先週末、苗場でアルペンのワールドカップが開催されましたが、私は近年恒例のニセコに行ってきました。大会期間中はスクールのポールトレーニングがお休みだったり、コースが規制されたりして、満足に滑れなさそうだったので。
また、世界トップの滑りを生で観る、という選択肢もあまり考えませんでした。
なぜなら、レベル的に自分とかけ離れていて参考にならない(笑)からです。将来のあるジュニア選手ならともかく、染み付いた悪癖の矯正が必要なおっさんレーサーは距離を滑ってナンボであって、良い滑りを見た所で上手くなるわけではありません。
また応援したい、しがいのある選手がいないのも理由の一つですね。どのスポーツでもそうですが、特にアルペン競技は応援する選手がいないと観るスポーツとしてはかなり退屈です。
しかし結果的には、ニセコでは雨と濃霧に見舞われ、さっぽろ雪まつりと北海道グルメツアーになりました。というわけで、観光と美味しい物を中心に、何回かに分けてお送りします。
実は雪まつり観光は予定していたわけではなく、たまたまタイミングが合ったのですが、以前から観てみたかったのでとてもラッキーでした。
定番の大雪像は、やはりライトアップやプロジェクションマッピングがある夜観た方がより素晴らしかったかも。
大雪像以外にも、市民や海外参加者が作成した雪像もあるんですね。技術や個性の差が現れててなかなか面白い。降雪の後に気温が上がったした最終日だったこともあり、雪が積もったり融けてしまったりで、ポンペイ遺跡の石膏像みたいに曖昧なカタチになってしまっている雪像もある中で、綺麗に残っているものも沢山ありました。
日当たりの影響も大きそうですが、おそらくマメに手入れしているんでしょう。
これなんて、細く透し彫りになっている所がよく融けないもんですね!
雪像の場合、立体として美しいようにバランスよく彫るよりも、大げさに凹凸をつけて陰影を強調したほうが見栄えがしますし、融雪にも強いですね。
海外勢はなにか選抜が行われているのか、名のある作家さんなのなか、とてもレベルが高く、感心しきり。
コンテストになっているらしく、優勝はラトビア代表。
東欧っぽいアバンギャルドさが好きだなあ。
雪まつりは雪像だけでなく、たくさん売店があって、買い物や食事もたのしめます。
牡蠣は粒も大きくプルプル!旨味もギッシリ。こんな牡蠣食べた事ない!1皿に4コで1000円。
焼きイカとホタテ、それぞれ300円。
ホタテ汁はこれでなんと350円!
テレビ塔よりには巨大なキッカーが作られ、スキーとボードのビッグエアイベントも!
雪とウインタースポーツ、そしてグルメ…北海道らしさがギュッとつまった雪まつり。たくさんの人で賑わうのも納得の楽しいイベントでした。
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