意外とこれを指摘している人がいないようなので、今回ちょっと書いてみることにしました。
スターウオーズのキャスティングってよく考えられてるなあ、と。それはキャストの顔立ち。
まず、オリジナルシリーズだとルーク役のマーク・ハミルは丸顔で、妹のレイア役キャリー・フィッシャーは面長。この時は、ルークは少年らしさ、レイアは高貴さが必要だった、くらいの意図だったのかもしれません。
これがアナキン編になると、ルークとレイアの父になるアナキン役のヘイデン・クリステンセンは面長で、母になるアミダラ役のナタリー・ポートマンは丸顔です。娘は父親に、息子は母親に似ていることで、親子であることを観客が自然に理解できるようにする意図が感じられます。
さらにアナキンの母、シミ役が丸顔のペルニラ・アウグストなのが興味深いですね。幼くして唯一の肉親である母と生き別れたアナキンが、母の面影をもとめてアミダラに魅かれたのでは?と想像をかき立てられます。
また、アナキンは愛するアミダラを失う恐怖からダークサイドに落ちますが、そこには母も失っているという伏線が仕組まれています。ここでアミダラとシミを同じ丸顔でキャスティングすることで、このアナキンの想いを観客がイメージしやすくなっていると思うのです。
そして今回の「フォースの覚醒」でも、この点はしっかり受け継がれていますね…おっと、これ以上はネタバレになるのでやめておきましょうか。
スターウオーズのキャスティングってよく考えられてるなあ、と。それはキャストの顔立ち。
まず、オリジナルシリーズだとルーク役のマーク・ハミルは丸顔で、妹のレイア役キャリー・フィッシャーは面長。この時は、ルークは少年らしさ、レイアは高貴さが必要だった、くらいの意図だったのかもしれません。
これがアナキン編になると、ルークとレイアの父になるアナキン役のヘイデン・クリステンセンは面長で、母になるアミダラ役のナタリー・ポートマンは丸顔です。娘は父親に、息子は母親に似ていることで、親子であることを観客が自然に理解できるようにする意図が感じられます。
さらにアナキンの母、シミ役が丸顔のペルニラ・アウグストなのが興味深いですね。幼くして唯一の肉親である母と生き別れたアナキンが、母の面影をもとめてアミダラに魅かれたのでは?と想像をかき立てられます。
また、アナキンは愛するアミダラを失う恐怖からダークサイドに落ちますが、そこには母も失っているという伏線が仕組まれています。ここでアミダラとシミを同じ丸顔でキャスティングすることで、このアナキンの想いを観客がイメージしやすくなっていると思うのです。
そして今回の「フォースの覚醒」でも、この点はしっかり受け継がれていますね…おっと、これ以上はネタバレになるのでやめておきましょうか。
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