
上越国際のスラローム、今年も参戦してきました。
結果は、はぁー(ため息)って感じです。
前日は降雪があり、当日はよい天気。コース上に残った湿った新雪でまったく板が滑らない。前走の地元選手もひとターンごとにストックで漕ぐような有様。
1本目、スタート直後の急斜面(というほど急ではないのだが)で、どうしてもぬぐい去れない「失敗したくない、結果を残さねば」という気持ちと、ここで攻める滑りをしなくてもいままで入賞できたという計算もあり、消極的な気分でスタート。結果イメージよりさらにだらしない滑りで急斜面をクリア。
緩斜面のスキーの滑りの悪さは想像以上。スキー板が雪にべったり張り付いてスキーにならない!これじゃ「得意の緩斜面でタイムを稼ぐ」場合じゃない。
結果は14位。これでは入賞は難しい。
しかしこの結果で開き直れた。オレは入賞しに来たのであって、こんな順位をキープしても意味がない。急斜面対策の練習はこなしてきたし、そもそもそんな急斜面じゃない。攻める滑りは出来るはず。気温も上昇し雪はだいぶ滑るようになってきたし。
いざスタートしてみると、急斜面で攻めれる!「これはイケる」と我を忘れた。ついでに
旗門も忘れたらしい。
ヘアピンゲート(2ターン)で体が勝手にストレート(3ターン)の反応をしてしまった。コースアウトにはいたらず修正したが、他人より1ターン多く曲がってるわけでタイムが出るはずもない。
近いタイムの人がいなかったので、2本合計の順位はかわらず14位。
まったく弱気の1本目は問題外。2本目は昨シーズン末から取り組んだ新しいイメージは出せたものの、それに反射神経やメンタルがついて行けなかった。
練習で技術は向上した(と思う)。だからといって結果も向上するとは限らない。それに見合ったマネージメントや試合勘がなければ。それが競技スキーだけど、練習の成果が残せないのはやっぱり悔しい。
2月に浦佐でスラロームの大会があるようなので、来年はこれを前哨戦にして試合勘を取り戻して上越国際に挑むことにしよう。なにより複数の大会があれば「この1戦しかない」ことにはならないし。
話は変わって、今回は苗場→上越国際間はバスと電車で移動しました。そのためにオールインワンタイプのスキーケースを買ったのですが、これはおススメです。

板とブーツとストック、ウエアにレーシングスーツにリュックをいれてもまだ余る。さらに宅配便料金はスキー1台分。電車レーサーの味方です。
そして上越国際といえば不味いゲレ食。今年も期待通り!

真ん中にこんもり盛られたドライカレー。まずドライじゃない。春のの雪のようにベタベタ。カレーの色は着いているけど辛くない。むしろ無味無臭。どうすればこんなに不味く作れるのか??
試合結果だけでなくゲレ食もため息がでる結果になりましたが、残り少ないシーズン、へこんでる暇はありません。つかみかけたイメージを完全に自分のものにするべく練習再開です。
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