kazawa
鹿沢スノーエリアで神奈川県スキー連盟が主催している「チャレンジカップ」に参加してきました。そもそも珍しいスラロームのレースが4月に開催されるのはかなり貴重で以前から注目していましたが、石打のSLが中止になったので土壇場でエントリーを決めました。

レース仲間のYさんが参戦した際のブログによると「最後の落ち込みに入ったあたりから脚が終わってきたなぁという感じ」とのことだったので、エントリーしてからというもの毎朝7階にある職場まで階段を駆け上がるという付け焼刃トレーニングをして挑みました。
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神奈川県連登録クラブの対抗戦も兼ねているだけあって、エントリーは総勢110名あまり。ハンディキャップスキーヤーのクラスもあり、こんな立派な大会久しぶりです。私はしがない根無し草レーサーなので県連所属のみなさんとは関係ないオープンクラス(男子12名)になります。
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1本目はインターバルが広く、振り幅の少ないセット。これは先日の軽井沢と同じ「いい感じだけどタイムが出ない」罠の予感しかしません。とはいうものの何の対策も思いつかないままスタート。しかしいい感じはおろか、ストレートへの対応が遅れ斜めに入って大減速するというミス!一方心配したコースの長さは想像していたほどではなく、最後まで板を踏んでゴール。かなりモチベーションだだ下がりでしたが、クラス4位という望外の順位でした。
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2本目はインターバルはあまり変わらないものの、振り幅は広め。どちらかというとこういうセットの方がまだマシですし、1本目はクラスごとに2コースに分かれていたのが1コースにまとめられたので間違いなく掘れるのもむしろ得意です。
「まくって3位に入るしかない!」と意気込んでスタートしたものの、今度はレガース同士がひっかかり危うく転倒しかけるというアクシデント。このタイミングの遅れをなんとか取り戻し、ゴール直前の壁まできたところで1本目ではもったはずの脚力が終了。板を踏むどころではなく「早く終わってくれー」という状態でゴール。
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結局まくることは叶わず4位でした。1本目の失敗、2本目の不運があり悔しい結果でしたが、程よい斜度変化と長さのあるコースは上越国際の美奈コースで開催されていた頃のスラロームを連想させなかなか面白かったです。エントリー費がちょっと高額だったり苗場からの移動がちょっと遠かったり(約2時間)するので、定番のレースにするかはちょっと微妙ですが。

ところで今回は苗場スキースクールのHコーチも参加されていて、同じ男子オープンクラスで4位と5位を分け合いました。
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実は彼とは30年近く前、平成の始まりの頃に一緒に1級を取得した仲。そんな2人が平成最後の春に同じ大会で並んで表彰されるというのは不思議な縁を感じます。

これにて今シーズンの競技スケジュールはすべて終了。なんというか自分の得意不得意や得意なことの薄っぺらさを実感したシーズンでしたが、次のシーズンが始まったとも言えるこれから時期にハイシーズンに手が回らなかった技術要素の習得にじっくり取り組んで、一段高いレベルで12月を迎えたい思います。

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