ボクスターの燃費の続きです。以前、高速+峠の小旅行で、リッター10.36kmと書きましたが、今回は
(1)都内ちょい乗り中心。エアコンほぼ100%ONでリッター4.9km、
(2)奥多摩周遊道路への往復、途中渋滞あり、往路はエアコンONでリッター8.2km
でした。いくらなんでもリッター5kmを切るとは驚きましたが、まあバルケッタでもリッター6kmというときもあったので、(1)は最悪なケースだと思われます。
(2)がおそらく標準的な燃費と思われるので、これを平均燃費と仮定して、今話題の「ガソリン代高騰」のことを考えてみますと…
年間の走行距離8000km÷8.2km/l=975.6リッタ−が年間の(私の)ガソリン消費量となります。
しかしながら
都内=燃費悪いbut走行距離は少ない
高速=燃費良いbut走行距離は多い
ということも言えますし、特に私の場合、夏と冬で走行距離が3倍はちがうので、無意味な仮定の数値かもしれませんが、まあ試算ということで。
仮にガソリンの単価が10円上がって年間9756円の支出アップ。
もし20円だとしても、19512円の支出アップです。
よくニュースとかで「最近の原油高騰を受けて、小型車やハイブリット車の売り上げが好調で…」とか言ってますが、本当でしょうか?
年間2万円にも満たない支出を抑えるために200万円以上するクルマを買い替えたりする人がいるとは思えませんが、ガソリン代だけで買うクルマを変更したりする人って、そんなにいるのでしょうか?
保険会社を見直したり、駐車場をすこし不便なところに借り換えたりすれば簡単に吸収できる金額のような気がしますし、小排気量車に買い替えたなら税金や保険が安くなる方がよほど支出へのインパクトが大きいですよね。
ガソリン代の10%変動=燃費の10%変動と言って良いと思うのですが、燃費なんて走行状況(晴れか雨か、向かい風か追い風か等々)とか荷物の多少、タイヤの空気圧、ドライバーの運転の仕方などの条件で簡単に10%くらい変動するもんですよねぇ。
なんか「ガソリン高騰、ガソリン高騰」と騒ぎすぎのような気がするんですが…
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