スキーヤーは熱扉車の夢を見るか

「オープンカーで如何にしてスキーに行くか?」に挑戦してきたスキーヤーがたどりついたホットハッチ=熱扉車ライフ。

カテゴリ:スキー > 競技スキー

IMG_1599

先週末は「清澤恵美子キャンプ」に参加してきました。

清澤恵美子選手は苗場スキースクールで競技スキーに出会い、神奈川県出身ながらも高校からは北海道の競技スキー強豪校に進み、ユニバーシアード銅メダル、冬季アジア大会金メダル、先日は世界選手権にも出場。今季のファーイーストカップ種目別総合優勝に輝く現役選手。

今回参加を決めた動機は、苗場スキースクールのOGとも言うべき選手であることはもちろん、キャリアの中で幾多の怪我に苦しみそれを乗り越えてきた彼女の生の声に触れたい、と思ったことです。

2日間、午前はGS、午後はSL、本数を稼ぐよりも一本に集中して滑り、かつ世界レベルの滑りを目の当たりにすることで、より多くの物を持ち帰る、という進め方だったのも、怪我明けの私にはピッタリでした。


スキーは何かと「出来ないこと」に注目し、欠点を潰していく、と言うプロセスを取るのが一般的で、またそれが好きな人が集まってくる傾向があります。特に競技スキーはタイムという絶対的な基準があるので「結果が全て、言い訳無用」「タイムに繋がらないことは全て無意味」などネガテイブ思考に陥りがちです。
しかし彼女の基本はそれとは真反対の「自己肯定」。できたことを自分でキチンと認識し、それを積み重ねることで、技術とモチベーションを高める、と言う考え方です。

私がアドバイスを受けたことの一つを例をあげれば「苦手な側のターンは遅れても構わない。しっかりターンを仕上げることが大事。」これは私的にはけっこう目から鱗で、彼女の考え方もよく表れていると思います。
IMG_1601
怪我との付き合いも同じなんだな、と言うことは彼女に問わずとも理解できました。
怪我でどこかが動かない、再受傷が怖い、と言うことを受け入れた上で、出来たことを一つ一つ積み上げていくしかないんでしょうね。

次回はオフトレの企画があるらしいですが、どうしようかなあ。「無理せず嫌にならなず、続けられる範囲で」が私のオフトレ論なのでついていけるか心配です。
スポンサードリンク

2017-03-18-12-37-44
一人合宿のしめくくり、石打スラロームに出てきました。
結果は、第1戦は1本目途中棄権、第2戦は3位表彰台をゲットしました!

この大会、以前から存在は知っていましたが、上越国際3連戦と日程が被っていることが多く、参加したことはありませんでした。しかし昨年、上越国際3連戦が大回転のみの開催になり、代替レースとしてエントリーを検討していたのですが、雪不足のため中止。晴れて今年初挑戦となったのです。
公共交通機関使用の私にとって、遠征のネックは交通機関の乗り継ぎ。朝イチのバスで越後湯沢におり、そこから上越線に乗るのは上越国際と同じですが、問題は駅を降りてから。上越国際のようにゲレンデ前に駅があるけではないですし、かといって越後湯沢駅からのシャトルバスでは受付時間に間に合いません。結局、最寄りの石打駅から徒歩しか手段がないのですが、これも受付時間ギリギリ。板とブーツを担いでやや早歩きする必要があり、結構きつかったです。

昨日の第1戦は天気にも恵まれ絶好のレース日和。このスキー場、大会はおろか、滑るの自体初めてだったのですが、眺望がなかなか良いですね。信濃川沿いの細長い平野から急に山が立ち上がる様子は南魚沼ならではの景観です。
2017-03-18-09-01-14
コースは中斜面で斜度変化はほとんどありません。距離も短いのでポールセットを覚えるのはとても楽です。
2017-03-18-09-36-22
雪面は硬化剤がほとんど効いておらず前走一人でコースに溝ができる有様。参加人数が少ないにもかかわらず、スキーブーム絶頂期の草レースのごとくコースは掘れてしまいます。まあ、苗場で練習していると掘れるのは慣れっこなのでむしろウエルカムだ、くらいの気持ちで1本目スタート。掘れた溝の中までグズグズに柔らかい雪面に戸惑いつつ、コースの攻略ポイントのストレートに差し掛かります。出口のゲートが振られており「そのままの勢いで飛び出すと後が苦しい」と読んでいた私は、ここでしっかり外スキーに荷重してラインを切り上げた!つもりだったのですが、板が溝に引っかかったか、意に反して私の体はフォールライン方向に飛び出してしまい、そこでコースアウト。スイッチバック禁止のローカルルールがあったので、そこで初日は終了〜

のはずだったのですが、「1本目失敗した人も、2本目滑れます。表彰はされませんけど」ということで(小さなレースにはたまにある)、ここでゴールしておけば、翌日の第2戦にむけて自分のポジションの予想がつくこともあり、2本目を滑ることにしました。

どうせ表彰されないし、タイムがわかるだけでもラッキーだ、と開き直ってスタート。コースの掘れは1本目以上で、暴れる板をいなしつつ、なんとかゴール。リザルトをみると…
なんと2本目だけならクラス2位のタイム!ああ、なんてもったいない!!第2戦からエントリーする人もいるので、予測は難しいですが、翌日は表彰台の可能性も出てきました。

明けて第2戦、再びヘトヘトになりながら石打へ移動。苗場は雪でしたが、こちらは雨模様。一時はかなり強く降ることもありました。
2017-03-19-10-15-43

しかし、雨の中ポールを滑るのは、ゴールデンウィークのトレーニングで実は慣れっこ。ゴアテックスのアウターシェルにオーバーグローブ、滑走用とは別の作業用のグローブ…などなど万全の装備で挑みました。

雨とはいえ気温は低く、昨日よりは締まったバーン状況の中スタート。

一本目は思ったよりエッジが効かず、ややモヤっとした滑りでゴール。結果は4位。やはり昨日ほど甘くはないか…

2本目は雨も弱くなり時折陽も射すコンディション。1本目の反省から、あれこれ作戦を考えていると、本日から参加で、先に滑り終えた苗場の練習仲間のTさんが「見えないけど掘れてて、板を取られるから気をつけて」と有り難いアドバイス。すると2人前の選手があわやコースアウトの失敗。柔軟に対応できるようリラックスしてスタート。

画像では難なく滑っているように見えますが、結構突然現れる溝に悪戦苦闘しています。

結果は前述の通り3位入賞。3位という順位は以前湯沢パークのスラロームで経験がありますが表彰台がなかったので、今回が人生初の表彰台になりました。
IMG_2757
他の選手の失敗ゆえのタナボタ的表彰台ですが、昨日はタナボタを提供する側だったので、お互い様ってことで(笑)。
商品は来シーズン使えるリフト券の引換券。来年も参加してね、ということでしょうか。
2017-03-19-21-16-59
もちろん参加します。

軽井沢でも一緒だったTさんとのタイム差を見直すと、この1週間の成果があったかどうかは微妙ですが、終わりよければすべてよし。堂々と出社できそうです。
スポンサードリンク

image

昨日は夜に降雪があり、久しぶりにパウダーが狙えるかな、と思いつつ、しかしゲートトレングもしたい…結局以前紹介した方法で…
2017-03-16-15-53-58
フリー用の板とスラローム用の板を担いでゲレンデまで歩きました。
2017-03-16-16-02-32
徒歩約20分、2台の板をたすき掛けにすると、ストラップが首に食い込みで結構きつかったですね。さらに片方のストラップの金具が破断。
2017-03-16-11-56-12
もともと通勤向けのトートバッグに付いていた物なので強度不足だったのかも。真似する方はお気をつけ下さい。

