
やるスポーツは雪上、見るスポーツは氷上な私がフィギュアスケートと並んで熱中しているのがカーリングです。きっかけは2017年に行われた平昌オリンピック代表決定戦でのLS北見と中部電力の死闘をテレビ観戦したことです。それ以来、特にロコ・ソラーレの試合を中心に「次はこの辺りに投げるといいんじゃないか」と予想してみたり、土壇場でひっくり返す「藤澤劇場」にハラハラしつつ「いつかは生で観戦したい」と思っていました。
2021年に一旦は横浜開催が決定した日本選手権が稚内に変更となり、今年ついに横浜で開催されたのは、私のようなカーリングファンだけでなく、選手や関係者にとっても悲願だったのではないでしょうか。

観戦したのは出場チームがすべて生でみれる1次予選リーグと2次予選リーグ。昨年のロコ・ソラーレのように有力チームが敗退、というリスクを避けたかったためです。結果的には中部電力とSC軽井沢が敗退したので残念ではありましたが、この判断は正しかったです。

今更私が試合をレポートしてもしょうがないので、撮影した写真をご紹介しつつ、現場の雰囲気など紹介できればと思います。
LSDなどテレビでは放映されないシーンが見れるのも生の醍醐味でしたが、興味深かったのが各チームのウオーミングアップ。トレーナーの指示で同じメニューをこなす札幌国際大学のようなチームもあれば、

北海道銀行リラーズは風船でバレーボール。コミュニケーションも含めた効果を狙っているそうです。

私のイチオシはやはりロコ・ソラーレ。北見市にふるさと納税もしています。中央は育成チームロコ・ステラからフィフスで参加した松澤弥子選手。ウオーミングアップの場所取りとかもしてました。

中でも吉田知那美選手が好きです。彼女の勝負師魂みたいなものには共感を覚えます。旦那さんがアルペンのコーチだというのも私もアルペンレーサーなのでなんか納得がいきました。

今回のお気に入りショット。バディという言葉がふさわしいスキップ藤澤五月選手とバイス吉田知那美選手のツーショット。

近年注目はやはり北海道銀行リラーズでしょう。サードスキップ仁平美来選手。なんとこの時点では大学生だったことは最近知りました。

いつも笑顔でたのしそうなリードの中島未琴選手と、セカンド山本冴選手。

2次予選最終試合、全勝のフォルティウスと決勝トーナメント進出をかけたロコ・ソラーレの試合は激アツでした。ギリギリのラインを通し合う吉村、藤澤両スキップの投げ合いはプロレスでいえば鶴田VS三沢のような意地のぶつかり合い。結果を超えた感動がありましたね。

声援に応える鈴木夕湖、藤澤、吉田知選手。ロコ・ソラーレの面々はこういった客席へのレスポンスが上手いというか慣れていて千両役者感がすごかったです。

吉田姉妹、知那美選手と夕梨花選手。最近にさらに似てきたと思うのは私だけ?

この日は敗れたものの優勝したフォルティウスの吉村紗也香選手。

彼女は実績や実力はあるのになぜかオリンピックに縁がなく、世界選手権では期する所があったかと思いますが、結果は惜しいところで出場枠獲得ならず。それを考えると、9月の代表決定戦に限ってはフォルティスを応援したいと思います。ぜひ自分たちの力でオリンピック出場を掴んでほしいです。