さて今度はパリのスイーツ以外のお食事編です。やはり独断で星をつけてみました。のっけからなんですが星なしから。
★なし(正直美味しくない)
シャルティエ

以前、パリには裏路地がないが、建物の中庭がそれに該当する場合がある、と書きましたが、このお店はその例ですね。通りに面した入り口には小さな看板があるだけで、路地を通ってお店のエントランスにたどりつきます。地元の人に愛されてきた歴史あるお店だそうです。店内もパリらしい素敵な雰囲気。

しかし料理は…手前、チキン。焼いただけ?奥、スパゲティ。面ブヨブヨ、ミートソース肉っぽすぎ。

注文と会計はこんなふうにテーブルクロスに書かれます。こんなところも雰囲気があって良いのですが。飲み物+2品で30.40ユーロなので気軽なお店ですね。

このお店はホテルの近くで、出発前に「遅くなったりしたら、ここで食べれば良いや」とあてにしていたのに、料理の味がアレだったもので、けっこう困りましたね。ただ、内装や接客とかはパリだなあ〜という感じは凄くあるので、味には期待せず一杯引っかけに行くなら良いかもしれません。
シェ クレマン
パリに何店舗かあるチェーン店。シャルティエにはもう行く気になれず、オペラ界隈を歩いていて半ば行き当たりばったりに入ったお店。

味のレベルは日本で言えばサイゼリヤくらい。隣席のアメリカ人とおぼしき若い女性はおもいっきり食が進んでいなかった(笑)。ただし、店員の陽気さはハンパ無く、観てるだけで楽しい。日本人と観るや「オキナワ〜ヤマモト〜」と知りうる限りの日本語でまくしたてる人やら、店を出る時に直立不動で敬礼する(欧州で有名な日本の軍人といえば東郷元帥?)人やら…敬礼を返さなかったのは心残り(笑)ただし値段の方はワインと食事+ミネラルウオーターで58.65ユーロなのでちょっと内容に対して割高感ありますね。
★(普通に美味しい)
ブラッスリー プランタン

オペラ地区にある高級デパート、プランタンの食堂ですね。建物のてっぺんにあるドームはこんなキレイなステンドグラスでその下でお食事ができるのですね。これは本当に息を呑む美しさです。


お味の方は、ちょっと淡白で素材どうしのシナジーはまり感じられませんが、普通に美味しいです。デザート付きのセットメニュー、ミネラルウオーター、エスプレッソで2人で58.40ユーロ。場所が場所だけに高いですね。
チュイルリー庭園のカフェ


ルーブルからコンコルド広場の間に広がるチュイルリー庭園の中にいくつかあるカフェ。パリなので当然ですが、サンドイッチのバゲットもしっかりした本物だし、カフェオレも美味しい〜。でもまあ日本でも食べれますね。2人で25ユーロくらいだったのでまあ妥当でしょう。
Le Restaurant

オルセー美術館のレストラン。その名も「ザ・レストラン」。元々は駅であったオルセー美術館ですが、ここは当時の貴賓室をレストランに改装したお店だそうです。それだけに内装、特に天井画は素晴らしい!接客も高級な感じでいい気分でお食事が出来ます。

直前にパリに行かれた方からのおススメだったのですが、その際に「料理はたいしたことない」と聞いていたのでがっかりはしませんでした。全く普通です。東京で気の効いたビストロに当たった方がよほど美味しいです。

このワインは美味しかったですね。注文の時に「甘いけど大丈夫?」と聞かれたので、あまり期待していなかったのですが、安っぽい甘さではない芳醇さがあります。残念ながら銘柄は失念…ついでに値段も失念。でも法外に高いわけではなかったと記憶しています。
★★(印象に残る美味しさあり)
レオン ド ブリュッセル

なぜにパリなのにブリュッセル?ブリュッセルの「シェ レオン」というムール貝をメインにしたお店が進出して来たからみたいです。パリ市内はもちろんフランス各地にお店があるチェーン店ですが、看板メニューであるムール貝が美味しいです。

