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3連休は新潟に野外ライブに行ってきました。え?フジロックは来週だろって?いえいえ、湯沢フィールド音楽祭ですよ。

湯沢フィールド音楽祭は今年7回目、加山雄三をホストに蒼々たるメンバーが集う野外ライブ。会場はもちろん加山キャプテンコーストスキー場。今年の出演者は加山雄三を筆頭に、ザ・ワイルドワンズ、中村あゆみ、坂本冬美、秋元順子、BEGIN、南こうせつ…と強力なラインナップ。 

野外ライブは古くは中津川フォークジャンボリーとかつま恋とか、最近はなんとってもフジロックとかですが、私が大学生くらいの時代はあまり盛んではなくせいぜいスタジアムライブ(渡辺美里の西武球場とか)だったので、じつは人生初野外ライブでした。
 
雨具にビニールシート、ゴム長靴に水筒もっていざ会場へ…その前に、上越国際近くの「牧之庵」でお蕎麦をいただきました。(Twitterで長岡在住の方から教えていただきました。サンキュー!)
bokushinan
 こちらのお蕎麦は風味の強いタイプで私好み。でも長野のお蕎麦とはちょっと違う独特の香りがあります。とくに蕎麦湯ではその風味が強く出ていてちょっとしたスープみたいです。蕎麦湯ってちょっとおまけ的な感じが一般的かもしれませんが、このお店は違います。おススメです。
内装は古民家風ではなく、ほんとに古民家。ちょっと昔のスキー民宿のイメージでいい雰囲気があります。そういえばこういう民宿も減ってきたなあ。 

肝心のライブですが、残念な雨模様の中、それぞれの代表曲をしっかり押さえつつ、リスペクトするスタンダードナンバーを交えた選曲で、どんな年代の人でも楽しめる内容でした。

特に、加山雄三の「君といつまでも」とかワイルドワンズの「想い出の渚」、南こうせつの「神田川」あたりは10年後は聴けないかもしれない(!?)文化財級の演奏ですし、我々世代には中村あゆみの「翼の折れたエンジェル」尾崎豊のカバー「僕が僕であるために」、BEGINの「恋しくて」はまさにジャストミート。 これでS席7000円は安いですね。

それにしても加山雄三、カッコいいですよ。声にもハリとツヤがあり、年齢を感じさせず全く浮世離れしてます。まさにスターですね。
さらに凄いのはワイルドワンズのドラマー植田芳暁61才。3時の開演から8時のエンディングまで5時間ほぼ叩きっぱなし。リハも含めるとどんだけ叩いてんだ?あと坂本冬美がやっぱりキレイでした。

かなりお腹いっぱいに音楽を楽しんで、苗場に帰ってきたらボクスターの走行距離がちょうど5万キロになりました。
50000
 
ライブと言えば、翌日は渋谷BOXXにて井上昌己のバースデーライブでした。直前にリリースされた初のカバーアルバム「the covers of my color」の曲を交えての選曲。ハコの大きさも程よくて、一体感のあるいいライブでした。しかしカバーというのは面白いですね。アレンジと歌い手が変わると「え?」と思うほど違う曲になります。音楽って演奏で完成する物なんだ、ということを実感した3連休でした。
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