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この週末は、中古車の動向調査のため、ビッグサイトで開催された「ポルシェ合同認定中古車フェア」に行ってきました。

会場はビッグサイトの西1ホール。入り口を入ってすぐが、ボクスター/ケイマンコーナー。もちろんボクスターを中心にチェックしました。

今回の目的は、将来の買い替えに備えて、価格はもちろん、トランスミッションやハンドル位置、ボディ色のトレンドを知っておくこと。そして、webの画像ではピンとこない、ボディ色と内装色の組み合わせの雰囲気や、ホイールのサイズはどれがベストか?を確認することです。

展示されていた981型のSでない「素」のボクスターは10台でした。年式的にはMY2015からMY2013が中心したが、年式による有意な価格差は見られません。やはり「3年落ちでも値落ちしない」という担当セールスの話を裏付けています。

ミッションはなんと全てPDK。意外なことに10台中9台がパドルシフト付き。
ハンドルは左が4台、右が6台で、「右ハンドルのPDK」が981の主流のようです。
ボディ色は白が4台、シルバーが3台、黒メタリックが1台、青メタリックが1台でした。

ほとんどがオプションの19インチホイールを履いていて、標準の18インチは一台のみ。もちろん19インチの方がカッコいいですが、18インチでもダメじゃないですね。

ちなみに981のSは8台。こちらもミッションは全てPDK、右ハンドルが6台、パドルシフトは4台についていました。ボディ色は白が3台、黒メタリックが2台、シルバーが2台、ゴールドが1台でした。
意外だったのは、「素」と「S」の価格差が思ったより少なかったことでしょうか。Sがお買い得というよりは「素」が高い印象です。

ボディ色と内装色の組み合わせは、シルバーのボディ+赤の幌という組み合わせが王道のようです。ボディが白なら黒の幌や内装が定番のようですが、青系の内装や幌を組み合わせるのもカッコイイですね。意外だったのはイエローがなかったこと。986では売れ線のボディ色だったと思うのですが。

まあ、いずれせよ価格は予想どおり高い!でも「中古ボクスターにその価格にみあう価値は無い」とは思っていません。ならばどうして「高い」と感じるのでしょうか?

私は一時期、ウイスキーに凝っていました。マッカラン(ファインオークじゃない方)の芳醇な甘味や、ラフロイグの強烈なビートの香りに夜な夜な酔いしれていたのですが…なんかもったいなくなって止めました。とは言ってもお金がもったいないのではなく、「自分にはこんないい酒はもったいないのでは」と思ったのです。言い換えれば「自分には350mlで2000円もする酒に見合う価値は無い」と思えてきたのです。(今はもっぱら紙パックの焼酎)

その価格に見合う価値がないのは、クルマではなく、むしろ私自身。だから「買うにはまだ高い」と思うのでしょう。自分の価値が上がれば良いのですが、そんなことはありえないので、自分に見合う価格になるまで気長に待とうとと思います。
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