特に上の画像のムール貝のグラタンはおススメですね。値段もリーズナブル(2人でビール飲んで食事して40~45ユーロ)ですし、お店もいろんなところにあるので、観光で歩き回って疲れた時や、夜にパリに着いた時など、手っ取り早く美味しい物が食べたい時にはぴったりです。私たちも2回食べに行きました。
★★★(文句無く美味しい!)
カフェ コンスタン

パリ7区のでもややはずれ、中心からやや離れたシャン ド マルス公園の近くにあるカフェです。今回の旅行で最大のヒットの一つでした。

このオレンジ色のソース…なんとメロンです。エビとタルタルにメロンのソースという組み合わせは絶品!食べた事ない美味しさ!
こちらのチキンとホワイトソースもお互いが響き合って美味しい〜。気になるお値段はランチメニューとワインを頂いて2人で39ユーロ。そうです。ここで紹介したお店で一番美味しいのに、とてもリーズナブル!さすがに人気店らしく、ランチタイム(12:00~)はあっという間に満席になります。早めに行くのがおススメです。
美食の都というけれど…
結局「わー!パリに来た甲斐があったー!」と思えるほど美味い店は「カフェ コンスタン」一店のみでした。パリと言えば美食の街として有名ですが、どのお店も外れなく美味しい!というわけではないようです。美術館やデパート等、誰でも入れる場所にあるお店はたいして美味しくないのは東京と同じですし、何の下調べもなく飛び込むのでは美味しいお店に出会えないのも東京と同じです。いやむしろそれほど酷いハズレは少ないという意味では東京の方が上かもしれません。滅多には行けないパリで、後悔のない食事をしたければ口コミなど入念な下調べが必要ということがよくわかりました。
その一方で、どんなお店でもパンとワインは美味しかったですね。こればっかりはさすがは本場だな、と思いました。まあ、フランスから日本に旅行にきて「日本酒と炊きたてのご飯はどこでも美味しかった」と言ってるような物なので当たり前と言えば当たり前ですね。どうして東京のパンは柔らかいばかりで、シッカリした食感のパンが少ないのか?と思います。これについては、ブリュッセル編の後でまとめて書きたいと思います。
★なし(正直美味しくない)
シャルティエ

以前、パリには裏路地がないが、建物の中庭がそれに該当する場合がある、と書きましたが、このお店はその例ですね。通りに面した入り口には小さな看板があるだけで、路地を通ってお店のエントランスにたどりつきます。地元の人に愛されてきた歴史あるお店だそうです。店内もパリらしい素敵な雰囲気。

しかし料理は…手前、チキン。焼いただけ?奥、スパゲティ。面ブヨブヨ、ミートソース肉っぽすぎ。

注文と会計はこんなふうにテーブルクロスに書かれます。こんなところも雰囲気があって良いのですが。飲み物+2品で30.40ユーロなので気軽なお店ですね。

このお店はホテルの近くで、出発前に「遅くなったりしたら、ここで食べれば良いや」とあてにしていたのに、料理の味がアレだったもので、けっこう困りましたね。ただ、内装や接客とかはパリだなあ〜という感じは凄くあるので、味には期待せず一杯引っかけに行くなら良いかもしれません。
シェ クレマン
パリに何店舗かあるチェーン店。シャルティエにはもう行く気になれず、オペラ界隈を歩いていて半ば行き当たりばったりに入ったお店。

味のレベルは日本で言えばサイゼリヤくらい。隣席のアメリカ人とおぼしき若い女性はおもいっきり食が進んでいなかった(笑)。ただし、店員の陽気さはハンパ無く、観てるだけで楽しい。日本人と観るや「オキナワ〜ヤマモト〜」と知りうる限りの日本語でまくしたてる人やら、店を出る時に直立不動で敬礼する(欧州で有名な日本の軍人といえば東郷元帥?)人やら…敬礼を返さなかったのは心残り(笑)ただし値段の方はワインと食事+ミネラルウオーターで58.65ユーロなのでちょっと内容に対して割高感ありますね。
★(普通に美味しい)
ブラッスリー プランタン