2017-03-16-10-40-34
パウダーは新しく拡大オープンした筍山山頂エリアへ。地形的には従来の山頂エリアよりもワイルドで、雪溜まりもできやすく、降雪量のわりには楽しめました。入り口はちょっと分かりづらいですが、それで良いのかも。
2017-03-16-10-45-43

今日は通常どおりフリースキーでのチェックの後にゲートトレング。もはや大会直前に追い込んでもあまり意味がないので、1セット3本づつと自分で本数を決めて何より集中して滑りました。滑りの調子は悪くないものの、コーチのアドバイスでぱっとタイムが上がるなどなかなか安定しません。まあ泣いても笑っても練習は今日が最後。明日の大会は初めての参加でレベルもわかりませんし、開き直って挑もうと思います。
スポンサードリンク

苗場一人合宿、3日目は通常どおり午前はフリースキーの中で細かい運動の確認、午後はスラロームのゲートトレングをこなしましたが、朝、ゲレンデに出る時にやや疲れを感じたので、4日目の今日は完全休養日にしました。午前中はHDDに入れっぱなしだった映画をみたり、ヒザの怪我予防の勉強をしたりして過ごしました。
IMG_2746
午後はスキー板の手入れをしたり
IMG_2745
近所の温泉にいったり
2017-03-15-16-25-47
食材の買い出しをしたり
2017-03-15-17-45-00
と細々とした用事をこなしました。

明日からまた頑張ります。
スポンサードリンク

一人合宿、順調に2日目を終えました。

初日のAMにちょっとした気づきがあり、バリエーショントレーニングをしたり、その効果をビデオでチェックしたりしています。

フリートレーニングの中で、見落としてきた自分のクセを発見し、それをフリートレーニングで矯正し、次はポールの滑りの中に落とし込んでいく。そのサイクルに集中できるのも競技スキーの面白さかもしれません。

競技スキーというのは、1/100秒縮めるための「気づき」を100個積み重ねて、やっと1秒タイムを稼げる、そんな地道なスポーツです(だからこそ滑るその時くらいは派手に行きたいのでスラロームが好きなのかも)。

その反面、ちょっとしたアドバイスで、自分の潜在能力がタイムになって現れることもあります。今日のポールトレーニングはそんな日になりました。

左がコーチからのアドバイスを意識した3本目の滑り。右がアドバイス前の1本目の滑りです。実に1.7秒も速くなってます。タイム以前に見た目に違います。アドバイスは自分なりに解釈して、滑りに落とし込む時に自分なりの「気づき」になるわけですが、この気づきを身体に定着させるべく、明日もトレーニングです。

苗場でよくあう元上司がいます。彼はすでに引退し、在職中から「プロ並み」「もはや自家菜園のレベルではない」と言われていた畑に精をだしているのですが、その賜物「無農薬のキャベツ」を頂きました。なんと収穫から半月たっているのに新鮮そのもの。そしてサイズの割りにずっしり重い!
2017-03-13-16-46-16
さっそく料理して頂きました。
2017-03-13-18-54-50
ソーセージと炒めて卵を落としただけ(妻の実家の定番メニュー)なのですが、旨い!たしかにこれは家庭菜園のレベルではありません。すごいなあ。
スポンサードリンク

image

毎年恒例苗場一人合宿、本日は移動日です。昨日会社から直接苗場入りする予定だったのを都合で1日延ばし、滑走日数が減ってしまったのですが、昨日は会社から東京駅までのアクセス路線である京浜東北線が、ちょうど私が乗車していたであろう時間帯にトラブルで運休しており、予定通り昨日移動していたら予約した新幹線に乗れず、苗場に上がる最終の路線バスにも乗れなかった可能性が高いです。災い転じて福となす、でした。

今回の一人合宿の最終ターゲットは、昨年雪不足で中止になった石打スラローム。初参加になりますが、どんな大会なのかたのしみです。
スポンサードリンク

2017-03-05-10-16-52
左膝のMCL(内側側副靱帯)損傷から約1年、復帰第1戦として選んだのは軽井沢プリンスホテルスキー場で行われる「岡部哲也スラロームカップ」。過去にも何度か参加していますが、人工雪の硬いバーンと参加者のレベルの高さでなかなか納得のいく成績が出せていない大会です。

まずは硬いバーンに慣れなければ、と言うことで前日から新幹線で軽井沢入りし、事前練習に参加しました。車輌はやっと乗れたぜE7系(W7かもしれないけど)。
2017-03-04-06-40-27
事前練習当日の浅間コースは、軽井沢としては普通の硬さ。
2017-03-04-11-31-30
昨年までにだいぶ矯正できていたつもりの左外足ターンのローテーションを繰り返し繰り返し指摘されました。やはりケガの影響か、2〜3シーズンくらい技術が後退しているようです。しかしながら、緩斜面の滑りには新しい気づきがあり、いい練習になりました。

今回の宿泊は今話題のwアパホテル。
2017-03-04-16-13-41
駅からは近いものの部屋は荷造りに苦労するほど狭くコスパは良くないのですが、今まで使って来た宿が軒並み廃業してしまったので消去法で選択しました。
IMG_0007
もちろんあの本もありましたよ。
IMG_0006

夕食はいつもの「関所茶屋」でいつもの「小町御膳」
IMG_0129
IMG_0131
小鉢の鶏のキムチ漬けが美味しいです。
コンビニに寄る途中で昭和っぽいお店を発見。
IMG_0128
今度はここで食べてみよう、って毎回思ってるような…

大会当日は軽井沢らしい晴天。岡部哲也さんと、スキー場支配人(前苗場スキー場支配人)大塚さんからご挨拶。今年は大塚支配人の前走は無し。残念!
2017-03-05-08-44-27
気温は徐々に上昇し、緩斜面ではワックスが勝敗を分けそうだったので、使い切りの高級スタートワックス「 GALLIUM GIGA SPEED Maxfluor JET 積層パッド」を実践投入!
2017-03-05-10-25-20
袋の中には30ml15,000円くらいする液体スタートワックスを染み込ませたティッシュが入ってます。これで1袋1,500円!もちろん割高ですが、年に2、3試合しか出ない私には逆にリーズナブルかと。肝心の効果のほどは比較する術がないので合理的な説明はできませんが、1旗門目があっという間に来たのは確かです。

取説にはスキー1台分とありますが、2本目で使ってもまだ湿り気があったのでまたイケそう。袋はチャック付きですが、この湿り気が何日持つか?再来週にまた大会があるので確認してみます。

レースは一般男子出走41名中、実に13人が途中棄権、旗門不通過で失格というサバイバルレースとなりました。先日の世界選手権でも張られた下から入るヘアピンゲートや、2連続ヘアピン、ストレートフラッシュからストレート、などとにかくトリッキーなセット。下から入るヘアピンゲートは前日練習でも張られていて、これを予習できたたけでも事前練習に参加した甲斐があったかも。

結果は完走28人中21位。後ろから丁度1/3というのは3年前の成績に逆戻りしたことになり、前述の感覚を裏書きしています。何より残念なのは、同じようなタイムの他の選手の滑りがカッコ悪く見た目にも遅く感じてしまった事。それが現実とは言え、自分も同じレベルかと思うととても悲しくてやりきれない気分です。

まあ嘆いていてもタイムは縮まらないので、一から出直すつもりでコツコツやるしかないですね。そもそも今シーズンはそのつもりでしたが、再認識させられました。

帰路はコスト優先で高速バスを利用。
2017-03-05-15-44-56
スキーバスと違ってトイレがあるなど、もともと快適でしたが、シートピッチも広くなりかなり快適です。
2017-03-05-16-20-24

