スキーヤーは熱扉車の夢を見るか

「オープンカーで如何にしてスキーに行くか?」に挑戦してきたスキーヤーがたどりついたホットハッチ=熱扉車ライフ。

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GRヤリスはボクスターに比べるとガソリンが減らないのは良いのですが、1つ困ったことがありました。それはタイヤの空気圧を調整するチャンスが減ることです。「空気圧が低いかな?」と思ってもガソリンが減っていないとスタンドで空気を補充できません。
車載のパンク修理キットのコンプレッサーを使うことも考えたのですが取説には「日常点検には使用不可」との記載があり、ネットでも「時間がかかる割に騒音がうるさい」とのことだったので、手持ちの自転車用空気入れが使えないか試してみました。
一般的な自転車のタイヤバルブは「英式」、クルマは「米式」で互換性がないので、ホームセンターでアダプターを買ってきました。
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一般的に足踏み式の空気入れはシリンダー2つのものがクルマ用として販売されており、手持ちのシリーンダー1つのタイプでは無理?かと思ったのですが、
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100回ほどポンピングしたら50KPaほど充填できました。100回と聞くとなんか大変そうですがそうでもありません。完全なパンク状態からは無理かもしれませんが、日常点検の範囲であれば十分使えると思います。


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地獄のような暑さも落ち着いてきた今日この頃、少しづつ来るべきシーズンへの準備を始める時期になってきました。986ボクスターの途中から春を除いてスキーにクルマは使っていなかったので、今年は十数年ぶりにスタッドレスタイヤを購入することになります。
スタッドレスは夏タイヤより消耗が激しいので、交換費用が問題になります。とくにサイズが大きく扁平率が低いほど指数関数的に価格が上がるので、インチダウンしたホイールの物色しメルカリでこれを購入してありました。
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ラリーのスノーステージをイメージしてややタフなイメージのOZ CANYON、17インチの7.5Jです。
GRヤリスでもRSはローターも小径でキャリパーも小さいので、これで安心、かと思いきや、後輪の電動パーキングブレーキが突出しているらしく、ネットでも「16インチでもOK」「いやいや17インチでもギリギリで形状によってはNG」と情報が錯綜しています。そこで、タイヤを買う前にホイールをテスト装着することにしました。

今後の夏冬の交換を考えて、コンパクトな油圧ジャッキも購入。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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油圧ジャッキといえばガレージジャッキが定番ですが、GRヤリスの場合ジャッキアップポイントが奥にあり大型のものが必要で置き場にも困るので、これにしました。
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さすが油圧だけあって作業はラクチンで、これなら4回のジャッキアップも楽勝です。ただし、リリースバルブはちょっと回しただけでも一気にクルマが下がってしまうので慎重な操作が必要です。

結果的には、電動パーキングブレーキへの干渉はありませんでした。
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前輪も念の為確認。キャリパーはもちろん、タイロッドへの干渉もなし。
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インセットは純正が45に対し40ですが出面ほとんど変わらないですね。
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ホイールはこれで安心。あとはタイヤを買うだけだ。


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納車から5ヶ月あまり、街乗りから峠、首都高から高速までいろんなシュチュエーションである程度の距離をこなしましたので、このあたりで走りのインプレッションをまとめておきたいと思います。

120psを絞り切るパドルシフト
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このエンジンの一番オイシイところ(3~5000回転あたり)を使いながら、パドルシフトをカチカチ操作して峠を走るのは脳みそがトロけそうな気持ちよさがあります。これが非常識に飛ばさなくとも味わえるのは、まさに合法ドラッグです。CVTであることを忘れそうですが、おそらく10段のステップの切り方が絶妙なんだと思います。ドライブモードは、パドルを使うならNORMALの方がショックが少ないのでおすすめです。
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Dレンジに入れっぱなしでパドルを使わないなら、POWERモードを選ぶと回転を高めにキープしてレスポンス良く走りますし、コーナー手前のブレーキングでも賢くシフトダウンもしてくれます。峠で前走車がいる時や、初見の道でペースを抑える時はこちらの方がスムースに走れると思います。

ソリッドにしてリニアなタッチのブレーキ
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レンタカーで借りた時はあまり印象になかったのですが、ブレーキは望外に良いです。キャリパーはノーマルヤリスと同じツーピースタイプですが、踏めば踏むだけ効くし、抜けば抜いただけ緩むリニアさは欧州車の趣きがあります。ボクスター時代は「モノブロックキャリバー+対抗ピストンじゃなければ!」でしたが、べつにそんなことないな〜と思ってしまいます。

