上越SL2006
今年も恒例の上越国際3連戦のSLに参加しました。今年は組の分け方が少し変更になり、私の属する成年1部は40人とやや人数が増え、激戦が予想されました。
天候は当初曇り〜湿った雪でしたが競技開始の頃には回復、コースコンディションも硫安がよく効いたハードバーンでなかなかの状況。
1本目の結果はトップからは4秒のビハインドながら、2位〜4位からは2秒程度の差で8位。
2本目のセットは特に前半の急斜面でオフセットのきついセットでした。この手のセットが苦手な私の作戦は「前半はやや押さえ気味にして、後半の緩斜面でタイムを稼ぐ」。しかし緩斜面の途中でコースアウト寸前のミス。なぜミスったか滑っているときには解らなかったのですが、ビデオを見直すと、人工ウェーブで飛ばされていました。ウエーブの処理には自信があったので、つまらないミスと言わざるをえません。
失敗
結局このミスを取り返そうと焦ったため、ヘアピンで転倒してしまい、ゴールはしたものの、昨年の6位入賞にはほど遠い28位でした。
しかしながら、トップグループから2秒のタイム差に着けられたことは大きな自信になりました。(結局1本目2位の人が2本目で逆転優勝)
思い起こせばこの大会に参加し始めた頃は競技初心者で、トップの1.5倍くらいのタイムでした。そのころは入賞、ましてや表彰台なんて自分には一生縁がないと思っていました。今年1本目の2秒というタイム差は簡単に縮められるものではありませんが、まったく逆転不可能な差でもありません。自分が表彰台に乗る、という夢が「タイムマシンの実現」くらいから「火星への有人探査」くらいの難易度になってきた気がします。表彰台=メダル獲得がただの夢物語ではなく、正しいプロセスで努力をつづければいつかは達成できる目標に変わった、という意味では非常に意義深い大会になったと思います。
いま私は、あと2秒縮めるためには自分に足りないものは何か?何をしなければならないか?を今一度整理しなければと考えている所です。
スポンサードリンク