この年末年始、苗場とかぐらでの初滑りを済ませてきました。ゲレンデは降雪があってもその後気温が上がるなど、まだまだ予断を許さない状況ですが、今日は設備面で新しいスポットを3つほどご紹介したいと思います。

クレープRicha
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日帰りスキーセンターの玄関口、バスの待合室の横には、昨年までラーメン屋さんがありましたが、それがクレープ屋さんに変わりました。
よく考えれば、滑り終わって友達の着替えを待っている時や、路線バスを待っている間にラーメンではちょっと重すぎです。また時間的にも夕飯には早すぎ、昼食には遅すぎますので、クレープはちょうどいいですし、ラーメンよりは老若男女問わない気がします。
早朝の時間帯はパンとコーヒーのセットがあります。これも、朝早く到着した人には嬉しいですね。

無料休憩所で食事ができるように!
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ワールドカップロッジ1Fのどん詰まりにある無料休憩所に「北風食堂」というスナック売店がオープンし、丼物やカレー、ホットドッグなどの軽食が買えるようになりました。
好きに座れる座席に、セルフの軽食スタンド…それはフードコートではないか?と思うのですが、看板はあくまで「無料休憩所」のままです。これは中々良いアイデアですね!
いまやスキー客の主流は若いカップルやグループではなく、小さな子供連れ+両親+お年寄りの三世代ファミリー層です。ぐずった子供やそもそも滑らないお年寄りの受け入れ先として、今時のスキー場に無料休憩所は欠かせない設備です。
その一方で、何の利益も生み出さない無料休憩所は運営会社としては頭が痛い存在でしょう。かと言ってフードコートやレストランに衣替えすれば、前述の「受け入れ先」が無くなってしまいます。
そこで、「無料休憩所」のまま、軽食スタンドを設置することで、「無料で居座っても良いし、お金を払って食事をしても良い」ことにしたわけですね。いわば「無料休憩所のマネタイズ」に成功したわけで、これはありそうで無かった良いアイデアだと思います。

ビストロ ベレール
南ゲートからの橋の近く、キッズパークの隣にオープンしたお店です。
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左から「フライドテンペ丼」「サルサソースのホットドッグ」「オニオンリング」です。テンペはインドネシア料理で、発酵した大豆を固めたもので、揚げるとなんとなくコシのある厚揚げみたいな感じで、これがタコライス風になってます。ホットドッグはパンがフワフワしていない、しっかりしたフランスパンなのが良かったです。「ビストロ」を名乗るだけにありきたりのゲレ食ではない、ソウルフルな料理をだしてくれます。店内ちょっと手狭ですが、楽しみなお店ができました。

今期の苗場は、ユーザーの視点に立った「食」の改善が目立ちますね。今後期待したいです。
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