スキーヤーは熱扉車の夢を見るか

「オープンカーで如何にしてスキーに行くか?」に挑戦してきたスキーヤーがたどりついたホットハッチ=熱扉車ライフ。

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昨日深夜、苗場から帰還しました。
午後3時過ぎにポールレッスンを途中で切り上げ、その時点では姿が見えていたボクスターが7時頃には完全に雪に埋もれていました。
苗場をはじめとするいくつかのスキー場や国道17号火打峠(苗場と田代の間)でも雪崩があったようです。苗場付近にはかれこれ10年以上通っていますが、こんなのは初めてです。
2000年以降保管してある主要スキー場の積雪データから苗場を抜き出してまとめてみたところ、例年2月末〜3月頭に到達する最高積雪(雪の多い年で280cmていど)に、現時点で到達していることがわかりました。必ずしも降雪量=積雪量ではありませんが、例年の2〜3倍のペースで雪が降っているわけです。
雪が多いことは嬉しいことですし、まちがいなく少ないよりは良いのですが、ゲレンデ内や国道脇で雪崩が発生したり、駐車場の除雪作業が間に合わない等スキーに支障があるようではちょっと困ります。
少な過ぎたり、多過ぎたり、神様は気まぐれなものですねぇ。
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謹賀新年
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。幸先よく晴天に恵まれました。田代から望む苗場山(左)と神楽峰(右)です。
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ポールレッスン
苗場に行く目的の一つはポールレッスンです。今年から希望者にはタイム計測が採用され、仲間とのタイム差が一目瞭然。
タイム計測器
このタイム計測器を足に付けてスタートラインとフィニッシュラインを通過すると自分のタイムがわかる、という仕組みです。当初、計測結果に一喜一憂して自分の滑りを見失うことを懸念していました。しかし実際に計測してみると、セットやコース状況の違いがタイム差にコンスタントに現れるため、「自分の苦手なセット」や「自分に欠けている技術」を客観的に分析できることがわかりました。
なんであれ、目標が明確になるのは良いことです。今シーズンもせっせと技術の研鑽に励みます。
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大雪で関越道(渋川〜月夜野間)が通行止めになる中、苗場に行ってきました。
前橋ICで17号に入り、渋川市内を経由して中山峠を越えて17号戻る、というルートを設定。しかし、中山峠の登り始めの急坂に差し掛かると、PSMが介入開始。「コンコン」というブレーキ音が徐々に頻繁になり、スロットルも絞られ徐々にスピードダウン。結局スリップして登らなくってしまいました。見通しが良い直線路だったので、その場でUターンして、結局17号に戻りました。
17号もトロトロ+月夜野手前で完全に動かなくなる中、裏道を突っ走り、押上の交差点で17号に復帰。やっとこさ苗場に到着するも、融雪のため流されている水をたっぷり含んだ重い雪で駐車場でスタック(笑)。さすがのPSMも「雪の抵抗>タイヤと雪との摩擦抵抗」という物理法則には逆らえず脱出不能に。結局除雪中の重機に引っ張り出してもらいました。常に携行している牽引ロープですが、初めて使いました。
どんな最新電子装備も物理的な限界を超えることはできない、という当たり前のことを実感した出来事でした。
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優勝は地元のジョルジョ=ロッカの2連勝、2位はベンジャミン=ライヒ。うーん私の睨んだ通りの展開です。
3位はカレ=パランダーで、アトミック勢が表彰台独占です。がんばれサロモン!(私はサロモン党)日本の佐々木は14位、皆川が22位。初戦の成績には及びませんでしたが、2人が安定してポイントを取る、という現在の体制は、ここ数年の日本チームの目標でしたので、それに向けての方策が実を結びつつあると言えるでしょう。
また、ロッカやライヒの活躍は、ベーシックでオーソドックスな技術の見直しの契機になる可能性もあると思います。
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ゴンドラより
