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ニセコは天候リスクの高いスキー場です。強風で山頂付近のリフトやゴンドラが止まる。濃霧で視界がゼロになる…それはパウダーが滑れることと裏返しなので仕方がないことで、あとは運次第になります。

そうすると悩ましいことの一つがリフト券の購入です。全山リフト3日券は、1日券を3回買うよりお得ですが、それもリフトが動いての話。そこで数年前からリフトはJALリゾートクーポンで買ってリスクヘッジしています。全山1日券が6枚=3000円相当とお得なばかりでなく、3日券でも18枚なので、「無駄になるかも知れないけど、お得な3日券にするか?1日券を3回買うか?」を悩まずにすみます。

そしてもっと根本的な悩み「天候が悪くて、ろくに滑れなかったらどうする?」。この点でもこのクーポンはよく出来ていて、いままでのエントリーでご紹介したように、札幌市内や空港で金券として使えるので無駄がありません。また、北海道、ニセコならではの食事の美味しさ、豊富さが最大のリスクヘッジなのはいうまでもありません。ヒラフや倶知安の夜を楽しむためには、宿には夕食をつけないのが正解でしょう。

しかし「滑れなくても美味しいモノがたくさん食べれれば」満足できるのでしょうか?そうではない、ということが今回よくわかりましたね。旅行としての満足感では、滑れない不満をヘッジすることは出来ないんです。

にもかかわらず、お金の面では、マイルで充当しているとはいえ足りない分は自腹を切っています。また時間の面でも、スキー宅配便の配送日数を含むとかなりの滑走機会を費やしています。

そう考えると「マイルで足りない分は自腹を切っても毎年ニセコに行く」ではなく「マイルが満額貯まったら行く」くらいにしておくのが妥当なのかもしれないな、と思っています。
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