そして驚くことに全席にコンセント!
2017-03-05-16-02-17

さっそく使ってこの記事を書いてます。あとは無線LANがあれば完璧ですね。

2年後にはこの大会でのクラスがマスターズになります。そこで入賞を狙うのを中期的な目標として、また気持ちも新たに無理せず技術を積み上げていこうと思います。

それにしても、やっぱりレースは楽しいですねえ。
スポンサードリンク

今シーズンは、ケガからの復調はもちろんですが、ケガをしにくい滑りへの転換が最大のテーマです。
具体的には、ヒザへの負担の少ない運動やポジションを身に付ける事。特にケガをした左足は私にとってスキーに体重を乗せにくい「苦手な側」で、それをカバーするために膝に負担のかかる運動をしてきました。今年はその左外足のクセを直す事が重要になります。

ニセコ出発前のスラロームのトレーニングではターンの左右差が大きくて、右外足ターンで稼いだスピードを左外足ターンでブレーキをかけている状態でした。

ニセコでは、よく締まって空いたバーンに恵まれたので、集中してヒザに負担の少ない運動の「クセづけ」が出来たと思います。

しかし、苗場に戻ってスラロームのトレーニングを再開すると、確かに左右差は改善されているのですが、スキーの角づけは甘く、ビデオで分析すると、昨年のケガをする直前の滑りには遠く及ばない事をタイムが証明しています。

ここで以前の滑りに戻せば、タイムは改善するのかも知れません。引き離された練習仲間に再び並ぶ事も出来るかもしれません。

しかしそれをしてしまったら元の木阿弥。今はタイムで負けているという悔しさをグッと呑み込んで、本来の目標=ヒザへの負担を抑えつつ、受傷以前よりもしっかり角づけができる運動を模索せねば、と自分に言い聞かせています。

このような中途半端な状態なのは不本意なのですが、「岡部哲也スラロームカップ」とその前日練習に参加してきます。
IMG_1366
スポンサードリンク

image
昨日より、ホームの苗場でゲートトレーニング再開しました。朝、スクールの事務所に、今シーズンもレーシング会員でお世話になる事を伝えつつ会費を払いに行くと、レーシング担当の副校長から「バーンの状態のいい時だけ滑ってくださいね!また怪我をしたら何にもなりませんから」と厳しく念を押されました。 トレーニングの合間にも「膝痛くないですか?」と気遣ってくださり、「これはもう怪我できないな」と肝に命じて、バーンの荒れ具合を見計らって昨日と今日は早めに切り上げました。

まだ長く続くシーズン、しばらくはこんな感じで様子をみながらトレーニングしていきたいと思います。
スポンサードリンク

2016-12-31-13-20-40
膝の怪我から約9ヶ月、ホンモノのゲレンデに引き続き、本日、ポールトレーニングに復帰しました。
苗場ではスラロームのセットが張れるほどの積雪がないため、昨シーズンと同様、田代スキースクールのポールトレーニングに参加しました。
滑る前は恐怖心とどう向き合うか?などと心配しましたが、怪我をしたGSとは種目も違いますし、昨晩の降雪でバーンが柔らかくスピードもでない状況だったので、意外とすんなりとポールに集中して練習することができました。
念の為の膝装具が効いたのかわかりませんが、膝が痛くなることもありませんでした。
image
新しく買ったスラロームヘルメットも無駄にならずに済みそう。本日初めて長時間被りましたが、頭も耳も痛くならず快適でした。そして手持ちのゴーグルとのマッチングがバッチリ。
2016-12-31-15-40-26
このゴーグルと合わせるつもりは当初なかったので嬉しい誤算です。

当分の間、怪我をしたGSは避けて、スラローム一本で無理せず練習を始めたいと思います。
スポンサードリンク

tekeiteasy_02
天気予報からも「西高東低」なんて嬉しい四文字熟語がきこえるようになり、シーズンの足音もヒタヒタと聴こえてくる昨今、怪我をしたヒザの回復も当初想像していたより順調です。

しかし二度とあんな怪我をしないためには、昨シーズンまでの反省をふまえた自分なりの心がけというスローガンみたいなものが必要では?と思い、いろいろ逡巡してきました。

行き着いたのは、肩の力を抜いて気楽にいこう、ってことです。英語で言えば「Take It Easy!」今風のことばでいえば「ま、いんじゃね♥」ってことです。

意地にならない
誰かに負けたくないと思わない。もちろん自分にも。「俺の勝ち負けなんて誰も気にしてねえし。ま、いんじゃね♥」

張り合わない
自分だけ休んでみっともないと思わない。自分は自分。「あいつサボってんなー、なんて誰も見てねえし。ま、いんじゃね♥」

焦らない
今シーズン中にとか、今日までに、とか成果に期限をつけない。「来年もあるし、ま、いんじゃね♥」

欲張らない
その一本を無理しても、何か得られる事はない。「もう疲れちゃったし。ま、いんじゃね♥」

元を取らない
レッスン料をリフト代を残りのシーズンをもったいないと思わない。「払ったもんは仕方ねえじゃん。ま、いんじゃね♥」

調子に乗らない
リスクを冒して怪我をしなかったのはラッキー。実力ではない。「たまたま上手くいっただけで、次は出来ねえけど、ま、いんじゃね♥」

自分の手のひらより大きいものは掬うことはできません。無理して掬っても、結局指の間からこぼれ落ちてしまいます。
昨シーズンまでの私は、自分の器を受け入れるとができず、その外に出よう、他の誰かになろうとしていたのかも知れません。また、どうする事もできない大きな流れ(雪が少ないとか)に抗ってもいました。
そういう諸々を受け入れるのが「ま、いんじゃね♥」です。

そうは言ってもついつい忘れそうなので、トップの画像をステッカーにして、板に貼っておこうと思います。
スポンサードリンク

image
上越国際の神奈川県連マスターズ、ナスパのホワイトデーカップにむけて設定した1人合宿の第一部、終了しました。いずれの大会も中止になってしまいましたが、今までなかなか取り組めなかったいくつかの弱点解決の糸口を見出す事もできましたし、最終日スラロームトレーニングでのタイム計測では目標としている人とのタイム差を縮める事ができ、非常に有意義な合宿になりました。
第二部のターゲット、石打スラロームも中止が決定しました。今年は大会に絡まない1人合宿になりそうです。ここは腰を落ち着けて、今までと視点を変えた対処療法でないトレーニングを心がけたいと思います。もっと速く、もっと強く、もっと美しく。

視点を変えるといえば、越後湯沢駅での夕食もちょっと視点を変えてみました。いつもの蕎麦屋、小嶋屋さんですが…
image
角煮です。おそらく蕎麦つゆを使ったと思われるタレが絶品です!是非おためしあれ。
スポンサードリンク

image
今週末はスキーに行かない谷の週なので、狭山で練習してきました。暖かくなったので道中は久しぶりにフルオープンを満喫。平日午後に屋根を開けて、それも板を積んで滑りに行くこの背徳感がたまらない(笑)。

一ヶ月ぶりの狭山。なんかむしろ苗場のエヌプラトー前よりも雪がありそう。いや、絶対にあるな!
image
トレーニングバーンはよく締まってなかなか良いコンディション。これも苗場以上かも。↓N田コーチに撮っていただいた画像。ありがとうございました!
image
さっきまで仕事をしていたのに、ポールを滑っている。そして明日はまた仕事というのはなんとも妙な感覚ですが、短い時間の中で集中して練習できますし、この日も大きな気づきがありました。

