スキーシーズンのしめくくり恒例、苗場+かぐらに行ってきました。いろいろと驚きに満ちた3日間でした。
驚きその1:意外と雪があったこと
筍平ゲレンデ
小雪に悩まされた今シーズン、ゴールデンウィークまで雪が持つか?と心配しましたが、蓋を開ければ例年通りの残雪があり、苗場山頂エリアの筍平ゲレンデでポールトレーニングが可能でした。ベテランコーチ曰く「結局帳尻は合う物なんだよ」。確かに!

驚きその2:季節はずれの猛吹雪
吹雪の筍平
小雪暖冬のシーズンに季節はずれの雪が降るのはよくあるのですが、今年はまさにそれ。ゴンドラで山頂に向かうと雨が雪に変わり、筍平では猛吹雪。正午過ぎには雷が鳴りはじめ、落雷のおそれありということで、パトロールから下山要請。あっけなくポールトレーニングは中止になりました。

驚きその3:意外に?旨いゲレ食のチキンカレー
チキンカレー
筍平ゲレンデには「レストランプリンス」というベタな名前のゲレ食があるのですが、ここのチキンカレーが旨かった!ゲレ食のカレーなんぞバカにしていたので驚きです。鶏肉は口の中でほぐれるような柔らかさ、甘口のルーはフルーツ(たぶん)が効いていてなんとも深い味わい。いつもこんなに美味しいのだろうか?それとも春スキー営業でメニューを絞っているから手がかけられるのかな?

驚きその4:アトミックGSスキーの扱いやすさ
私には「新しいスキーで挑む初めてのレースは失敗する」というジンクスがあります。このままいくとGSでは来年の園部カップがそれに当たります。園部カップはスクール常連の雌雄を決する重要なレース、失敗は許されません。そこで今シーズン中にレースにでて失敗しておけば厄が落とせる、という我ながら変な理屈で「サロモンかぐらカップ」にエントリーしました。
サロモンカップ
前半2/3は急斜面、残りが緩斜面の長めのコースに、振り幅が大きくインターバルの小さなセット。さほどスピードは出なさそうな感じ。しかし滑ってみるとスピードは出るし、雪面は荒れているしでけっこうオッカナイ。急斜面では旗門をクリアーするのがやっとの状態で、スキーの性能以前に自らの練習不足を痛感(涙)。驚いたのは緩斜面。セットの振りがキツく、クローチングは無理かな?と思いつつ、イチかバチかでつっこんでみると、なんなくクリアできるではありませんか!R21とは思えない深回り性能にビックリです。ただし荷重ポイントはかなり前寄りな感じがします。
なんとか完走はできましたが、あまりにヒドい滑りで順位を確かめる気にもならず、かぐらを後にしました。まあこれだけ不本意な滑りなら、厄は落とせたでしょう(笑)。

最終日は午前中はかぐらでコブ斜面を攻め、午後はスラロームのポールトレーニングに参加して、今シーズンをしめくくりました。1週間くらい滑っていたような、充実した3日間でした。
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