やってしまいまいた…昨日、苗場の名物コブ斜面「男子リーゼンコース」で。
今日病院に行ってきましたが、診断の結果は「大腿筋が膝の裏でスネの骨につながっている部分が強く引っ張られたため炎症を起こしている」とのこと。靭帯や半月板という怖い言葉は出てこなかったのでちょっと安心してます。湿布と消炎剤、鎮痛剤をもらいました。

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これ昨日の苗場です。暖冬小雪だったわりには、この時期としては雪が多く、例年3月末には滑れなくなる男子リーゼンコースにも雪はたっぷり。先々週あたりからコブ斜面の新しい滑り方にチャレンジしていて、このコースでも良い感覚がありました。「せっかく雪が残っているんだから、来シーズンに先送りせず、新しい滑りを自分のモノにしたい。」と思ってしまったのがまず良くなかった。

さらに良くなかったのは、水曜日の季節外れの降雪でほとんどコブが消えてしまい、一列の深い溝状のコブしか残っていなかったこと。いつもならこのような難しいラインは避けるのですが、他にコブがないなら滑るしかない。難しい条件で新しい技術を試す、という無謀な判断をしてしまったわけで、ここにも「今年中になんとかしたい」という焦りがあったのだろうと思う。

滑り出して5〜6ターン目、乗りが悪いクセがある左外足でターンがすっぽ抜け、次のミゾに間に合わず、ミゾの側面にけつまずくように転倒。「いつもより痛いなあ」という程度で「もう一本滑ろうかな?」と悩んだのですが慎重を期して(遅い)滑るのは中止。冷えたビール缶でアイシングしながら友人の車で帰宅しました。帰宅時にはビッコをひくような状態でしたが、今は薬が効いているのかだいぶ楽になりました。

靭帯断裂→手術という最悪の事態には至りませんでしたが、次はどうなるかわかりません。しっかり反省して怪我は未然に防がなくては、と思います。

(1)自分の技術は未熟であり、限られた条件にしか対応できないことを受け入れる。出来ないことは出来ない。
(2)簡単なことから難しいことへ発展させる、出来ることから始める、というスキーの鉄則を肝に銘じる。
(3)シーズン終わりにジタバタしない。どうせオフに忘れちゃうんだから。
(4)過去にもケガに至るような大きな失敗は左外足に乗れないことが原因。ストレッチや整体など左右非対称の対策をオフにしっかりやる。

残念なのは今週末に迫った「木村公宣キヤンプ」。正直滑るのは無理っぽいのですが、ゴールでの見学とか夜のミーティングだけとか迷惑にならない範囲で参加できないかコーチと相談しようと思います。
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