スキーヤーは貸渡車の夢をみるか?

「オープンカーで如何にしてスキーに行くか?」に挑戦してきた元ポルシェ乗りによる「持たないカーライフ」

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東京五輪からまもなく一年。いろいろと感動的なシーンがありましたが、個人的には女子体操競技の村上茉愛選手の活躍が印象に残りました。
彼女自身は出場枠獲得には怪我で貢献できず、逆に枠を獲得した寺本選手が怪我で五輪に出場できない、という状況は、とても複雑かつプレッシャーを感じていたのでは、と想像します。
村上選手は私が体操競技に興味を持つきっかけになった選手の1人なので、厳しい状況にもかかわらず、自分らしさを貫く彼女の演技を手に汗を握って応援していました。

あれから約一年、僅差を制し女子体操個人で初めてメダルを獲得した、種目別ゆかのフィニッシュを描くことにしました。

体操競技を描くのは初めてですし、レオタードはごまかしが効かないので、さまざまなポーズやアングルをスケッチして、自分なりに形を捉えていきました。
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デジタルだと自在に拡大縮尺しながら描けてしまうので、顔はついつい細い線で書き込んでしまい、結果的に印象が弱くなりがちなのがいままでの反省点でした。そこで、全身像で見た時のバランスを考慮し、書き込みを抑えつつ目は大きめにするなど、ややディフォルメ気味に描いています。
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そもそも私は「ダイナミックに描く」ことに苦手意識があり、それを克服するべくアスリートを題材にしています。今回どこまで村上茉愛選手ならではの弾むような躍動感が表現できたかわかりませんが、描いていて本当に楽しかったですね。


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レンタカーの使いにくいポイントは「営業時間内でしか貸し出し、返却ができない」だと思います。レンタカーの営業所は地方でも都内でもだいたい20:00くらいまでなので、「帰りの渋滞を見越して、家の近所に20:00に到着することが必須」となると、かなり余裕をみて現地を出発しなければなりません。これでは週末レジャーの交通手段としては致命的に使いにくいですね。

一方、カーシェアは、24時間いつでも貸し出し返却ができるものの、なんとなく「短距離、短時間で借りるもの」で「長距離、長時間では割高」なイメージがあり、今までスキーやスキー場近辺でクルマを使いたい時は、新幹線駅近くのレンタカー営業所で借りていました。

でもそれって本当か?と思い、今年のゴールデンウィークは、東京からカーシェアで往復してみました。昨年のゴールデンウィーク(新幹線+レンタカー)と費用を比較した表がこれです。
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総費用では、実はカーシェアの方が安いです。ただし、新幹線はえきねっと15%オフの2名で計算してるので、これが35%オフなら接近しますし、1名なら逆転します。

もちろん新幹線は運転しなくていい、時間が読める、などのメリットも大きいですし、ETCの休日割が復活するか否か、ガソリン代は変動が大きいものですから、あくまで参考になればと思います。

 
 

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今回のお題は、モデル、女優の青山倫子さんです。

以前は本名の井上訓子名義で沢山のCMに出演されてました。改名後の「ああ、あの人!」というお仕事は「逃亡者おりん」だとおもいます。

江戸時代という舞台に、変身ヒーローのフォーマットを持ち込んだかなり斬新な時代劇で、肩肘張らず楽しめるのでおすすめです。

それはさておき、私個人としては彼女のことを「存命している日本人女性の中で最高の美女」と思っているので(割と本気)、似顔絵というより、美人画を意識して描いてみました。
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凛としたシャープさの中にも柔らかさのある雰囲気をだすため、顔まわりの輪郭は鉛筆っぽいタッチを残しつつ線の強弱をおさえた一方、髪の毛はGペン風の抑揚を出した線で描いています。
塗りはいつものアニメ風ではなく水彩風に。特に髪の毛は流れがでるように毛束ごと別々に塗ったり、眉毛もメイクアップの輪郭をボカした雰囲気を再現してみたりして、彼女の持つ透明感を意識してみました。
今回の制作にあたり、いろんな画像や動画を見返しましたが、いやー綺麗な人だなあ。
 
 
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ニッサン車特集第二弾は世界初の量産電気自動車、リーフの二代目。私としてもフル電動車は初めての経験です。