上越国際の神奈川県連マスターズに続き、その代替で出場しようと思っていたナスパのホワイトデーカップも中止になりました。来週は恒例の「1人合宿」ですが、大会出場とは関係のない合宿になりそうです。
スポンサードリンク

上越国際3連戦の代替レースとして参加を予定していた神奈川県連のマスターズ、そろそろエントリーしようとしたら、雪不足のため中止になってました。しょうがないので、翌日3/13のナスパの「ホワイトデーカップ」に参戦しようと思います。一本目GS、二本目SLの変則的なレースですが、今年は「新しいターゲットになる大会を探す」がテーマなので、近場のレースは大切にしたいと思います。

そういった意味で、神奈川のマスターズのレベルは知っておきたいので、4月頭の鹿沢にも出ようと思います。こっちも雪は微妙ですが…

もっと微妙なのは翌週3/20、21の石打スラロームです。これも今年でておきたいのですが…天候には勝てませんね。
スポンサードリンク

この間、あることから「スキーで何かを成し遂げる」ってことを考える機会があった。

なぜそこまでスキーに夢中になれるのか?なぜそれがずっと続くのか?と人からよく聞かれる。
その理由として一つあるな、と思うのが、学生時代にスキーで大きな達成感を得られなかったこと。同好会で滑り出したのは3年からだし、山に篭ったのは4年の時だけ。
pano
資格が取れたわけでもないし、仲間と岩岳で汗と涙を流した経験もない。
sugadaira

レジャーで終わらないシリアスなスキーを「垣間見るだけ」で終わってしまったのが私の学生時代。
その「不完全燃焼感」が、その後もスキーを続ける大きな動機になったと思う。

その結果、スキーという生涯を通して打ち込める趣味を持てたことで、どれだけ救われたかわからない。それに、スキーを通じていろんな事を学べたし、たくさんの素敵な出会いもあった。

もちろん、本当に何かをやり遂げて(例えば大会で優勝するとか)達成感を得るのが良いのだろうけど、そうじゃなくてもハッピーはある。むしろそれで良かったんじゃないか?と思ってる。

以下、長いスキー人生の中で感じた「やった!」をつらつらと。

SAJ1級に受かったとき。場所は乗鞍大雪渓!
norikura

志賀高原プリンス東館に泊まりつつ、志賀高原の有名な難コース、丸池Aコースをノンストップで滑り切りった時。ゲレンデプリンスホテルの最高峰+スキーは上級レベルの証。「ああ、俺もついにここまで来たか!」と思った。まあ、気のせいでしたけど(笑)
dinnermaruikeA

今は亡き「上越国際3連戦」のスラロームで、初めて入賞した時。
45a3fbc9.jpg

最近だと、オフ会とかでゲレンデに集合した時にパウダーとかコブとかで「yasumoriさん上手い〜!」とか言われた時ですかね。「ああ、スキーやってって本当に良かった」って思います。

だから、スキーで成し遂げたい事を逃したとしても、まだまだ次がある。お楽しみは次にとっておくのもいいじゃん。成し遂げたらそこで終わっちゃうもん。
スポンサードリンク

IMG_9795
昨年の上越国際3連戦の反省から、「緩斜面トレーニングの必要」を感じていました。
シーズン最後は筍平の緩斜面でポールトレーニングしますが、シーズン中はなかなか難しい(シーズン中に練習してる火打ゲレンデも急斜面ではありませんが)。そこで思いついたのが

狭山スキー場!

狭山では苗場スキースクールの姉妹校が木曜日夜にポールレッスンも行っておりまさにうってつけ。

仕事を午前中に切り上げてでかけてきました。
IMG_9792

雪不足も徐々に解消されつつある平日の夜にもかかわらず、20名近い受講者が集まっており驚かされました。
IMG_9797

1時間45分のレッスン時間の中で前半中回転、後半スラロームのトレーニング。コースは硫安で固めます。距離は短いですが、リフトも短いですし、リフト待ちもないので、けっこう効率良いです。たぶん前半後半の合計で8、9本滑れたと思います。

しかしこんな限られたバーンでも、ポールさえ立っていれば楽しいのはレーサーの性ですね。もし何か生活環境の変化で苗場に行けなくなったとしても、最悪ココでポールができればそれで良いかも?と思っちゃいました。

というわけで近くて楽しくてためになる狭山のポールレッスン、今シーズンあと何度か参加するつもりです。
IMG_9799
リフト代やレッスン料が割引になる滑走会員も入会しました。
スポンサードリンク

すでにスキー場のサイトで告知されている通り「上越国際三連戦」が今シーズンはGSLのみの開催になりました。

かつては300人以上の参加者を集め、中越、湯沢エリアでは珍しいスーパーGを開催するなど、非常に盛り上がった大会でした。

社会人になりたての頃から、ほぼ一貫して参加してきました。
思い起こせばみんなが40秒台で滑るコースを1分かかっていた私が、最近はコンスタントに入賞していたわけですから、私の上達はこの大会と共にあったと言っても過言ではありません。
この大会の表彰台に上がることをスキー人生の目標にしていただけに、ショック大きいです。

と、嘆いても大会が復活する訳ではないので、止むを得ず代替の大会を探してみました。

まずは以前から気になっていた東京スポーツマンクラブの「石打スラローム大会」。石打というアクセスの良さながら、エントリー費の高さや、締め切りの早さから敬遠していたのですが、そのいずれもが改善されています。土日にそれぞれ1戦づつ計2戦開催されるのも魅力です。

そして、神奈川県マスターズ選手権。今年からオープン参加になりました。会場が上越国際の大沢コースというのも魅力です。まさに上越国際三連戦で果たせなかった夢を実現するにうってつけの大会です。

いずれもアクセスと日程で選んでいるだけで、上越国際三連戦のような「程よいレベル」かどうかはわかりません。今年はレベルを見極め、来年以降の目標を設定するための「様子見」の参加になりそうです。
スポンサードリンク

IMG_9091
いままで使っていたSL用スキー「Race SL M」は、来季の「REDSTER FIS SL」にビンディングを提供してしまいました。ややヘタリを感じるものの、練習用にはまだ使えそうなので、さらに以前使っていたGS用スキー「GS12」のRaceビンディングを移植しました。

同じATOMICの板とビンディングですが、プレートにあらかじめ空いているビス穴があいません。馴染みの「カンダハー本店」でお願いして、プレートにタップ穴を切って無理くり取り付けてもらいまいました。無理を聞いてもらってありがとうございました。
IMG_9086
季節外れのスキーキャリアに季節外れのスキーを積んで都内を走るのはけっこう恥ずかしかったです。
スポンサードリンク

IMG_9063
予約した新しいSLスキー ATOMIC REDSTER FIS SLが届きました。お金がないのでビンディングは前の板から移植。むしろこっちの方が合ってるんじゃないかと。

あと、トップフィンはちゃんと左右がついてました。カタログだとこんなだったので心配しましたが(笑)
atomic2016

これで来季から使用する新スキーが揃いました。
IMG_9064
それにしてもブーツセンターの差がすごい!そもそもパーク用の板である 4FRNT SWITCHBLADEのセンターが前よりなのは当然ですが、これでもメーカー推奨より5センチ後ろにさげてます。
今回下取りに出した SALOMONの1080と並べてみると…
IMG_9059
やっぱり前だ!うーんどうなんだろう?まあ滑ってみないとわからないか。

来季がいろいろ楽しみになってきました。
スポンサードリンク

IMG_0168

私のミスで台無しになってしまった妻のスキーウエアを新調しつつ、私と同様にみおふぉんにMNPして不要になった妻のiPhoneを売却するため、秋葉原と神田に出かけてきました。

