さて、新しい相棒981ボクスターは、バックカメラとシートヒーターがついているのに、ヘッドランプはハロゲンのまま、という不思議仕様。前車986のリトロニック(HIDヘッドランプのBOCSHの登録商標)の明るさに慣れていますし、ポジションランプがLEDの白色光なのに、肝心のヘッドライトがハロゲンの黄色い光なのもちょっとあり得ない、という事でなんらかのアップグレードを考えていました。
一番無難なのはノウハウのあるショップで社外品のHIDランプに換装することですが、これが大体12万円くらいかかります。うーん高い。HIDランプはバルブだけでなく、イグナイターの装着などあるので仕方ないかも。
そこで閃いたのがLED。これだけLED電球が普及した今、家の電球と同様、ポン付できる自動車用ヘッドランプバルブがあるんじゃないの?
ありました。たくさんの種類がAmazonで売ってます。

価格は3,000円くらいから10,000円くらいまで。いろんな会社がいろんなブランド名で売ってますが、商品の形状を見る限り、元を辿れば中国や台湾の2〜3のメーカーの製品のようです。それを各社が仕入れて、マニュアルや取り付けキットを同梱するなとアレンジして売っていると思われます。つまりどこで買ってもモノはおそらく同じ。
LEDヘッドランプの明るさはハロゲンよりは明るいが、HIDよりは暗いというのが一般的な評価でのようです。
また、よくあるトラブルとしては、すぐに点灯しなくなる(中国メーカーの家庭用LED電球もそうですね)、車両側のレンズや反射板とマッチングが悪く配光がおかしくなる、車載システムが消費電力が下がったのを球切れと誤検知して警告灯が点灯する、オーディオにノイズが入る、などなど、ハズレを引くと面倒な事になりそうです。
検索してもあまり981ボクスターでLEDへの交換をしている例がなく(大半の人は純正HIDをつけて買うので当たり前)、今回自ら人柱になるべくトライしました。
そこで、「どこで買っても同じ」とはいえ、Amazonのレビュー点数が多く、かつ評価が高いこの製品にしました。
開梱してみると、やや日本語が怪しいものの、フルカラーの取り付け説明書、余った配線を束ねる結索バンドや、バラスト(おそらく変圧器やノイズフィルターの入った箱)を固定するための両面テープ、配光を調整するヘキサレンチとスペアのイモネジなどが同梱されており、親切な商品づくりで好感が持てました。



更新が前後しますが、先週の土曜日(つまり納車当日)、ビフォーアフターがわかりやすいよう、暗くなってから作業開始。作業の流れは以前このブログでも取り上げた986のやり方とほぼ同じです。まずはボディを傷つけないよう養生テープで保護します。

フロントトランク左右にある、空気入れと車載工具の箱を取り外します。

Uの字形のゴムキャップひらき、車載工具のレンチを突っ込み、後方に(右側なら時計回りに)回転すると、ヘッドライトユニットが「ガポン」と浮き上がります。

レンチを90度くらい戻しながら、ヘッドライトユニットを持ち上げます。コネクターが見えるので、これを外します。これでヘッドライトユニットが外れます。

ヘッドライトカバーに傷がつかないよう、あらかじめ新聞紙やタオルを敷いて、ヘッドライトユニットを上下逆に置きます。
4箇所のビスを外して、防水カバーを取り外します。

針金状のパーツでバルブが固定されてます。

この針金状のパーツ、一見すると手前を軸に奥から引き上げたくなりますが、そうではなく(赤い矢印)、奥の方向にスライドするのが正しい操作方法です(緑の矢印)。そうするとバルブを押さえている部分が広がって、取り外しできるようになります。

LEDバルブに交換した状態。

バラストの置き場に悩みますが、防水カバーにぴったりの凹みがあるので、そこに両面テープで貼り付けます。

赤丸で囲んだ接続カプラーがなぜかゆるゆるの状態で出荷されているので、しっかり締め込んでおきます。
あとは逆の手順で組み付けていきます。
針金パーツの操作方法さえ間違えなければ、作業は30分くらいで完了すると思います。
ハロゲンとのビフォーアフター比較。これが純正ハロゲン。

これがLED交換後。

全体的に光が広く拡散している印象。特に手前の路面が明るくみえます。色温度の高さでそう感じるのかもしれませんが。
今の所、玉切れ警告は出ていませんし、オーディオにもノイズは入っていません。まあ、当たりなのかな?
まだ夜間走行をしていないので、詳しいインプレはまた今度。郊外の高速道路や夜の峠道でどれくらい視界が確保できるのかが気になるところです。
あとは耐久性ですね。1年でダメになっても5500円ならまあいいかな、と。そのうち明るくて耐久性のあるものも出てくるでしょう。
いつ故障してもいいように、取り外したハロゲンバルブは、ドラレコなどのとりあえず不要なパーツやシガーライターと一緒に箱で保管。

さらに夜間のバルブ交換作業に必要なマグライト(これもLED換装済み)と軍手、室内に置き場所がなくなった書類入れと一緒に100均でかったケースにいれてリアトランクへ。

