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毎年結婚記念日はちょっと贅沢な食事に出かけるのですが、今年はロブションの一番カジュアルなお店「ラトリエ ドゥ ジョエル ロブション」でランチをいただいてきました。

まずアミューズは「豚肉のリエット」
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ツナに見えますが、豚肉なんです。

スープは
「バターナッツカボチャのヴルーテ コンテチーズのエスプーマを浮かべて」
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バターナッツとチーズのコクがたっぷりでした。

「カリフラワーの温かいスープ イベリコハムとクルトンを浮かべて」
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イベリコハムの旨味と香りがどーんと前面に!

メインは
「仔羊背肉のロースト クミン香るナスのコンポートとレモンのコンフィ」
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ナスのコンポート!に惹かれて選びましたが、レモンが効いてましたね。

「しっとりと白ワインでブレぜした米沢豚 芽キャベツのフリットを添えて」
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柔らかなお肉とまったりしたソースにフリットのカリッとした食感がアクセントになっていました。

そしてデザート。こちらのお店、ケーキだけはテイクアウトしたことがあり、レストランのデザートの範疇には収まらない美味しさが印象に残っていたので楽しみにしていました。
「なめらかショコラのガナッシュ ビタークッキーでコーティングしたカカオのソルベとともに」
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「パイナップルのデクリネゾン マリブの香るサバイヨンとともに」
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どちらも期待を裏切らない、フランスらしいしっかりした甘みが響き合うスイーツですね。

デザートとは別にコーヒーのお茶請けでマドレーヌとキャラメルが出てきました。
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さすが高級店は違う(笑)

バケットももちろん美味しかったので、朝食用のお土産に買って帰りました。
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今回初めてジョエル ロブションでの食事でしたが、以前パリで食べ歩いた旅を思い出しました。「主役も脇役も個性がぶつかり合うミニシアター系」の映画のようにそれぞれの食材やソース、スパイスががっぷり四つに組み合ったような味のハーモニーはさすが!気取りすぎないお店の雰囲気も良く、支払いに見合う経験ができたと思います。

そしてミッドタウンまで足をのばして、こだわりの出汁で人気を集める「茅乃舎」で「煎り酒」とパックの出汁を購入。
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「煎り酒」は生しらすにかけたら全く別物の美味しさに。出汁ではいわゆる「ミフィーユ鍋」を作ってみましたが、ものすごい鰹の存在感で、普通の出汁の素とはくらべものになりません。
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ミニシアター映画のようなフランス料理だけでなく、「主役と脇役がそれぞれの分をわきまえている文芸作品」のような和食の魅力も満喫した、思い出にのこる結婚記念日になりました。
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