まずお邪魔したのは前回と同じスキーショップベイルさん。ここを皮切りに神田じゅうを歩き回る…のかと思いきや、あっさり昨年モデルのARMADAに決まりました。
IMG_8894
ダメになったMAJESTYよりむしろ気に入ったとのことで何よりでした。

そして「来季のスラ板を、まずは見るだけ」のつもりで立ち寄ったカンダハー。オフはこちらでスタッフをしている苗場のコーチとお話をしている間に、気がつけば右手が注文伝票を書いてました…
IMG_8893

そして事前にiPhoneを預けて査定をお願いしていた秋葉原のドスパラへ移動。

実は先週、ソフマップでも査定していたのですが買い取り額に不満があったので、今回初めてドスパラに査定をお願いしてみました。

結果的にはソフマップが7000円に対して、ドスパラが7200円と大差はありませんでした。しかしながら、数時間かかる査定の前に「最高買い取り額」しか提示しないソフマップに対して、「最高買い取り額からいくらダウンするか」を概算で提示してくれるドスパラの方が、使い勝手はいいですね。その段階で納得できなければ他店へ行けばいいので。

ケータイの買取査定で何時間も端末を預けるのは「他店と比較させないため」と思っていたのでこれは印象良いです。

とまあいろいろお金を使った週末でしたが、実はベイルさんにもちょっと気になる板があり…かさむ出費を取り返すべく、帰り道にLOT7を購入。当たれー!
IMG_8892
スポンサードリンク

image

恒例のGWのポールレッスン、twitterスノー部かぐらオフを経て、2014-2015シーズン終了しました。

滑走日数は久しぶりの40日越え。昨シーズンの反省点の一つが「もっと貪欲に」だったので、まあ達成できたかなと。

しかし「たくさん滑った」「楽しく滑れた」という充実感は滑走日数以上に感じています。技術的には今後の自分のスキーの土台になるような気づきがあり、後半それがしっかり練習できたこと。そして終盤の春コブで、2度に渡って楽しい仲間と素敵な時間が過ごせたことが大きいですね。
BlogPaint

そして何より、来シーズン以降の主力戦闘機にふさわしいスキー板と出会えたこと。それは来シーズンのATOMICのSLトップモデル「ATOMIC REDSTER FIS SL M」。GWのポールレッスンでやっとゲートの中で試乗することができましたが、ターン前半の方向付けがしやすく、後半安定して抜けて行くという、ほぼ理想に近いスラロームスキーでした。かつてSALOMONの初代3Vに出会ったとき以来の「これしかない」「これなら勝てる」と確信できるスキー板です。諸々予算は厳しいですが「借金してでも買う価値があるスキー」なのは間違いないでしょう。正直、自分以外の誰にも買って欲しくないです。逆に言えば、買わなければそこで負けですね。

ビデオを見くらべても、その差は明らか。まずは自分の板2011年モデルの選手用モデル「ATOMIC RACE SL M」での滑り。板のテールが外側に出る瞬間が目につきます。ターンの導入でスキーのたわみが引き出せず、板を横にしないと間に合わない状態。


そして2016モデル「ATOMIC REDSTER FIS SL M」での滑り。同じセットではありませんが、テールが外に出る事が少ないです。早いタイミングでスキーをたわませ、下に落ちる滑りになってます。


その他にも、いろいろな試行錯誤ができるのもGWの良いところ。かねてより気になっていた「一番上のバックルはどれくらい締めるか?」をビデオで比較してみました。左の方が、バックルをしっかり締めています。

しっかり締める方がロスが少なそうですが、私の場合は締めすぎない方がタイムは出るようです。

これからオフを迎えますが、昨オフで新たに取り組んだトレーニングメニューは身体のキレに効果があったので、今オフは同じメニューで強度を上げていきたいと思ってます。
戦闘力充分のニュースキーで迎える来シーズンが今からとても楽しみです。
スポンサードリンク

2015-03-13-09-59-09
毎年恒例、上越国際三連戦にむけて、苗場で一人合宿を張っております。今回は雪質も練習向きで天気も良く、ビデオの自画撮りもはかどり、いい練習ができております。ビデオをチェックすると、滑りの課題はある程度の改善はあるようで、仮に大会の結果に結びつかなくとも、いい感覚を持ち帰れそうです。

ところで、今シーズンから苗場に登場したケパブの屋台、食べてみました。
2014-12-31-11-17-16
ケパブラップのレギュラーが800円、ビッグが900円。値段の差は100円ですが、具は倍近く入ってます!
2015-03-11-12-20-27
買うならビッグがお勧めです。休憩所にも近いし、ぜひまた来年も来て欲しいなあ。

それと先日、ゲレンデでカモシカを目撃しました。(↓画像はスキー仲間に撮ってもらいました)
2015-02-22-12-13-44
田代ならたまに見かけますが、苗場では珍しい。コースとコースの間の林に夜の間に迷い込んでしまったのでしょうか。どちらを向いても雪の上を猛スピードで走る人間だらけで途方に暮れているようでした。翌日には姿を消していたので、森に帰ったのでしょう。

泣いても笑ってもいよいよ明日は本番です。目標は表彰台直下の4位!タナボタを狙えるこのポジションをまずは確保します!
スポンサードリンク

IMG_8473

伸び悩む成績を打開すべくやり方を変えたオフトレにつづき、雪上トレーニングにも新風を、ということで、以前大会前の1日のトレーニングで大きなヒントを得た「岡部哲也スキースクール」のSLキャンプに出稽古に行ってきました。

今回は3日間のスペシャルSLキャンプのうち、土日の2日間に参加しました。このキャンプに期待するのは、苗場では滅多にない硬いバーンと、いつもと違う視点からの指導。
IMG_8475
前回の参加の時ほどではないものの、十分な硬さ。このバーンで2日間みっちりSLのポールトレーニングができることに加え、日頃はなかなか練習できないショートポールや、世界のオカベ直伝のバリエーショントレーニングなど、充実の内容です。

ランチはうさぎ山キッチンハウスの「ジャガバタカレー」。この意外な組み合わせが好きで軽井沢では必ず食べます。
IMG_8474
元々リフトが混雑する上に、ファミリー層向けに「リフト減速運転」を売りにしている軽井沢プリンスのなかで、うさぎ山エリアはリフトが比較的空いているので時間のロスが無いのも良いです。うさぎ山キッチンハウス自体は小さなお店で席数が少ないので、天気がよければ外で食べるのも気持ちいい(ジャガイモが速く冷めるのが惜しいが)。天気が悪い場合は、事前に食料を用意して無料休憩所(旧アリエスカ)で食べるのもいいかも。最もどん詰まりのエリアでコースも難しいので空いてますし。

今回の宿泊は「軽井沢プリンセスペンション」

素泊まりの気楽さとコスパに加えて、ゲレンデまで送迎してくれるのがありがたい。お風呂も大きいです。
IMG_8476
ペンションブームの頃を思い出させるファンシーなお部屋。でも一人部屋。いったいどんな人が泊まってたんでしょうか。部屋以外の廊下など、どこもかなりファンシーな館内(ご主人のぞく)は「ペンションブーム」の頃のまま時が止まったようで、これはこれで一見の価値ありです。

夕食は、一昨年もらった「ビール無料券」を使いたくて再び「関所茶屋」へ。
IMG_8477
IMG_8478
ビールは無料だけどお通しは無料じゃない…上手いなあ(笑)

今回、往路は新幹線でしたが、帰路は高速バスで費用を節約しました。交通の選択肢が多いのも軽井沢の良い所ですね。バスだと食事を摂るのが難しいですが、バス停が駅の近くなので、横川の釜飯がゲットできました。
IMG_8480

