北京オリンピックに初出場した女子フィギュアの河辺愛菜選手を描いてみました。河辺選手は全日本選手権でショート、フリーともにトリプルアクセルを成功し3位に入り、初の五輪出場を決めた若手のホープ。個人的には、シニアに昇格した昨シーズンの日本選手権から同年代の他の選手とは一味違う艶のある演技に注目していました。
今回描いたのは、日本代表選出のきっかけとなったであろうトリプルアクセルの着氷の瞬間です。衣装はグラデーションがとても綺麗なフリーのものをチョイスしています(オリンピック本番はこの衣装ではなかったですが)。
スポーツを題材にしているとできるだけ全身像でポーズを描きたくなりますが、今回は描きたいところに絞り込んでトリミング気味に。結局さらにトリミングすることになりました。デジタルだと拡大しながら描くので、ここもあそこも、となりがちですね。
今回の五輪は残念ながらこのイラストのような着氷はできず、結果も厳しいものになってしまいました(パーソナルベストからマイナス40点以上)。ショートプログラムの後半は彼女の伸びやかさが出ていて、もう大丈夫かな?と思ったのですが、翌日の練習でも緊張が解けなかったそうで「オリンピックは怖かった」という感想を述べています。しかし普通に考えれば、17歳の女子高校生にこの舞台で堂々と演技するのを期待するのも酷な話なわけで、期待しつつも長い目で応援していきたい選手です。
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