オペラ地区にある高級デパート、プランタンの食堂ですね。建物のてっぺんにあるドームはこんなキレイなステンドグラスでその下でお食事ができるのですね。これは本当に息を呑む美しさです。


お味の方は、ちょっと淡白で素材どうしのシナジーはまり感じられませんが、普通に美味しいです。デザート付きのセットメニュー、ミネラルウオーター、エスプレッソで2人で58.40ユーロ。場所が場所だけに高いですね。
チュイルリー庭園のカフェ


ルーブルからコンコルド広場の間に広がるチュイルリー庭園の中にいくつかあるカフェ。パリなので当然ですが、サンドイッチのバゲットもしっかりした本物だし、カフェオレも美味しい〜。でもまあ日本でも食べれますね。2人で25ユーロくらいだったのでまあ妥当でしょう。
Le Restaurant

オルセー美術館のレストラン。その名も「ザ・レストラン」。元々は駅であったオルセー美術館ですが、ここは当時の貴賓室をレストランに改装したお店だそうです。それだけに内装、特に天井画は素晴らしい!接客も高級な感じでいい気分でお食事が出来ます。

直前にパリに行かれた方からのおススメだったのですが、その際に「料理はたいしたことない」と聞いていたのでがっかりはしませんでした。全く普通です。東京で気の効いたビストロに当たった方がよほど美味しいです。

このワインは美味しかったですね。注文の時に「甘いけど大丈夫?」と聞かれたので、あまり期待していなかったのですが、安っぽい甘さではない芳醇さがあります。残念ながら銘柄は失念…ついでに値段も失念。でも法外に高いわけではなかったと記憶しています。
★★(印象に残る美味しさあり)
レオン ド ブリュッセル

なぜにパリなのにブリュッセル?ブリュッセルの「シェ レオン」というムール貝をメインにしたお店が進出して来たからみたいです。パリ市内はもちろんフランス各地にお店があるチェーン店ですが、看板メニューであるムール貝が美味しいです。

特に上の画像のムール貝のグラタンはおススメですね。値段もリーズナブル(2人でビール飲んで食事して40~45ユーロ)ですし、お店もいろんなところにあるので、観光で歩き回って疲れた時や、夜にパリに着いた時など、手っ取り早く美味しい物が食べたい時にはぴったりです。私たちも2回食べに行きました。
★★★(文句無く美味しい!)
カフェ コンスタン

パリ7区のでもややはずれ、中心からやや離れたシャン ド マルス公園の近くにあるカフェです。今回の旅行で最大のヒットの一つでした。

このオレンジ色のソース…なんとメロンです。エビとタルタルにメロンのソースという組み合わせは絶品!食べた事ない美味しさ!

こちらのチキンとホワイトソースもお互いが響き合って美味しい〜。気になるお値段はランチメニューとワインを頂いて2人で39ユーロ。そうです。ここで紹介したお店で一番美味しいのに、とてもリーズナブル!さすがに人気店らしく、ランチタイム(12:00~)はあっという間に満席になります。早めに行くのがおススメです。
美食の都というけれど…
結局「わー!パリに来た甲斐があったー!」と思えるほど美味い店は「カフェ コンスタン」一店のみでした。パリと言えば美食の街として有名ですが、どのお店も外れなく美味しい!というわけではないようです。美術館やデパート等、誰でも入れる場所にあるお店はたいして美味しくないのは東京と同じですし、何の下調べもなく飛び込むのでは美味しいお店に出会えないのも東京と同じです。いやむしろそれほど酷いハズレは少ないという意味では東京の方が上かもしれません。滅多には行けないパリで、後悔のない食事をしたければ口コミなど入念な下調べが必要ということがよくわかりました。
その一方で、どんなお店でもパンとワインは美味しかったですね。こればっかりはさすがは本場だな、と思いました。まあ、フランスから日本に旅行にきて「日本酒と炊きたてのご飯はどこでも美味しかった」と言ってるような物なので当たり前と言えば当たり前ですね。どうして東京のパンは柔らかいばかりで、シッカリした食感のパンが少ないのか?と思います。これについては、ブリュッセル編の後でまとめて書きたいと思います。
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