走り出してまず感じたのは「静かだなー」ということですね。エンジン音がしないぶん、内装のキシミ音がしたり、補器類からノイズが耳につきそうですが、そういった低級なノイズが全然しません。ロードノイズも抑えられてるし、エアコンの音も静かです。これは一朝一夕には真似できないですね。「電気自動車は構成が単純だから既存自動車メーカーの競争力が低下する」なんて言う人がいますが、そんな事はないなー!と思いました。あと、オーディオの音がいいです。せっかく静かなんだからいい音で聴きたいですよね。
乗り心地も快適です。ボディの下で足がよく動いてとてもフラット。車高も着座位置も乗用車としては高い(低めのSUVくらい)のに、不快なロール感もありません。これは電気自動車ならではの重心の低さも効いてるのかもしれません。

電気自動車となると、ゼロ回転からトルクを発生させるモーターならではの出足の良さを期待しますが、エコモードだとそれは裏切られます。電気なんてガソリンに比べれば安い物なので、航続距離が欲しい時以外はオフにしないと(違う意味で)もったいないです。

加速をしたら減速することになりますが、このクルマは2つの方法を選ぶことができます。
一つは普通のAT車と同じ、ブレーキペダルで減速し、クルマを止める方法。もう一方は、CMでもプッシュしている「eペダル」。アクセルペダルを緩めるだけでブレーキがかかり、そのまま(ブレーキペダルを使わず)停止までできる仕組みで、これらはスイッチで切り替えることができます。
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前者の場合は、全く普通のクルマと同じ感覚で運転できます。クリープ現象も再現されていますし、アクセルを離した時の減速感も「いつもの感じ」です。ブレーキペダルはストローク感が乏しく、ゴムの塊を踏んでいる様な感覚で、踏み始め制動感も不足気味なので少しヒヤッとします。おそらくペダルを踏んでも摩擦ブレーキは停止直前まで使われず、モーターの回生ブレーキでその感触を再現する仕組みだと思いますが、同じ仕組みでも「摩擦感」をだしているハイブリッド車の先例はあるので、ここはもう少し頑張ってほしいです。

後者の「eペダル」ではアクセルを離すと、ブレーキを踏んだような強めの減速があります。停止位置に向かっては、ブレーキの「踏み加減」でなく、アクセルの「離し加減」で調整する事になります。足首の運動だけみれば逆になるので戸惑いそうですが、そうでもないです。よく考えてみると上り坂のAT車と同じなんですよね。
これは慣れるととても楽で、特に加速するとすぐに前走車に追いつくような流れの悪い時や、細くてカーブの多い裏道に向いてます。

ただ、前者の「普通の運転方法」でも、同じくらい楽になるチューニングはある気がします。そうなると何のための「eペダル」?になりますが「加速も制動も一つのデバイスでできる」という電気自動車の仕組みに対しては素直かつシンプルなので、捨てがたいですね。

そしてこのクルマ、完全自動で車庫入れしてくれます。スタートするのに何ステップか操作が必要ですが、簡単です。右側でも左側でも、両側に駐車車両がいようとも、スルスルと必要なら切り返しも使って上手に車庫入れする様は驚異的です。ちょっと斜めだったりしますが。
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作動中は「周囲の安全を確認して下さい」とアナウンスが流れますが、自分がやっていない運転に注意をくばる、というのは意外と難しいです。また、極端に狭い駐車スペースだと障害物があると判定して途中でギブアップすることもあり、その後はドライバーが引き継ぐのですが、他人が投げ出した車庫入れって結構難しいです。
以上のように完璧なシステムではありませんが、想像以上にいい仕事をしてくれるので、これがついてるなら自分で車庫入れはしないですね。
先述の「eペダル」と併せて考えると、もはや丸いハンドルと2つのペダルではかえって運転を難しくしていて、むしろジョイスティックとか3Dマウスひとつで運転する方が良い気すらしてきました。


細かいところですと、ルームミラーはデジタルと従来通りの鏡を切り替えることができます。デジタルはノートのような複雑さがなくシンプルなものです。こちらがデジタルミラー。
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こちらが従来通りの鏡。
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デジタルは後続車が大きく見えて良いのですが、目の焦点をミラーに合わせなければならないので老眼にはきついです(鏡の場合は映った実像に焦点をあわせるので遠い)。切り替えられるようにしたのは偉いです。

今回50km/h、3〜4時間ほど運転しましたが、静かで快適な乗り心地、安定感のある走りは、ものすごく高級なクルマに乗ってるような感覚がありました。低重心や静粛性といった電気自動車ならではの素性の良さだけではない仕上がりの良さがあり、ニッサンの底力を感じました。そして自動パーキングや、(今回割愛しましたが)運転支援システムも熟れたもので、「実用的な走行距離の電気自動車をつくりました」だけではない「未来の運転を体験させてくれるクルマ」だと思います。