いよいよ、シーズンも開幕!というわけで、苗場に初滑りに行ってきました。上の画像の通り、今年は雪にも恵まれた、というか、常軌を逸した大雪に見舞われて、初滑りとは思えないディープなパウダーを当ててしまいました。特に11日の日曜日は朝起きたらボクスターはこの通りすっぽり雪に覆われて、車種不明。
朝のボクスター
「これはヤバい」とゲレンデに出ると「ただ今より…男子リーゼンコースを…オープンいたします」とのアナウンス!「これはもっとヤバい」とゴンドラに飛び乗り、大斜面を駆け下りて男子リーゼンコースへ!続きを読む
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夕方のボクスター
というわけで、大雪に恵まれた今シーズンの初滑り、ボクスターにとっても初雪道ドライブとなりました。
ミッドシップのボクスターで雪道走行はどうなのか?PSMはどれくらい働いてくれるのか?について書こうと思います。
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男子SLが例年通り北米シリーズから開幕しました。
さきほど録画しておいたのを見終わったのですが、ルール変更による旗門のインターバルの短縮はテレビで見ても明らかで、1本目なんか草レースのセットをトップレーサーが滑ってるみたいでした。(クルマはわかるがスキーはわからん、という方のために別の例えをするなら、筑波でF1を開催してるような感じでしょうか。いえ、筑波が草サーキットだと言ってるのではないですよ)。
こうセットが細かいと、有利なのはオーソドックスな滑りのジョルジョ=ロッカか、スキーの巧みなベンジャミン=ライヒあたりでは?と直感しました。ライヒは1本目トップながら2本目で転倒してしまいましたが、ロッカは2本目上位陣ではただひとり気を吐き優勝。今年のSLシーンはこの2人を軸にクリスタルトロフィー争いが進行するのではないでしょうか?
日本の佐々木も細かいセットは得意ではなさそうにもかかわらず、視界の悪かった(彼は乱視)2本目で大きくタイムを伸ばして、4位同タイムなどぐっと安定感を増した感じ。皆川も13位と、この調子で行けば第一シード復帰も目前でしょう。日本チームからも目が離せません。
それにしても、人が録画しておいたのを観るのを楽しみに帰ってくるなり「佐々木、4位だってね」とネタバラししてくれちゃう妻っていったい…(涙)
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準備完了
いよいよ来週は初滑り。キャリアの取り付け、各雪装備の積み込み完了しました!しかし今日は雨。昨日やっときゃ良かった…
積み込む雪装備は
雪道具
(左上から)折畳みスコップ、タイヤチェーン、三角表示板、脱出用の砂(ペットボトル×2)、軍手やアームカバー、牽引ロープ、(右下から)車輪止め×2、フロントウインドカバー。(雪を払うブラシは運転席後ろ)あれ、ブースターケーブルが無いな!バルケッタに積んだまま売っちゃったかな?
それはさておき、ほとんどの物はリアトランク左右のデッドスペースを利用して、下の画像のようにすっきり収納できます。
雪道具(収納状態)
いろいろ積み込む一方、外した物もあります。それはウインドディフレクター。
外したウィンデフ
これを外すと幌が収納されるスペースに脱いだコート等を置くことができて便利です。

冬将軍も日本上空にどかっといすわり、雪をたっぷり持ってきてくれたようです。長く暗い地獄のようなオフシーズンも終わり、いよいよ私の季節が帰ってきます。
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今年の新マテリアル
今年のスキー関係の買い物は、レーシングスーツとSL用ストック。
レーシングスーツはトイレで便利な!ツーピースタイプ。昨年から継続のゴールドウインの唐草模様デザイン。
SLストックは、SWIXのマッハ。楕円断面が死ぬほどカッコイイ!これ使って遅いとサムイ!と勝手に思い込んでいたのでいままで自粛してましたが、昨年草大会で入賞したので、自分にご褒美(つかれた独身OLか俺は?)で買いました。
来年は何買おうかな?板か?ウエアか?それはボクスターの夏タイヤを4輪履き替えるか前輪だけにするかにかかってますな。
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