ボクスターでスキー、まとめ。
初めてボクスターで過ごしたこのシーズンもやっと終わりをむかえました。スキー車としてのボクスターの評価をまとめておきたいと思います。
・雪道での走りやすさは?
 結論から書くと「無理しなければ普通に走れる」です。ミッドシップというと「鋭い回頭性」とか「運転が難しい」とか「トラクションで有利」とよく言われます。しかし雪道を実際に走ってみると、特にスピンしやすいわけでもないですし、トラクションもFF車並みで特に強烈ではありません。重心が後ろよりなので、上り坂ではややフロントの接地感は落ちますが、アンダーステアが出まくり、というほどではありません。下り坂ではかえってFF車より走り易いくらいです。ただし、幹線道路でよく出くわす「チェーンの跡がガタガタついている雪道」は苦手です。接地感が甘くなり、ちょっと怖いです。バルケッタよりはましですが。
・PSMは頼りになるか?
 これは必須装備だと思います。とくにトラクションコントロール機能は発進時に気をつかわず済みますし、上り坂では効果絶大で、新雪が積もった道やまだら状に凍結した道でも上手に介入してなんとか発進できました。自分のアクセル+クラッチワークでは、チェーンを巻くはめになったでしょう。一方、スタビリティコントロールとして介入することは稀でした。しかしながら、もしPSMが無ければガードレールに張り付いていたかもしれないわけで、やはり保険としての価値はあると思います。ただし、物理的な限界を超えれば役に立たないので、過信は禁物です。
・弱点は?
 最低地上高とブレーキです。最低地上高は150mmなので、圧雪路であれば問題ありませんが、除雪されていない駐車場は要注意。ラッセル車になる可能性大です。なるべく出口近くに、かつ必ず出口に頭をむけて駐車するようにしています。ブレーキは冷え込んでいると効きが甘くなります。雪に埋もれていた後に走り出す時はブレーキの効き具合を確認して、甘いようなら何度かブレーキを引きずってブレーキを暖めます。駐車場で一度だけ、完全にペダルがすっぽ抜けたことがありましたが、ブレーキ液を交換してからは再発していません。
・オープンカーだけど雪は大丈夫?寒くないの?
 これは意外にも全く大丈夫です。以前乗っていたバルケッタの幌はビニール1枚だけでしたが、寒くありませんし、耐候性も問題ありませんでした。ボクスターの幌は2重構造で内張りもある立派な物なので、もちろん問題ありません。ただし、リアウインドはビニールなので、低温時になにかで突いたりすると割れてしまうので要注意です。
・荷物はつめるの?
 これはばっちりです。前後のトランクの容量は合計で260リッターもあります。
荷物満載
これくらいの荷物を積むことが出来ます。ただし、前のトランクは深くて幅はせまく、後ろのトランクは浅くて幅が広いので、大きなバックよりも小さめのバックに小分けにした方が要領よく積めます。
・で、結局どうなの?
 ボクスターはスキー車として充分使えます!スキーをやりたいから、雪国だからという理由でボクスターに乗ることを諦める必要は無いと思います。ただし、車が2台持てるなら、私もあえてボクスターでスキーには行かないです。もう一台、カイエンを買いますね。
スポンサードリンク