難しいバーンに厳しいセット、世界のオカベの熱い指導にたくさんのヒントを持ち帰ることができた有意義なキャンプでした。上越国際3連戦にむけてテンションが上がってきました。
スポンサードリンク

ブログネタ
GWに撮った思い出の一枚を見せてください! に参加中!
IMG_7275
GW後半の苗場エリアでは、GW前半には影も形も無かった桜が見事に満開。その一方でロープウェイを降りるとこの冬景色。
IMG_7286

春と冬が同時に楽しめるこの時季は、苗場最上部、筍平ゲレンデでの苗場スキースクールのポールトレーニングに参加するのが恒例でしたが、昨年は都合で参加できず、今年は2年ぶりの参加になりました。

一時春スキー期間の営業を取りやめていた苗場ですが、昨年からスキー場、プリンスホテル共に週末限定でGWまで営業しています。
IMG_7259

緩斜面をしっかりスノーセメントで固めたバーンは、シーズンの終わりに滑りのイメージを高め、来シーズンへの課題を確認するにはピッタリです。また、ポール初心者の方にもピッタリだと思います。
IMG_7267

初め2日はいい天気で、このまま行けるか、と思ったのですが、トレーニング最終日はあいにくの天気。
IMG_7280
ガスで視界が悪いだけでなく、気温も低く、フリースを着込んでも寒い寒い。体調も悪化し、途中でリタイヤするはめに。考えてみれば、3日間、午前も午後もポールを滑り込んだのも2年ぶりなわけで、いつの間にか無理が利かなくなってるんだなあと実感しました。しかしながら来シーズンに向けていいヒントが得られたので参加して良かったです(←毎年言ってる)。

冷えた身体を温めに、共同浴場「宿場の湯」とタイ料理が美味しい併設のレストラン「うらじろ」へ。
IMG_7282
新メニューの「エビ味噌チャーハン」を頂きました。タイ料理らしい辛さとコクのバランスが素晴らしい!

翌日、連休最終日はポールトレーニングで掴みかけたヒントを再確認すべく田代でフリースキー。
IMG_7293

リフトが長いので効率よく滑走本数が稼げる訳ではないのですが、人が少なく、緩めの斜度で距離が稼げるので、コソ練にはうってつけのスキー場です。

今年のGWは曜日が悪く、イマイチだと思っていたのですが、前半と後半に分かれる事で、まるでGWが2度あったような充実感がありました。悪くないですね、こういうのも。
スポンサードリンク

IMG_7113

実に12年ぶりに「尾瀬岩鞍旅館組合杯」に参加してきました。以前、尾瀬岩鞍スキー場は苗場に並ぶお気に入りのスキー場で、毎週のように通っていました。しかし、あまりに身勝手で顧客を軽視した運営、経営方針に嫌気がさし、すっかり足が遠のいていました。にもかかわらず今年参加したのは、スキー仲間から「常宿からの参加者に速い人がいないので、是非助っ人を」と誘われた(とは言っても別に旅館対向試合ではないのですが)のと、今年は肩の不安からGSに注力して練習してきたので、その効果測定をしたかったからです。

12年ぶりに訪れて一番驚いたのは椎坂トンネルの開通で椎坂峠越えが不要になった事。沼田インターから登りらしい登りも無く「あっと言う間に」尾瀬に到着します。なるほどこれでは苗場が空く訳です。4月頭では珍しくはないですが、大会前日の土曜日は雪模様。しかし積もるほどではないので、椎坂峠越えが無くなった今、夏タイヤでもアクセス可能ではないでしょうか。
IMG_7101

ゲレンデの良さは相変わらずですね。チャンピオンAコースや国体女子コースなど、ギンギンに大回りで飛ばせるコースが多いのはこのスキー場の最大の美点です。
IMG_7104
その一方で、かつてはビッシリと自然コブが張り付いていたリーゼンコースが、ラインコブになっていたのは時代の流れとは言え残念でした。

そして変わらないのはファミリーコースにある「お祭り広場」。飲み屋然とした雰囲気も、名物キャンドルボーイも昔のまま。今回はラーメンにしましたが。
IMG_7105
今やお祭り広場のブログがあることには時代の流れを感じますが、そのプリントアウトのファイルが置いてあるアナログ感はなんともお祭り広場らしいではありませんか。
IMG_7107
IMG_7108

今回の宿泊は「ロッヂ屋形」
IMG_7109
この宿の売りはお風呂ですね。温泉なので24時間入浴可能で、私は3度も入ってしまいました。普通のお風呂と檜風呂があり、時間によって男湯と女湯が入れ替わります。普通のお風呂の奥には露天風呂もあります(ただしこの時季はクローズ)。

さて肝心のレースの方ですが…
IMG_0509
一般男子完走56名中19位。残念ながら飛び賞もなし。全体の上位30%くらい、というのは昔とほぼ変わらないポジションです。うーん、やはりGSは進歩がないなあ。


以前は300人以上出場していて、むしろ飛び賞の方が賞品がよく、司会者の方も軽妙なトークがバカ受けで大変盛り上がる表彰式だったのですが、今はすっかり参加人数も減り地味な大会になってしまいました。

この大会が行われる4月の第1週は、苗場スキースクールの「木村公宣キャンプ」とバッティングするので、来年以降も参加するのはちょっと微妙かもしれません。
スポンサードリンク

IMG_7038

今年もやってきました上越国際三連戦スラローム。今年も水曜日から休暇をとって一人合宿にはいり、そのまま大会へなだれ込む流れです。

今年は一昨年痛めた肩と昨年痛めた膝がまだ回復途上ということで、ポールへのアタックで肩に負担がかかるスラロームの練習を封印し(私には珍しく)GSのトレーニングとスピードを抑えた基礎練習に滑走時間を割いてきました。そんなわけでスラロームの練習を再開したのは3月に入ってから。トレーニングのビデオをチェックしてもかなりガッカリするようなありさまでした。

それでも直前の平日一人合宿でそこそこ滑りをまとめて、いざ出陣。昨年の入賞祝いでかったロングタイプのレガースもデビュー戦です。
IMG_6980
水曜日からコロコロ変わった天候でしたが、当日は気温低めの晴天、というこの時季としては珍しいグッドコンディション。
IMG_7031
ここの大会は参加賞がまとも(その代わり賞品はたいしたことない)のですが、今年は…魚沼の米粉をつかったドーナツ。滑る前にこんなの渡されても困ります(笑)
IMG_7030
試合の方ですが、1本目は、滑ってる途中で「お、これ良いかもな」と思えるリスクの冒し具合とリカバリーのバランスの良い攻め具合で6位。たぶん1本目としては自己最高位ですね。過去の3度の6位入賞はいずれも7〜8位につけて、2本目で順位を上げる、というパターンでしたので、これは1つでも順位を上げたいところです。ここでどのような戦術をとるかが悩みどころですが、ゴリゴリに攻める事にしました。上手くまとめて4度目の6位をとって何も嬉しくありません。途中棄権覚悟で攻めるしかありません。まるでマンフレット=プランガーのように気合いをいれてスタート。

この大会の2本目はスタート直後に長めの左ターンでフォールラインを左側にずらすのがお決まりのパターンで、次の右ターン(苦手)でしっかり外足に乗れてその後リズムを掴めるか、がポイントなのですが、その2旗門目の右ターンで思いっきり内倒して外スキーが流れてしまいました。自分でも驚くほどのリカバリーでコースアウトは免れたものの、その後も気合いが入れば入るほど流れる左スキー(笑)。それでも途中のウエーブからはリズムを取り戻してなんとかゴールしました。

