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一昨年のパリ旅行で貯まったマイルでニセコに行ってきました。
前回訪れたのは2007年なので、7年ぶり4度目のニセコです。この間にホテル日航アンヌプリとニセコ東山が売却されそれぞれノーザンリゾートアンヌプリとニセコビレッジになるなど大きな変化がありました。

いままでヒラフエリア、東山エリアにしか宿泊した事が無かったので、今回はアンヌプリエリアの中で温泉が充実してそうな宿をさがして「湯心亭」をチョイス。

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建物的には結構古いのですが(例えばこんなドアノブに現れてる)
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細かい工夫で小綺麗にして、快適に過ごしてもらおう、という意図が見て取れます。
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お風呂は屋内と露天に24時間入り放題。日帰り入浴もやっているので広い休憩室もあり、なかなか快適です。特筆すべきはマッサージチェアが無料だったこと。
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ニセコと言えば外国人客ですが、恍惚の表情を浮かべる彼らを見ていると、ウオッシュレットの次に世界を驚かせるのはマッサージチェアに違いない、と思いました。
朝食も工夫をこらしてして、「楽しんでもらおう」という気持ちが感じられます。
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アメニティもビジネスホテル並みに整っていますし、交換不要と伝えれば、ソフトドリンクや生ビールの引換券がもらえます。これのおかげでゲレンデから帰るたびに風呂→ビールの鉄板コースがタダで楽しめました。
残念なのは立地の悪さ。空港からのバス停やゲレンデには送迎が必要で、ゲレンデのベースを結ぶシャトルバス(ニセコユナイテッドシャトル)のバス停も少し歩かなければいけません。しかしながら、野沢温泉などで通じる「アクセスの悪い宿ほど経営努力をしている」法則の通り、建物の古さを除けば快適で料金も手頃な良い宿だなあ、と思います。

ニセコに行く大きな理由のひとつは「食事」です。今回も定番のお店はもちろん、新規に開拓してきました。まずは鉄板の「居酒屋 Bang-Bang」ここに来なければニセコの夜は始まりません。
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まずは基本の串物をおまかせで。
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これを食べるためにニセコに来ていると行っても過言ではない!大好き!「あきあじステーキ」
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おだしが美味しい〜大人の味、大根の煮付け
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イカの一夜干し
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今回初めて頂いたのですが、これは美味い!手羽先明太子
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次は「玄天Cafe」。モンゴルの遊牧民の住まいであるゲルというテントを使ったお店。パウダーボードの「Gentem Stick」が運営してます。
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以前バックカントリーツアーのガイドの方から「いい雰囲気だよ〜」と紹介され、やっと訪れる事ができました。なにせテントなので何とも言えないユルーい雰囲気がニセコらしくてイイ!

良いのは雰囲気だけではありません。地元食材を用いた「ここでしか食べれない」ものばかり。「マグロの酒盗クリームチーズ和え」酒盗=塩辛とクリームチーズがこんなに合うとは!
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そして「北あかりのじゃがバター」
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お頭がどーんと「石狩鍋」キャベツと玉ねぎの甘みが忘れられない!
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このように東京では絶対ありえない個性的なお店なのですが、残念ながら今シーズンで営業終了とのことです。

北海道と言えば石狩鍋とジンギスカン、ということで「ニセコ草庵」へ。
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看板には「七輪ジンギスカン」とありますが、ガスです。考えてみればジンギスカン鍋を使うなら七輪=炭である必要は無く、炭で網焼きならそれはただの焼肉だろうと(笑)。
野菜、ラム、豚、鶏が60分食べ放題で1780円(だったかな?)
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ラムは追加料金で特上ラムがありますが、普通のラムで十分美味しいです。食べ放題+飲み放題もありますが、+2000円になります。たぶん外国人客の飲み方がハンパじゃないからです(笑)。肉の料と質を考えれば、食べ放題で十分行く価値ありです。