今回、日産自動車直系の「NISSAN e-シェアモビ」を利用しました。

普通のカーシェアで長時間借りた時の「距離料金」がないのは魅力的(ガソリン代がないので当たり前と言えば当たり前)ですが、予約した時間よりも早く返却しても料金の減額がない、というのはちょっと使いづらいですね。あとは「チョイ乗り」に適した小型の車を増やして欲しいです。
 
 

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レンタカーやカーシェアで出会うことがなく、個人的にもあまり縁がなかったニッサン車を続けて借りました。第一弾は先代ノート。デビューは2012年、すでに10年前の車ということで、先日のヤリスハイブリッドのレポでも述べた「技術の進歩」を感じる結果となりました。

乗りこんだ第一印象としては、まず内装がチャチで安っぽい。
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ベーシックカーはコストをかけられないのは当然で、それをシンプルな良さに昇華したデザインというのがある思うのですが、それとは真逆の、安っぽさをわざわざ強調してしまってる印象です。質感とカタチの選び方が良くないのかな。

走り出すとその印象は変わります。ボディはとてもシッカリしていてキシミ音もしないし、捩れも感じません。遮音がいいのか元々ノイズ源を抑え込んでるのか静粛性も高いです。

しかし幹線道路にはいるとかなり残念です。
まず出足がトロく、アクセルを踏んでも思うように加速しません。その割にジッと我慢して踏んでるといつの間にかスピードにのってます。そこでブレーキを踏んでもペダルの踏み代が大きすぎて、かなり奥まで踏み込まないとスピードが落ちず怖い思いをします。その割に効き始めると急に制動力が立ち上がります。走行距離もいってたので、バッドが減ってるのかもしれませんが、とにかく加減速については、いちいち直感に背くクルマです。

ルームミラーはデジタル式を奢ってますが、やたら画面が分割されていて、何が映っているのかピンとこず、やはり直感的ではありません。バックモニターなら普通ににナビ画面に出せばいいのであって、お金のかけ所が間違ってると思います。だったらチャチな内装の質感を上げて欲しい。
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初めにも触れましたが、基本設計はすでに10年以上経過しているので、どうしても厳しい評価になってしまいます。言い換えれば、人の直感に沿って動くようにするという点でクルマの進歩の凄さを感じました。こういうのは「こう図面を引けばこうなる」という単純な方程式がないと思うので、作り手の努力と積み重ねの力を感じますね。

とはいえ、カーシェのユーザーとしては、所有するしがらみと無縁なのがメリットなので、運営には古いクルマは更新して欲しいし、ユーザーはわざわざ古いクルマを選ばないよう気をつけたいですね。


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毎年6月の恒例、NegiccoのMeguさん生誕イラストです。

Meguさんは、昨年から新潟の放送局でヨガのミニ番組を担当されているのですが、これが伸びやかで健康的な彼女にピッタリで、ファン必見の番組になっています。

私も最近ヨガに通い始めたこともあり、せっかくならヨガに使えるTシャツにプリントしてみよう、ということで、グラッフィックデザインぽくモノトーンに差し色でまとめてみました。
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ロゴはヒンディー語で「Meguと一緒にヨガしませんか?」と書いてあります(Google先生が正しければ)。
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背面は鏡像デザインのバックショットで、裏表があるTシャツならではのトリック感を出してみました。
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ヨガのレッスンに来ていくと「なにそのTシャツ!?」「どこで売ってるんですか?」とインストラクターから質問攻めになります。もちろん販売はしてません(笑)。
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少し時間がたちましたが、ゴールデンウィーク中にGRでないヤリスで長距離と峠道をたくさん走ることができたのでレポしたいと思います。

ヤリスのショートインプレとGRヤリスは以前紹介してるので、一読いただけると幸いです。




結論から言えば、期待どおりの仕上がりであるばかりでなく、価値観が問い直されるような凄いクルマでした。

パワーはエンジン91馬力にモーター80馬力、これで車重は1.3トンほどなので遅いはずがありません。アクセルの踏み加減に対して遅すぎず速すぎずナチュラルに加速してくれます。
ハンドリングはステアリング操作に遅れることなくノーズが入ってくるのは先代ヴィッツやGRヤリス譲り。気持ちいいだけでなく、安心感も高いです。リアの追従はややモサっとしてますが、気になるのはS字カーブを素早く切り返した時くらい。スポーツカーじゃないのでこれでぜんぜん及第点でしょう。
高速ではやや腰の高さを感じますが総じて快適で、適度な保舵力でラクチンにまっすぐ走ります。
どんなシーンでも、ドライバーの操作に対し直感に背くことなく、イメージ通りに動いてくれるクルマです。

