一人合宿の総仕上げ、上越国際三連戦のSLに参加してきました。
雪不足で上越方面の大会が軒並み中止になるなか、上越国際はコースを例年の大沢ゲレンデから、裏側(つまり北斜面)の当間ゲレンデに変更して開催にこぎ着けてくれました。
当日は久しぶりの大雪。スタッドレスタイヤは後輪でミゾ残りわずか2ミリにもかかわらず急な登りの雪道でもよく踏ん張ってくれてどうにか会場に到着。
今年は苗場で一緒に練習している女子高生と50代の男性も参加してバラエティに富んだメンバーでの挑戦になりました。
上越の仲間たち
当間ゲレンデは大沢山ゲレンデよりも距離も長くて変化にも富んだなかなか面白そうなコースです。また、急遽のゲレンデ変更にも関わらず、例年通り雪面は堅く整備されており、今朝積もった新雪もレースの障害にはならなそうです。スタッフの努力に感謝。そして仲間の分も朝食のサンドイッチを用意してくれた妻に感謝。腹ごしらえをしたらいよいよ競技開始です。
一本目のポールセットは、オフセット(旗門の左右の振り幅)、インターバル(旗門の前後の間隔)も小さい「細かい」セット。私はこういうコースは得意なので、リラックスしてスタート!ゴール手前で転倒ギリギリのミスを犯すものの、天才的な(笑)リカバリーでゴール。結果は昨年と同じ8位。ただし7位との差は3秒弱。コースが昨年より長いことを考慮に入れても逆転は厳しいタイム差。やはり今年は強剛ひしめく厳しいレースかもしれません。
二本目のポールセットは、オフセットは小さく、インターバルが大きい「縦長」のセット。ワールドカップや各公認大会でも最近の流行は「細かい」セットなので、まさに「ウラをかかれた」感じ。また、こういうセットは旗門の間隔がひろいためコースも間違えやすく、そうなっては失格になってしまうので、やや慎重にスタート。特に大きな失敗はなくゴールしたものの、大きく順位を落として12位でゴール。

一昨年の6位入賞に次ぐ成績ですし、ライバルにも完全勝利したのですが、昨年は表彰台への手応えも感じていただけに、自分自身で納得のいく結果ではありません。
もうちょっと攻めてれば…という考えが頭をよぎりますが、「縦長」のコースは苦手なので、無理に攻めても結果には結びつかなかったでしょう。過去の成績がそれを証明してます。
ポールセットによる得意不得意は誰にでもあるでしょうが、私の場合、ちょっと酷過ぎです。どんなセットでもある程度の成績を残せなければ「速い」レーサーとは言えません。正直、私の「スキー技術の引き出し」には「縦長」のコースを攻略するテクニックはありません。これからオフシーズンまで短い時間しか残されていませんが、なんとかスキーの幅を広げていきたいと思います。
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