結果はまくりもまくられもせずの6位。2年連続4度目です。
IMG_7033
今年は参加者が少なく、完走したのは私のクラスでは11人しかいなかったので、6位でもかなり微妙ですが、事前練習が5日しかしてないのですから上出来でしょう。他の参加者とのタイム差を昨年と比べてみてもさほど違いはありませんでしたし。賞品はリバーシブルのネックウオーマーでした。
IMG_7041

ちなみに、昨年も一緒に参加した「会社のスキー部のエース」氏ですが、今年はなんと優勝しました。昨年とは明らかに切れ味の違う、谷へ谷へと向かうさすがの滑りでした。あれこそが本来の彼ですね。

「なんでこんな一段一段なんだろう」と泣いたのは上村愛子選手ですが、私に言わせれば「なんでいつもいつも6位なんだろう」って感じです。それでも良い経験になったは「1本目良い位置につけた時の2本目のメンタル」ですね。守りにいったらタイムは出ない、というのが今までの教訓でしたが、じゃあ根拠の無い気合いでタイムが出るか、と言えば出ないんですね、これが。当然と言えば当然ですが。やはり「平常心」が大事みたいです。

来年こそは自己最高位を更新し「なんでこんな一段一段なんだろう」と泣いてみたい、と決意しつつ一人合宿を小島屋さんの蕎麦で打ち上げました。
IMG_7050
画像右上の「蕎麦焼酎の蕎麦湯割り」はとても美味しく、心地よく酔えるので、越後湯沢駅にお立ち寄りの際は是非。

今年のレースはあともう1戦。せっかくGSを練習したので久しぶりに「尾瀬岩鞍旅館組合杯」に出場する予定です。

スポンサードリンク

軽井沢の岡部杯の後、ジムでエアロバイクを漕いだ時に違和感を感じ始めた左ヒザと、昨シーズンのゴールデンウィークにコブで転んで以来痛みが引かない左肩を整形外科に診てもらいに行って来ました。

ヒザの方は以前何度か痛めた古傷ですが、今までは少しスキーに行く間隔を開けるなど休養すれば問題なかったのがどうも違和感が残り、滑っていても不安で集中できません。診断としては靭帯や骨には問題はなさそうだが、少し腫れているとのこと。腫れ原因を究明するために、消炎剤を塗って腫れが引くか経過観察することになりました。

肩の方は以前他の病院で、怪我をきっかけにした五十肩(棘上筋腱炎)とのことで「時間がかかる」と言われた事もあり、のんびり構えていました。以前は痛みはあれど肩の動きには問題無かったのですが、二ヶ月ほどスキーをしない等あまり動かさずにいたら、可動範囲が狭くなっていました。痛くて動かないのではなく、動かし方が分からなくなっていまい、これはマズイぞと。

診断の結果、以前の診察と同様の腱板の炎症に加えて、上腕の骨頭に凹みがある、とのこと。この凹みが怪我によるものなら相当なケガだそうです…本人自覚無いのですが。まずは痛みをとるとどれくらい可動域が変わるのか? を調べるために鎮痛剤を注射…人生初関節内注射!「そんなに痛くないですよ」との事で、当初はそれほど痛くはないのですが、途中で薬液が入りにくくなってからはちょっと痛みがありました。薬液が入りにくいのは一部で癒着があるかも、とのことです。注射するとすぐに痛みは引きましたが何とも言えない気持ち悪さが関節に残ります。よくいう「関節に水が溜る」ってこういう感じなんだろうなあ。しかし痛みがなければ可動域は改善した気もします。こちらも経過観察という事で、その後は必要に応じてMRI等の精密検査やリハビリとのことです。

気になるのは「相当なケガだったはず」の骨頭の凹みと「癒着」という言葉。MRIは撮っておきたいなあ。
スポンサードリンク

表彰式01

軽井沢岡部杯につづき、上越国際3連戦にむけた平日合宿第2回です。結果から言うと久しぶり(2008年以来5年ぶり3度目)の6位入賞でした。

合宿初日は晴れ。緩み気味のバーンでしたが硫安はよく効いていました。雪質の違いに注意しながら、軽井沢で会得した感覚を試してみるとなかなかいい感じ。そして次の日は天気は一転して雪!昨日の緩んだ雪がカチカチに凍りつき、軽井沢を彷彿とさせるアイスバーンに!これは軽井沢で得た感覚を身体に定着させるチャンス!やってみるとコーチにもいい評価(その割にムービーで見るとあまり速くない)。


さらに土曜日からは例年一緒に上越国際3連戦に参加している大学以来の友人も参加。なかなか撮影できないフリー滑走のビデオも撮影。どうやら軽井沢での感覚がいい方向に影響を与えてくれているようです。


が、合宿2日目にトラブル発生。以前から亀裂がはいっていたハンドプロテクターがいよいよ崩壊寸前になりました。
IMG_5156
このまま滑って当日に完全崩壊では目も当てられないので、すぐに「タナベスポーツ」さんのwebショップに発注。無理を言って、試合前日に間に合うように前倒して出荷していただきました。ありがとう!タナベスポーツ!
IMG_5187

前日夜は「宿場の湯」で疲れをとり、食堂の「うらじろ」でカウトム(タイ風雑炊) をいただき前夜祭。コレも美味いよ〜。
IMG_5185

いよいよ当日、朝陽に映える筍山に見送られて出発。
IMG_1401

昨夜は苗場では雨ときどき雪でしたが、上越国際の降雪は僅かだったよう。
IMG_5194

この大会のバーンは年によって、硫安がよく効いてバーンが締まる場合もあれば、緩みながらもよく滑る場合、直前に降った雪が板に貼り付いて全く滑らない場合もあります。インスペをしてみると、どうも今年は「緩みながらも良く滑る」パターンのようです。
会場では、昨年も参加した「会社のスキー部の元エース」氏と再会。彼とどれくらい差がつくのか、も上達の目安になります。全体的に調子は良いので、あまり細かい事は考えず、あまりセットの難しさにとらわれ過ぎないようにスタート。


この大会は昨年から、1本目を滑り終わってもゴールに速報がでません。スタート前に、スタート付近で全クラス通しのスタートリストがでるだけです。従って、自分の順位を知らずに2本目スタートすることになります。その結果、戦略が立てられないとも言えますし、無心で滑れるとも言えます。1本目は1位から3.9秒差で7位だったのですが、もしこれを知っていたらどうだったでしょう。1位とのタイム差の少なさで、自信を持ってスタートできたかもしれませんし、あと1人で入賞だと無駄に緊張したかもしれません。

表彰式02
結果としては5年ぶり3度目の6位入賞。どうしても越えられない6位の壁!ですが、タイムをよく検討すると、優勝者とのタイム差、タイム比とも今までの最高成績でした。それを裏付けるように、4〜6位の間は僅差でセカンドグループを形成しています。今までは、サードグループやそれ以下の「その他大勢の速いほう」だったので、これは大きな進歩です。正直現実的な自分の伸びしろの中でトップグループに入る=表彰台は難しいと思いますが、セカンドグループで頭をとり、上位陣の転倒などタナボタで表彰台というシナリオならあり得るかなと思います。そのためには確実にセカンドグループのトップをとる必要があります。実力が無いと運も活かせない、というわけです(実際今年もタナボタですし)。
ちなみに「元エース」氏は3位表彰台。スキー部時代、彼は不動のエース、私はその他大勢の中でも遅い方(40秒のレースで私だけ1分超えだったりした)だったわけで、こうして並んで表彰式にでれるのは感慨無量ですねぇ。

商品はTシャツとアンダーキャップ(ヘルメットの下にかぶる帽子)。3回目の入賞で、やっと「使えそうな物」をゲットしました(笑)。TシャツはXLなので、春スキーの時にパーカーの上に着るとか、ポールの時にレーシングスーツの上に着たりしよう。
IMG_5269