このクルマ、私が90年代半ばまでに乗ったどんなクルマよりシンプルなメカニズムで、クラスが下にもかかわらず、明らかに思い通りによく曲がり、よく止まり、速くて快適です。リアサスなんてトーションビームですから、独立懸架ですらありません。この30年の間、シャシーやサスペンションに飛躍的な技術革新があったわけでもないのに、この進歩は凄いと思います。

一方で、電子的な運転支援機構には飛躍的な革新がありました。このクルマには、アダプティブクルーズコントロールや、レーントレースアシストが装備されており、実は今回初めて使ってみました。

クルーズコントロールについては、下手なドライバーを助手席から見守るようにヤキモキしてかえって疲れてしまうのでは?という先入観があったのですが、そんなことはありませんでした。
「クルマの流れを少し上回る速度に設定する」というコツは必要ですが、ギクシャクすることもイライラすることもなく、スムーズに前のクルマについていってくれます。原理的にはそんなに先の流れまで読んでないはずなのに大したものです。
レーントレースアシストは、生真面目にセンターをキープしようとします。隣車線に大型車がいると無意識に反対側に寄ってしまったりしますが、その程度でも修正を入れてきて、その感触はワダチにハンドルを取られたような感じで、気持ち良くはないのですが、誰でも知ってる感触に似せてあるのはなるほどー、と思いました。

こうした運転支援機能を使って高速道路を走るのは、運転しているというより、大型船の船長になって操舵手に指示を出してるみたいな感じで不思議な安心感があります。

帰り道はがっつり渋滞にはまり、車を手放して以来1年ぶりの5時間超えの連続運転でしたが、あまり疲れを感じませんでした。とくにシートは秀逸で、練馬インターを降りてから「そういえばお尻が痛いな」と感じた程度。シート形状だけでなく、生地の選択が適切でドラポジが崩れないんですね。
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ちなみにGRヤリスとはシートの厚みが違い、やや着座位置が高く、前方視界も良いです。

荷室は先代ヴィッツとほぼ変わらず、リアシートを倒せば170センチくらいのスキー板が斜めに積めます。
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このクルマは、「走る曲がる止まる」という性能と、運転の楽しさや使い勝手、快適さといった価値が絶妙なバランスで、かつそれぞれが高いレベルにあります。ただ車体が小さいだけで、その出来栄えば車格=クラスを超えたものがあると思います。ベーシックカーは我慢を強いられるもので、クラスがあがるほど満足度が高くなる、という常識を覆しつつ、いわゆる「小さな高級車」とも違います。我々が漠然と抱いている「クルマというものの価値観や尺度」について、一度立ち止まって考え直すことを提案されている気さえしてきました。これはほんとうに凄いクルマです。
 
 
 
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クルマを手放して1年が経過しました。金銭的負担はどれくらいだったのか、それに対する私の気分はどうかも含めてまとめてみたいと思います。

昨年4月から、今年の4月まで、レンタカー、カーシェアに支払った金額は¥89,689でした。内訳は以下の通りです。

レンタカー        ¥57,312
レンタカーのガソリン代  ¥4,965
カーシェア         ¥27,412
合計        ¥89,689

カーシェアはだいたい月1回ほどの利用。
レンタカーの内訳は、昨年のGWで借りたフィットが96時間で¥25,220、秋に借りたGRヤリスが45時間で¥33,550でした。



昨年は夏休みにオリンピックを観ていてどこにも出かけなかったのはイレギュラーですね。その分GRヤリスで贅沢した感じです。

もしボクスターを所有していた場合、この9万円弱という金額では、自動車税と任意保険を払うのにちょっと足りないくらいです。車の維持には車検や駐車場代、ガソリン代もあるので、とうてい賄えません。いずれも一般的な国産車に比べれば高額ですが、法外に高いわけでもないと思います。
車両代はローンが払い終わればゼロですが、私の場合はほぼ同額を次の車の頭金として貯金していたので、ずっと払っていたことになります。

ポルシェを所有して乗ることは最高のドライビング体験であるばかりでなく、一流を我が物として味わうという、人生経験として代え難いものではありますが、コスト差がそれに見合うか?といわれると疑問です。