クイックではなくファスト。おもいのままのハンドリング
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ステアリング操作に対して過敏でもルーズでもなくノーズがインに入るのは最近のクルマなら当たり前になってきましたが、その後もパーシャルでピタッとニュートラルを保ち、よほどのペースでなければ切り増してもアンダーは出ず、S字での切り返しで重心が反対側にダイレクトにシフトするようなフットワークは非凡です。この車がFFであること忘れてしまいます。

3ドアのヤリスとして気負いなく乗れる
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ここまでスペシャルでスポーティなのに、街乗りや高速での乗り心地はあくまでもしなやか。パーキングスピードではステアリングも軽く、ノーマルヤリスと同じインテリアは肩の力も抜けてて、足グルマとして過不足なく使えるのがイイです。

ポルシェに似てるけど、ちょっと違う
操る楽しさと快適さや実用性を両立している点で、このクルマはポルシェに近いものがあります。これはレンタカーで借りた時から感じていましたが、自分で所有してからも変わりません。

ポルシェの方が両立している次元が高く、それに伴って手に入れるためのコストも高く、味わえる機会も限られるのが大きな違いですが、中でも一番違うのは所謂「着ている」感覚の濃さです。
クルマの隅々まで自分の神経が入り込んでいるというか、自分の皮膚にボディやサスペンション、ブレーキが貼りついているような感覚はやはりポルシェならではで、GRヤリスはそこまでの一体感はありません。おそらく沢山の要素が積み重なった結果なのでしょうが、一つ大きいのはシートの差かな、と思っています。
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GRヤリスのシートも決して悪くありません。追加コストを払って社外品に変えるまでもないと思えるくらい良いです。ポルシェのシート(標準でレカロ製)が異常に良いだけだと思います。

車両の価格や維持費の安さ、手軽に乗れる車格にもかかわらず、走りの満足度はかなり高いです。こういうクルマはなかなか現れないと思うので、このタイミングで買ってよかったなあ、と思っています。

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暗く黄色かったマップランプを白色LED化しました。明るさの差は歴然です。
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ループランプは購入後間も無くLED化、ライセンスランプは全オーナーがLED化しており、前照灯やフォグ、バックランプやウインカーは初めからLEDなので画龍点睛を欠く状態でした。
マップランプは電球色のLEDが基板状に実装されており、ルームランプのように簡単に交換できません。いままではオリジナルの基板を活かしたまま、LEDユニットをかぶせたり、ハンダ付して接続するキットしかなかったのですが、きがつけばシェアスタイルから基板ごと交換する商品がでてました(ヤリスクロス前期専用とありますが、GRヤリス前期にも使えます)。


交換手順は公式チャンネルで紹介されてます。私はちょっと間違ってしまったしまったのですが、無事に交換できました。

パッケージは飾りっ気のないダンボールで届きますが、店頭で買うわけじゃないので全然問題ないですね。
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本来の交換手順ではランプユニット全体を車体から外すのですが、ちょっと勘違いしてカバーだけを外してしまいました。いきなり基板がポロリと出てきて面食らいましたが、やることは理解してるので車体からのハーネスのコネクターを外し、そのまま進めます。
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上が今回購入した基板、下がオリジナルの基板です。
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ランプカバーからでているハーネスのコネクターをオリジナルから差し替え、基板を乗せます。
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特にツメなどはないのですが、なにかカチッとなって外れなくなったので、そのままそーっと車体に取り付けて完成。正しい手順ではないですが無事点灯しました。
一つ問題があったとすれば、オリジナル基板に表面実装されてた SOSボタンのスイッチがもげてしまったこと。おそらく無理にランプカバーを外した拍子にこじってしまったのでしょう。
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故障に備えてスペアにしたかったのですが、断念です。

マップランプのスイッチは手探りだとドア連動スイッチと区別がつかず、結構イラッとします。後期型では対策として凸形状がついたらしいのですが、そもそも暗くても光ってればイイんじゃね?と思いダイソーの蓄光シールを貼ってみました。
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立体駐車場の地下に保管してるのでどれくらい蓄光できるか謎ですが、買った状態ではほんのり光ってます。
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うまくいくようならグローブボックスの取手とか、ドアハンドルとかにも貼ろうと思います。
 
 





