって「ダメモトで隣の車輌に行ったらやっぱりダメだった」は辛いものがあるので、ぜひ復活して欲しいです。
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スキーに行けない連休、浮いたお金で長年の懸念事項だった我が家のオーディオのアンプをプリメインアンプからAVアンプにアップデートしました。
今までサンスイ(懐かしい!)のプリメインアンプAU-α205を20年近く使ってきたのですが…
  • 経年劣化により、ボリュームを操作するとノイズがでる。いわゆる「ガリ」
  • 右チャンネルの音量が小さい。小音量では音が出ない。やはりこれも経年劣化。
  • デジタル系の入力がない。その一方で再生機器からはアナログ出力がなくなってきており(例えばBD/HDDレコーダー)HDMIからスプリッターでアナログ音声を抜き出すなど、無理繰り接続していた。
  • リモコンがなく、音量の調整が煩わしい。
  • BD/HDDでコンサート映像や映画など、良い音で観たい時に、いちいちTVを消音するのが煩わしい。
などの問題を抱えていました。
しかしながら、50枚を超える保有アナログレコード盤のうち、13枚がCD化されていない状況ではPHONO(アナログレコード)端子は必要で、さらにそれをデジタル化するにはUSBオーディオコンバーターにつなげるアナログ音声出力端子も必要です。
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こういったアナログ端子を備えたAVアンプは主に中〜高級機のみで、さらに近年は中級機では省略されているのがトレンド。そこで購入したのがYAMAHAのRX-V779です。

前述のアナログ端子を備えたAVアンプが5万円以下で買える。そしてそのお金がある!というのは千載一遇のチャンス。ハイレゾや4K、豊富なサラウンドなど、私のニーズにはややトゥーマッチな機能もありますが、メカ機構がないアンプは他のAV機器より永く使う傾向にあるので先行投資ですね。
Air Play対応していて、iPhoneやMacから直接音が鳴らせるのもいいです。これで1本ケーブルが無くせる!さらに圧縮音源を補うモードもあるみたいです。
細かい設定はまだしていませんが、機器を跨いだ使い勝手とケーブル結線のシンプルさを重視する私にとって、今回はかなりの満足感。さらに音質も特にAir Playでかなり向上してます。

今回のアップデートで不要になったケーブル類。
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ステレオピンからRCAって今後使うとは思えないし、2重シールド線のようなので、フォノケーブルの自作に使ってみようかと思います。

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