なんだかとてつもないことになってしまいました。

被害に遭われた方、亡くなられた方にお見舞いとお悔やみを申し上げるとともに、災害や事故の現場で作業に当たっている方に敬意を表します。

地震発生当時、私は苗場にいました。金曜日に休暇を取って、翌日の土曜日にスキーバスで帰京する予定でした。

地震の瞬間はスラロームのポールを滑っていて、ゴールするなり「地震!」と言われて気づきました。ので一番激しい揺れはよく分からなかったのですが、リフトの支柱が揺れているのは見ました。ただ生命の危険は感じませんでした。

地震による点検のためリフトは停止、薄いレーシングスーツ姿でリフト乗り場に足止めされ「寒いー!」…妻からの「大きい地震が来ています」というメールで無事が確認できたこともあり、この時には事態の重大さは知らなかったのです。

練習を終え、休憩所に戻った時にはじめて「宮城で震度7、東京で震度5強」という事実を知りました。すぐに妻に電話をしましたがもはや不通。

しばらくすると、携帯メールも徐々に送れなくなってきました、しかしtwitterでは東北での被害の状況や、東京から帰宅困難について書き込まれています。なぜ?

つまり、負荷がかかっているのは携帯メールのサーバーだけで、PCのメールやgmailなどネットワークへの接続は問題ないのでは??

そこでPCメールとgmailのアカウントをONにして、妻に「PCのアカウントをオンにして、会社で待機すること」と送信。やはりスムースに送信成功。持つべきはスマートフォン!

品川行きのスキーバスは既に出発、新幹線は再開の見通したたずで、その夜は苗場にとどまることに。結局妻と連絡が取れたのは深夜、勤務先の非常用電話から「会社に泊まる」とのことでした。妹から両親の無事も伝えられました。

家族の無事が分かれば、あとは自分が帰るだけ。新幹線の早期の復旧に期待しつつ、最悪でも夕方に予約してあるスキーバスで帰ろう、と床に着きました。

翌朝は快晴。新幹線の復旧にめどが立たないことを確認。予約してあったスキーバスは運休との連絡。部屋でテレビを見ていても有効な情報は得られそうにないので、苗場プリンスで情報収集をすることに。

充電100%のiPhoneと充電器、十分な水とお湯、食料、防寒用にビニール袋と新聞紙を用意して午前10時30分頃に部屋を出発。

プリンスホテルは閑散としていました。高速道路は復旧していましたが多くの人がスキーを取りやめたのでしょう。

越後湯沢までのバスは運行していたので、まず考えたのが高速バス。しかしベルキャプテンによると予約の電話がつながらない(関越道の高速バスは要予約)。バス停のある湯沢インターで乗車を断られるのは最悪だし、昨夜の降雪と気温の変化で国道17号に雪崩のリスクもあるので、この選択肢はナシ。

次に他のスキーバスを考えましたが、旅行会社に連絡するもどこも運休。予約していたバス会社からは明日以降も運休の連絡。いよいよ「このままでは帰れない」事態になりました。

ここで、twitterから「水上より南の在来線は動いている」という情報を入手。幸い本館ロビーにはATMがあり、お金の心配はいりません。三国峠の太平洋側なら降雪も少ないでしょう。JR東日本のサイトでウラをとり、決断しました。

「タクシーで水上方面へ出て、在来線で帰京する」

あ、こんな時間だ。節電しなければ。続きはまた明日。
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