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妻が「奥多摩の方にお蕎麦を食べに行きたい」というので、986ボクスターを買ったばかりの頃に行った奥多摩の蕎麦屋さんを再訪してみよう、ということになりました。当時ブログにも書いたのですが、なぜか店名がなく記憶もありません。

とにかく山奥だった、という印象だけで今回行ってみたのが「浅間坂 木庵」

行ってみたら全然違うお店だったのですが、いただいた「おいね飯」は多彩な小鉢と山菜の天ぷらがなかなか美味しかったです。
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お蕎麦は太めでモチっとした食感がとろろとすごく合うので、小鉢のとろろは蕎麦つゆに投入するのがおすすめです。

 
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井上昌己さんの浴衣姿のイラストの第二作です。前作はもう4年前!

今回再び画題に取り上げたきっかけは昨年の夏のライブで昌己さんが浴衣で登場したこと。

さらにライブ後のお見送りでは個別に浴衣姿を撮影させていただき「これは描かないとな!」と思ったわけです。
しかし同じようなものを描いても芸がないので、ポーズやシチュエーションを考え抜くこと約10ヶ月。ポーズとしては難易度が高いしゃがみ姿勢と、花火で照らされた光と陰影にチャレンジすることにしました。
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トルソーからしっかりデッサンをとったつもりでも、浴衣を着せて描いていくとおかしなところが見つかるものです。

ここ数年、主線は手書きでなくパスで引き直し、強弱だけ手でコントロールしていましたが、今回は手書きに戻してみました。
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井上昌己さんの作品に「花火」という曲があります。夏の思い出に重ねて恋人の面影を追う歌詞に、三拍子のリズムとアメリカンロックバラード調のアレンジがマッチした名曲です。寂しげな歌詞ですがコートはメジャーで、最後にはどこか前向きな気持ちが歌われているので、それをイメージして表情はあえて笑顔にしています。ツールはペンでなく鉛筆ツールで、本来自分が得意である鉛筆スケッチのタッチにすることでそこいらのニュアンスを表現したつもりです。

着彩は前作と同様、和装にふさわしい水彩風を意識。背景は陽が落ちきっていない夕暮れ時をイメージして、茜色から紫へのグラデーションにしています。影のトーンもそれに合わせて、赤系から紫系に変化させています。

せっかくの水彩タッチを活かすため、和紙風のプリント用紙に出力して色紙にはりつけて仕上げました。


本当は色紙に直接プリントアウトしたいのですが、プリンターが対応していないのでそれはちょっと難しいですね。



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今回はグルメ編。まずはいつものお店から。「月夜野庭 銀の月」さんではいつものロースでなくヒレでをチョイスしました。
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これぞ豚肉だ!という香り高いお肉で、ロースの脂の旨みとはまた違った美味しさが堪能できました。
おなじくみなかみ町の「姉山の家」さんのの天ざるも外せません。
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山あいのお店なので山菜が美味しいのはわかるのですが、この海老の美味しさはなんなのでしょうか。こんな味わいの濃い海老は他ではお目にかかれません。

次は新規開拓したお店。八海山麓の「宮野屋」さんであらびきざる蕎麦と山菜と季節の野菜の天ぷらをいただきました。
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出汁の旨みがメインであまり醤油っぽさがないめんつゆが、粗く挽かれた蕎麦の風味を引き立てます。魚沼地域で一般的なへぎそばとはまた違った選択肢を用意してくれているのが嬉しいですね。


「アイスが食べたい」という妻のリクエストでみつけた「ジェラート工房ヤミー」

地元ではかなりの人気のようで、ひっきりなしに若い女性や家族連れが訪れます。
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たしかに素材の味がしっかり前面に出ていて、パリのサン・ルイ島で食べたソルベを思い出しました。これは人気になるわけだ。


最後はお店ではなく産品です。魚沼、津南地域の特産「鬼もろこし」。
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もはやとうもろこしとは思えない水々しさと甘さは梨レベルです。色々なところで売られていますので、見かけた方は買った方がいいですよ。