うーんスッキリ(笑)
一番無難なのはノウハウのあるショップで社外品のHIDランプに換装することですが、これが大体12万円くらいかかります。うーん高い。HIDランプはバルブだけでなく、イグナイターの装着などあるので仕方ないかも。
そこで閃いたのがLED。これだけLED電球が普及した今、家の電球と同様、ポン付できる自動車用ヘッドランプバルブがあるんじゃないの?
ありました。たくさんの種類がAmazonで売ってます。

価格は3,000円くらいから10,000円くらいまで。いろんな会社がいろんなブランド名で売ってますが、商品の形状を見る限り、元を辿れば中国や台湾の2〜3のメーカーの製品のようです。それを各社が仕入れて、マニュアルや取り付けキットを同梱するなとアレンジして売っていると思われます。つまりどこで買ってもモノはおそらく同じ。
LEDヘッドランプの明るさはハロゲンよりは明るいが、HIDよりは暗いというのが一般的な評価でのようです。
また、よくあるトラブルとしては、すぐに点灯しなくなる(中国メーカーの家庭用LED電球もそうですね)、車両側のレンズや反射板とマッチングが悪く配光がおかしくなる、車載システムが消費電力が下がったのを球切れと誤検知して警告灯が点灯する、オーディオにノイズが入る、などなど、ハズレを引くと面倒な事になりそうです。
検索してもあまり981ボクスターでLEDへの交換をしている例がなく(大半の人は純正HIDをつけて買うので当たり前)、今回自ら人柱になるべくトライしました。
そこで、「どこで買っても同じ」とはいえ、Amazonのレビュー点数が多く、かつ評価が高いこの製品にしました。
開梱してみると、やや日本語が怪しいものの、フルカラーの取り付け説明書、余った配線を束ねる結索バンドや、バラスト(おそらく変圧器やノイズフィルターの入った箱)を固定するための両面テープ、配光を調整するヘキサレンチとスペアのイモネジなどが同梱されており、親切な商品づくりで好感が持てました。



更新が前後しますが、先週の土曜日(つまり納車当日)、ビフォーアフターがわかりやすいよう、暗くなってから作業開始。作業の流れは以前このブログでも取り上げた986のやり方とほぼ同じです。まずはボディを傷つけないよう養生テープで保護します。

フロントトランク左右にある、空気入れと車載工具の箱を取り外します。

Uの字形のゴムキャップひらき、車載工具のレンチを突っ込み、後方に(右側なら時計回りに)回転すると、ヘッドライトユニットが「ガポン」と浮き上がります。

レンチを90度くらい戻しながら、ヘッドライトユニットを持ち上げます。コネクターが見えるので、これを外します。これでヘッドライトユニットが外れます。

ヘッドライトカバーに傷がつかないよう、あらかじめ新聞紙やタオルを敷いて、ヘッドライトユニットを上下逆に置きます。
4箇所のビスを外して、防水カバーを取り外します。

針金状のパーツでバルブが固定されてます。

この針金状のパーツ、一見すると手前を軸に奥から引き上げたくなりますが、そうではなく(赤い矢印)、奥の方向にスライドするのが正しい操作方法です(緑の矢印)。そうするとバルブを押さえている部分が広がって、取り外しできるようになります。

LEDバルブに交換した状態。

バラストの置き場に悩みますが、防水カバーにぴったりの凹みがあるので、そこに両面テープで貼り付けます。

赤丸で囲んだ接続カプラーがなぜかゆるゆるの状態で出荷されているので、しっかり締め込んでおきます。
あとは逆の手順で組み付けていきます。
針金パーツの操作方法さえ間違えなければ、作業は30分くらいで完了すると思います。
ハロゲンとのビフォーアフター比較。これが純正ハロゲン。

これがLED交換後。

全体的に光が広く拡散している印象。特に手前の路面が明るくみえます。色温度の高さでそう感じるのかもしれませんが。
今の所、玉切れ警告は出ていませんし、オーディオにもノイズは入っていません。まあ、当たりなのかな?
まだ夜間走行をしていないので、詳しいインプレはまた今度。郊外の高速道路や夜の峠道でどれくらい視界が確保できるのかが気になるところです。
あとは耐久性ですね。1年でダメになっても5500円ならまあいいかな、と。そのうち明るくて耐久性のあるものも出てくるでしょう。
いつ故障してもいいように、取り外したハロゲンバルブは、ドラレコなどのとりあえず不要なパーツやシガーライターと一緒に箱で保管。

さらに夜間のバルブ交換作業に必要なマグライト(これもLED換装済み)と軍手、室内に置き場所がなくなった書類入れと一緒に100均でかったケースにいれてリアトランクへ。

うーんスッキリ(笑)
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コメント
コメント一覧 (4)
コメントありがとうございます。
キャンセラーなどの付属品は購入していません。このLEDバルブのみで、警告灯などの異常なく使えています。
LED交換されたとのことですが、その後いかがだったでしょうか??
LEDは結局明るさが物足りなくなり、HID に換装しています。こちらをご参照ください
http://www.yasumori1968.me/archives/52090691.html