ポルシェを持たない代わりにレンタカーやエクスペリエンスセンターを利用するという選択肢もあるのですが、結局は利用しませんでした。



レンタカーで借り出しても、高額な割に公道でその真価を味うチャンスが少ないのは同じです。かといってエクスペリエンスセンターのようなクローズドコースでお金を払うならいっそのことフォーミュラカーを運転する方が貴重な体験ができそうです。


これは「普段使いできる乗用車として洗練されているのに、レーシングカーのように速くて楽しい」というポルシェの凄さこそのジレンマと言えます。

ポルシェに関していえば、峠道が近くにあるなど、真価を味わえる環境が整っているか、週末ごとに箱根に通うほど運転が好きか「所有する」だけで満足できるか、いずれかの場合でないと「もったいない」かもしれないです。
かといって一般的なクルマでも維持費や車両代はそれなりに必要なので、公共交通機関が無いなど、クルマがないと暮らせない環境でなければ、やっぱり「もったいない」。これがこの1年での私の結論ですね。

一方、カーシェアやレンタカーでいろんなクルマを運転したことは、面白かったですし、視野やがひろがる経験にもなり興味深いものでした。

特に今年のゴールデンウィークに借りた「普通のヤリス」は私の価値観を揺さぶるすごいクルマでした。次回更新で詳しくレポしますのでお楽しみに。
 
 
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今まで何度か借りたことのあるマツダ2ですが、少し長距離と高速道路を走ったので追加のインプレッションです。
今回初めて装着されたナビを使ってみたのですが、ユーザーインターフェイスとしてかなり謎な点がありました。ナビでは1番多く使うであろうホームボタン(ホームメニュー)がナビ周辺にも画面の中にも見当たらないのです。これではスマホの接続も、目的地登録もできません。
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よくみると画面の下に「メニューはハンドル左のホームボタンを押してください」とのシールが。
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いや、それってどうなの?
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ハンドルにホームボタンがあってもいいと思いますが、あらゆる操作の起点となるホームボタンがナビ本体にない、というのは?
さらに画面も遠く、視線移動が少ないのはいいのですが、指が届きません。
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同じマツダでも3は手元のダイヤルので操作するのが秀逸だったので、これは残念です。まあ2は元々デミオなので設計も古いですし、クラスも下なのでしょうがないかも。
ところでこのシール、タイムズカーシェアが貼ったとしたらたいしたものです。クレームが発端ならきちんと対応しているわけですし、自分たちで気付いたなら貸し出すクルマをキチンとレビューしてるからです。

一方、走りの方は良かったです。着座位置の割に腰高な印象がなく挙動は落ち着いてますし、目地段差も上手くいなします。ステアリングの反応もクイックすぎずリニアで、自分の感覚に合ってます。スポーティーだけれどスパルタンでなく、普段使いに丁度いい感じです。(マニュアルシフトの方向は除く!)。ボディの捩れなどは感じませんが、ロードノイズは大きめで、そこいらに設計の古さを感じました。

シートはポジションや圧分布は悪くないのですが、座面が滑りやすく、無意識に踏ん張っていたのか100キロちょっとのドライブで両足が少し疲れました。運転してる最中には感じなかったのでちょっと惜しいポイントです。

おそらく近々モデルチェンジすると思いますので、ナビ周りや静粛性が改善されると、カーシェアのお気に入りNo.1になりそうです。

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井上昌己さんがラジオ番組で語ったところによると、最新ミニアルバムのタイトル曲「レッドアイは知っている」と「残り香」は「同じ世界観の曲だから、曲順を並べてある」のだそうです。確かにこの2曲は恋の始まりと終わりになっていて、サウンド的にもギターの印象深さが繋がってる感じがします。

そこで、この2曲をシングルカットしたならば…と言う妄想でジャケットをデザインしてみました。
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表ジャケットは先日のメガネ姿の昌己さんのイラストを修正して活用。煮え切らない(おそらく年下)の男性に「じれったい」と嘆く歌詞は、すこし挑発するようなこのイラストの表情が上手くハマります(自画自賛)。
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裏ジャケはメガネとレッドアイ。メガネを外した主人公の恋の行方は…注がれたままのレッドアイだけが知っているのです。
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CDケースにいれて完成、では寂しいと思ったら、ありました。見開きで額装できるフレーム。


先日のライブ後にご本人にお渡し。ブログにもチラッと登場させていただきました。

 
 
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