以上はヒラフエリアのお店ですが、このエリアの変わりっぷりは想像以上でした。メインストリートの看板はほとんどが英語に。店の雰囲気からみても単なる英語看板ではなく、外資が経営してる感じ。
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セイコーマートの脇には屋台村が出来ていました。テイクアウトしてヒラフの街をブラブラするなんて結構オツな感じがしますが、今回は満腹につき見るだけ。
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南アジア系のご主人がオージーの客に向かって「ノーオーストラリアドル!」なんて叫んでるのを見るとここが日本だなんて信じられません。7年前も外人だらけでしたが、ヒラフの夜はどこまで国際化するのでしょうか。

アンヌプリエリアで見つけたのがナポリピッツァのお店「デルソーレ
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水牛のモッツァレラを使ったマルゲリータとジェノベーゼを頂きました。
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モチモチ感とサクサク感が絶妙にバランスした生地が絶品!東京でもなかなか味わえないと思います。デザートは抹茶ではなくピスタチオのジェラート。
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ピスタチオらしいコクがあるけどイヤなしつこさが無い美味しいジェラートでこれから流行りそうな予感です。ゲレンデから徒歩2〜3分「ここでしか食べれないものが食べれる」ゲレ食かくあるべし。今回最大のヒットでした。もちろんディナーも営業しています。クレジットカードは使えないので注意。

食べ物の話ばかりですが、滑りの方はちょっと計画の甘さと天候に恵まれずイマイチでした。初日は到着が午後3時を過ぎたので滑れず。2日目はまずまずの天気でアキラ板もついにニセコ上陸を果たしましたがゲレンデ下部では暖かいほどで、これでは何のために北海道に来ているのか。
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3日目は…自分の足元しか見えないような濃霧!昼前に一瞬晴れましたが本当に一瞬、1本滑ったら今度は立っていられないほどの猛吹雪でリフトが止まってしまい、2日券買って損しました。
4日目はまずまずの天気。昨日からの降雪にパウダーを期待しつつ、山頂エリアへ。
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アンヌプリエリアの山頂付近はゲレンデマップでは非圧雪エリアではありませんが、実際には西寄り側は非圧雪。ここでまず軽めのスネパウを頂いてから東山エリアへ。時間がないので旧ゴンドラ駅へのハイクアップはせず、「みそしるコース」(旧リミテッド3)へ。
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時間の許す限り、この辺りをリフトを使ってコンパクトに攻めようかと思ったのですが、リフトが遅くて長いことをすっかり忘れ、2本目で時間切れ。結局3泊4日の行程で滑れたのは1日半だけでした。

過去を振り返ってみても、ニセコでの滑走日数19日中、満足行くほどパウダーが攻めれたのは6日程度でしかなく、一方、強風でリフトの運行が制限されたのが3日ありました。ニセコで滑るなら天候リスクは考えないとダメですね。滑るチャンスを増やすためには札幌か小樽で前泊が必須ですし、帰りの飛行機はできるだけ遅い便にした方が良いです。リフト券は、1日辺りの単価が安くなる5日券ならまだしも、2日券で1日リフトが止まったら目もあてられません。
そして最大のリスク回避策、それは「滑り」以外の目的を設定する事ですね。今回、温泉と食事が充実していなかったら相当ガッカリなスキー旅行になっていたに違いないでしょう。

訪れる時季も要検討かもしれません。いままで4回ニセコを訪れましたが、滑り的に満足だったのは滞在6日中6日すべてパウダーを当てた1月初旬の1回のみ。それ以外はすべて今回と同じ1月の後半で「スカ」を引きました。確かに1月の後半はクリスマス寒波やら正月の寒波が一息つく中だるみの時季であることが多い気もします。

とまあ課題の多かったニセコ行きですが、東京に帰るりJALから「マイルが貯まったよ」とメールが来ました。また近いうちに(とはいえ来シーズン以降ですが)今回のリベンジをはかりたいと思います。

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