大学以来の友人も自己ベストの成績。表彰式の後はスキー場近くの「廻る寿司道楽」で祝勝会兼昼食。
IMG_5208
IMG_5210
ここは廻ってはいますが、ネタは良いし、ちゃんと職人が握ってくれるし、それでいてお手頃価格(1000円あれば昼食には十分)なので、おススメです。

今年の2回の一人合宿の成果は、大会の成績もさることながら、「スキーには極意はない。必殺技もない。」ことが分かったことですね。新しいことに取り組むのは必要だけど、あくまでバランス。スキーの技術は積み木のような物で、一つ一つバランスよく積み上げていかねばならず、「これさえ練習していれば速くなる、上手くなる」ってことは無いんですね。これからも油断せず、調子に乗らず、無理をせず、無事にスキーを続け、大会に出れる事への感謝の気持ちを忘れずやっていこうと思います。

今回表彰式で改めて表彰台を眺めてみました。3位ので10センチくらいでしょうか。この10センチの高さ、遠さを実感した今年の上越国際でした。
スポンサードリンク

IMG_5103

毎年恒例の「平日一人合宿」ですが、今年は2回に分けてみました。上越国際3連戦の直前で1週間滑り込んでもちょっと手遅れな感じがするのと、2連休と3連休に分けた方が仕事上の都合が良かったからです。

というわけで、一人合宿その1は、軽井沢で3月3日に開催された「岡部哲也スラロームカップ」にぶつけてみました。昨年、硬い雪質にまったく対応できなかった反省を活かし、前日トレーニングにも参加しました。

苗場での平日トレーニングは今年のテーマ「上体の安定」を意識しつつ粛々と。前日に取ったビデオはこんな感じです。まあ、あまり進歩はみられずガッカリ。


昨年までと違い、苗場から軽井沢に移動しなければなりません。もちろん宿泊とレースに必要な荷物は全部担いでです。これはちょっと大変でした。
IMG_5090

越後湯沢から高崎で新幹線を乗り換え軽井沢へ。こういう新幹線の乗り換えをしたのは生まれて初めてかも?時間の余裕がないのは分かっていたので、アンダーウエアとレーシングスーツを中に着たまま移動していたのですが、スキー場に着いたのはトレーニングの開始時間の30分前!慌てて用意をしていたら汗だくになってしまいました。

集合場所に待機していたスタッフに導かれてトレーニングバーンへ。コレが硬い!前日の雨と当日の冷え込みで完全に氷!普通ゲレンデでアイスバーンと言えば表面に雪が浮いていたりしますが、まったく雪は無し。まったくの氷です。部分的に雪が禿げて氷がむき出し、というのはよくありますが、全面です。立っているのも緊張するほどの急斜面。一瞬でも油断したら滑落しそう。こんなところ、滑った経験無いかも…っていうかポールなんて滑れるのか??俺。
IMG_5089
画像奥の壁がその滑落しそうな急斜面。しかし!岡部哲也氏は当たり前のようにポールをなぎ倒し駆け下りて来ました…やっぱりスゲー!

軽井沢でもなかなか無いという好?条件の中、おっかなびっくり練習開始…あれー意外と滑れるかもーと思ったのは1本目のみ。その後は途中棄権の連続…出てくる岡部氏のコメントは「そう言うことは初めて言われた」ことが多かったのですが、自分なりに解釈して行くと、なんとか格好がついてくるではありませんか。やっぱり世界で闘って来た人は見る目からして違うんだなー、と実感。「ワールドカップはもっと硬いですよ」と言われたのは困りましたがwいやいや滑りませんからw

さて、本番は翌日なので、軽井沢にて一泊。宿泊は楽天トラベルで見つけた「東雲サロン」素泊まりで一人7600円としては、客室は綺麗だし、寒くないし、バスタブは大きくて深さもあるし、タオルとか髭剃りなどのアメニティはちゃんとあるし、朝は無料でパンとコーヒーが食べれるしで、上等じゃないでしょうか。駅からスキー場の反対側に歩いて10分というのも、あんな荷物があってもなんとかなる距離です。
IMG_5092

素泊まりなので、夕飯は駅前の居酒屋「関所茶屋」にて天丼御膳を頂きました。
IMG_5099
普通に美味しかったし、ビールのクーポンをくれたのでまた行こう。

さて、明けて大会当日。ゲレンデは放射冷却で硬く締まっていますが、前日の練習のかいあってか何ら問題なくフリースキーでウォーミングアップ。硬さに呑まれた昨年とは大違い。
しかし、インスペクションが終わる頃には、下の方は雪が緩み始めていたので、生まれて初めて買ったスタートワックス(なんと5グラム5000円!これでも安い方です)をいきなり実践投入!
IMG_5105

結果は…2本目は38位、2本合計で31位。昨年の48位から大きく順位を上げました。とはいえ、昨年も一緒に参加した@yama_racerさんとのタイム差は昨年と変わらず「今年は参加者のレベルが低い?」という疑問が浮かんだので、昨年と今年のリザルトを見比べてみました。

優勝者は同じ人です。昨年は彼と僅差で争っていた上位陣は今年は大きく差をつけられているだけでなく、お互いのタイム差も大きいです。つまり、今年はタイム差がつきやすいセットや雪質だったと言えそうです。その中で私は、昨年大差で負けている人を逆転したり、僅差に迫ったりしているので、@yama_racerともども今年は速かった、という解釈しました。雪国在住で恵まれた練習環境をお持ちの彼の成長に引き離されずついて行けたのは上出来でしょう。ワックスが良く効いただけかも知れませんが。

今年も1本目と2本目の間は時間がなく昼食は閉会式後。昨年とおなじ「丁子庵」で、ニシン蕎麦を頂きました。これ、なかなか美味いです。
IMG_5115
お店の外観はこんな感じ。軽井沢プリンスホテルスキー場、パラレルコースの麓にあります。
IMG_5116

来年の目標は、1本目30位以内で、フリップ30に入ることですね。2本合計で全体の50%以内に入りたい物です。
スポンサードリンク

ゴールデンウイークもずーっと滑っておりました。
天気は雨が多かったですが、前半はコブを中心にフリー、後半は恒例の筍平でのポールトレーニング。滑りの方は少しはマシになったかな?毎年ここでは調子いいんだけどなあ。三国峠にリセットスイッチがあるんだなきっと。


先週、用事があってボクスターに乗り込むと、室内がむわーっとして湿っぽい。「苗場でずーっと雨で濡れ靴で乗ってたから、マットが湿っているのかな?」と思い手を伸ばしてみると湿っているなんてレベルではなくビショビショ!ポタポタ水滴が落ちるレベル。
IMG_3166
他の場所も調べてみると運転席後ろが特にひどい。ここはいつも濡れた傘を放り込んでいる場所。一段低くなっているため、水が溜まっている模様。カーペットを押すとジュワーと水がしみ出てきます。

雑巾で吸い取ってしぼるとちょっとした水たまりが。
IMG_3170

問題は「どうしてこうなった?」です。助手席側は異常なしなので、やはり靴と傘から落ちた雨水の可能性が高いですが、苗場で雨の日が多かったとはいえ、あまりに量が多い気がします。次に考えられるのは屋根や窓から雨漏りですが、バルケッタでの経験上漏れるのは一カ所のことが多いので、これも合点が行きません。最悪なのは穴が開いてるとか、シーリングがはがれてる等の車体に関わるトラブル。金がかかるのは困るなあ。

しばらく雨が多い時季なので、様子をみようと思います。
スポンサードリンク

このページのトップヘ