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今年も猛暑に襲われた夏休みですが、最高気温25度の苗場に避暑して、美味しいものを食べつつ、GRヤリスの細かいメンテナンスをこなしました。今回はメンテナンス編をお届けします。
詳しい手順はみんカラへのリンクを参照して下さい。
まずはオプションツイーターの再取り付け。重心が前よりなのを両面テープの粘着力が支え切れず、転げてしまいます。
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ホムセンで買ってきた椅子やテーブルの脚にはめるキャップを追加の台座にして対策しました。
重心も台座の中心付近になり、粘着面も増えるので、安定感バッチリ。
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私のGRヤリスは購入時で5万キロを超えていたせいか目立っていた内装の傷や汚れをキレイにしました。まずはグローブボックスやドアパネルの蹴り傷。
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100均のネイル磨きと砂消しゴム、内装コート剤の合わせ技でだいぶ目立たなくなりました。
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ツルツルなってすっかりスエード感がなくなっていたドアパネルの肘が当たる部分は台所用洗剤を含ませたウエスでゴシゴシし、スエードブラシで整えたら、復活しました。
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つまり、起毛が禿げていたのでなく、全オーナーの皮脂でカピカピになっていたわけです。気持ち悪ー!


エアコンとシフトインジケーターの拭いてもとれないマダラ状の汚れは、いっその事!とコンパウンドで磨いてピカピカに。
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こういう所がキレイだと気持ちいいですね。


外回りでは、ENKEI Pf07と一緒に譲ってもらったKYOEIの貫通ナットのサビが気になっていたので、
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スチールブラシとエアダスターで綺麗にしたのち、
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nut屋さんのゴムキャップを装着。だったら袋ナットにすれば?言われそうですが、せっかくの良いナットなので。
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これにて気になっていたポイントのカスタマイズやメンテナンスはひと段落です。




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今年は井上昌己さんデビュー35周年イヤーという事で、前回のショーサンプラザでのフリーライブに続き、半蔵門のTokyo fm ホールにて行われたバースデーコンサートにGRヤリスで出かけてきました。

このコンサートは毎年開催されて今年で11年目。350曲を越える井上昌己さんの曲を管弦楽にアレンジし、一流の奏者とホールで聴かせるという贅沢なイベントです。例年地下鉄で出かけるのですが、暑さを避けつつ、首都高インプレもかねてGRヤリスででかけました。
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休日の官庁街は意外と駐車場もリーズナブルです。

首都高といえば、短い加速車線やタイトな車間距離での合流など、素早い加速が求められますが、RSのパワー(120PS)でも、走行モードNORMALでパドルシフトを使って引っ張るか、POWERでアクセルを踏み込めば充分なレスポンスと加速が得られます。逆に言えばNORMALでオートマチックのままでは合流先車線の後続車にやや迷惑をかけるかも知れません。
路面の繋ぎのいなし方はさすがGRで、不快な突き上げもなく段差を吸収しながら、上下動は一発で抑え込んでくれるので、気持ち良くクルージングができます。
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コーナーが連続するセクションでも、ステアリング操作に対しノーズがリアルタイムにインに入っていく一方で、不安定なロールもないので安心感があります。
首都高では、硬いボディの下で脚が一貫してしなやかに動いているのが感じられ、これはピッチやロールを抑えるために脚を固くしたり、演出的にハンドリングをクイックにしたりする事とは対局にある私好みのスポーティさを堪能しました。
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一方コンサートの方ももちろん私好み。今年はアップテンポの曲がやや多かった印象で、管弦ならではの音やリズムの跳ね感や粒立ちが味わえて、音楽の面白さを再発見することができました。
こんな新しい地平線に聴き親しんだ楽曲と歌声で連れて行ってもらえるのは井上昌己さんとこのメンバーだからこそ出来るんだと思います。これからも続けてほしいし、夜景や自然が美しい会場での開催も期待したいです。

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めぐこねぎ
Negicco Meguさんがご無事に第二子をご出産されたのをお祝いして、イラストを描きました。

最近は輪郭線をパス引きしてペンツールでカチッと描く事が多かったのですが、赤ちゃんのふわっとした雰囲気を出したくて、今回は輪郭背を鉛筆ツールとフリーハンドで描いた後、水彩ツールで色付けしました。
第一子、第二子ともに女の子である事以外は詳らかにされていませんが、お姉ちゃんについてはMeguさんに似て、新生児とは思えない豊かでツヤツヤの黒髪であることはご本人がSNSでポストしていましたので、多分妹ちゃんもそうだろう、という勝手な想像で描きました。目元や口元もMeguさんに似せた、というより、一歳半と新生児の頃のMeguさんを想像して「親子感」「姉妹感」を出してみました。

お姉ちゃんもこれから手がかかる年頃ですし、お母さん大変だと思いますが、今しかない日々を大切にして欲しいと祈念しつつ、Meguさんの復帰を待ちたいと思います。


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